中外製薬presents 健やかDAYS

2019.11.25

#27 スキンシップの効果とは?

「聞くだけで元気になる情報」をお届けする”ぐっさんの健やかDAYS”
今回は、代打でアンディーこと、安東弘樹さんが担当!
第26回目のテーマは…「家族とスキンシップ」

最近、テレビのCMで見かける「7秒ハグ」ってご存知でしょうか?
1日7秒以上の「ハグ」で、大切な人との絆が強くなるよ…という内容。
で、あなたの大切な人は誰ですか?抱きしめてください…ってCMなんです。
 
「7秒ハグ」には、どんな効果があるのか?
この7秒ハグの提唱者、教育研究家の「石川幸夫先生」の解説が
WEBサイトに載っていました。
 
それによると…
科学の進歩によって、親子間のコミュニケーションにテレビやゲームなどの
機械が入るようになった昨今、教育現場で大きな変化が現れるようになりました。
それは、子どもが先生に、やたらと触れるようになったこと。
寄り添ってくるというよりも、手を添えたり握ったりする仕草で、
子どもが実は触れ合いを求めているのではないかと感じたそうです。
その違和感が、ハグというスキンシップに注目をしたキッカケだそうです。
 
今の時代、子どもに触れること、夫婦でも互いに触れ合うことも少なく、
それぞれがキーボードやスマホに触れている方が、
時間も回数も長くなっています。
人間的な結びつきや親子の絆など、
ハグはすべてに共通した言葉では伝えきれない方法。
「7秒間のハグ」は、温もりから相手を感じることのできる、心のスキンシップなのです。
 
こういった、ハグなど、スキンシップを行うことによって…
お互いの心を安定させたり、落ち着きをもたらせたり、そんな効果があります。
実際に、数百名を対象に実験を行なった結果、7秒から8秒ハグをすることで、
体温が伝わることもわかったそうです。
子供の頃、悲しかったり、怖かったり、泣きそうなときは、
自然と親兄弟に抱きついていましたよね。
 
また、親子間だけではなく、夫婦はもっと密にハグをするべきなんだそうです。
夫婦が温もりを感じて、安心、安全であると体感することで、
家庭の中の空気が温もりに包まれ、
その空気を子どもが肌で感じることができます。
ハグするようなお父さんお母さんなら、ちょっと恥ずかしいけど、
子供から見ても何となくうれしい光景かもしれませんね。
 
スキンシップによって、「幸せホルモン」「抱擁ホルモン」とも呼ばれる
「オキシトシン」というホルモンが分泌されるという研究結果もあります。
 
研究チームの論文では、
「飼い主とイヌが触れ合うことで互いにオキシトシンが分泌される」
という報告もあるんです。
 
人と人との肉体的な接触や、
簡単なボディタッチでも分泌されるというオキシトシン。
21世紀ニュータイプな現代人は、
「オキシトシン不足」になりやすい状況にいます。
 
近年、この「オキシトシン」ホルモンの研究が進み、その驚くべき“神秘の力”に、
注目が集まっています。
「多幸感」
「ストレス緩和」
「不安・恐怖心の減少」
「学習意欲・記憶力の向上」
「心臓機能の向上」
「感染症予防」 …その他にもいろいろ
 
いかがでしょうか?
お医者さんにも薬品にも頼らないで、こんなに健康への効果が高い
「オキシトシン」ホルモン。
ジャンジャン分泌させた方が、絶対お得ですよね。
そのためには、身近にいる大切な人…両親、パートナー、子供、ペット…など。
「大好き」って思いを、ハグと一緒に伝えてみましょう。
 

  • 中外製薬
パートナー
  • 東島衣里
    東島衣里