中外製薬presents 健やかDAYS

2019.10.21

#23 健康的にお酒を飲むには?

「聞くだけで元気になる情報」をお届けする”ぐっさんの健やかDAYS”
第23回目のテーマは…「健康とお酒」

どうせお酒を飲むなら、できるだけ体に悪い影響は少なく、
健康的に飲めたほうが良いですよね。
今回は、どんなお酒を、どのぐらい飲むと健康的にダメージが少ないのか…
というお話です。

▼適量とは
厚生労働省が推進する、国民健康づくり運動というのがあります。
それによると、「節度ある適度な飲酒量」は、純アルコールで1日当たり
「平均約20g程度」とのこと。
純アルコールっていうのは、飲んだドリンクの量ではんく、
お酒に含まれるアルコールだけの量のこと。

純アルコール20gに相当する酒量は、
▼ビールなら、ロング缶1本
▼日本酒なら1合
▼ウイスキーならダブル1杯
▼ワインならグラス2杯弱
▼チューハイなら缶1本

▼お酒の種類
「お酒」は作り方の違いで、「醸造」「蒸留」「混成」の3つに分かれます。

まずは、「醸造酒」。
主に、ワインや日本酒やビールなどですが…
酵母の発酵作用で製造したお酒。
糖類(果実など)や、穀物(大麦・米など)が原料。
アルコール度数は、最高でも20度ぐらいと、あまり高くないお酒が「醸造酒」。

続いて、「蒸留酒」。
聞いたことありますよね。
別名は「スピリッツ」。
ラム、ブランデー、泡盛、焼酎、ウオッカ、ウィスキー、ジンなど。
「蒸留酒」は、先ほど紹介の醸造したお酒を、さらに加熱して蒸留したもの。
同じく、糖類(果実など)や穀物(大麦・米など)が原料。
こちらはアルコール度数が高く、カクテルの材料にもなるのが「蒸留酒」。

最後は、「混成酒」。
梅酒、マムシ酒など。
醸造酒や蒸留酒に、香料(ハーブなど)や果実、糖類を加えたもの。
ちなみに、蒸留ベースの混成酒を「リキュール」といって、
カクテルを作るときのベースになったりもします。

▼飲み方
大まかに3タイプのお酒があるわけですが…
どう飲むのが、太りにくいのか…
「とりあえずビール」は…最初の1杯までにしましょう。
どうしても、乾杯の時はビールが基本になっちゃいますから、ここはしょうがない。
なので、最初の1杯まではいいでしょう。

しかし、ビールは「糖質」が多いから、血糖値も上がって、
糖を脂肪に変えて体にためこむお酒。ということは、太りやすいお酒ですね。
ただ、乾杯は付き合いで合わせることもあります。
なので、2杯目からコントロールして、飲んでいきましょう。

▼正しく飲む
最後に、「アルコール健康医学協会」が推奨する正しいお酒の飲み方を、
学んでおきましょう。
まず、「すきっ腹では飲まない」。
空腹時にお酒を飲むと、あっという間にアルコールが吸収され、
悪酔いの原因となります。
そのためにも、食べながら飲むこと。
こちら、おぼえ方があるんです。
それが「食べながら 適量範囲で ゆっくりと」

そして大事なのは、「休肝日を作る」。
やっぱり、どれだけ気をつけて飲んでも、毎日はダメです。
週に2日は、休肝日を作りましょう。
あと、「強いお酒は薄めて飲む」ことも忘れずに。

ということで…
今回は、どうせお酒を飲むならば、できるだけ健康的に、そして太りにくく…
というお話でした。

  • 中外製薬
パートナー
  • 東島衣里
    東島衣里