中外製薬presents 健やかDAYS

2019.05.13

#5 靴底から分かる、アナタの健康状態とは?

「聞くだけで元気になる情報」をお届けする”ぐっさんの健やかDAYS”

第5回目のテーマは…「靴底の減り方 診断」

いわゆる、靴のソールのことです。
ご存知のない方は多いかもしれませんが、
靴底の減り方は、人ぞれぞれによって違うんです。

ちなみに、ぐっさんはというと…
「かかとの外側がすり減ってしまう」とのこと。

実は、靴底の減り方を見ると、足や腰など、全身の健康状態を知ることができます。
主に、減り方には5パターンがありまして・・・

パターン①「カカトや靴の外側が、主に減っている」
ぐっさんが当てはるこの減り方は…「正常」です。

歩くときは、かかとの外側から着地し、足裏全体を着いて、
親指の付け根で地面を蹴っているので、正しい靴底のすり減り方となります。

パターン②「靴底の中心部分がすり減っている」
この減り方は…「猫背や腰痛になりやすいパターン」です。

これは、アキレス腱が縮んでいる人に多い、靴底の減り方なので、
つま先より、カカトが高くなった状態…
例えば、ヒールとかをよく履いたりなどが続くと…、
アキレス腱が縮んだまま硬くなってしまうため、
カカトの低い靴を履いた時、体が縮んだアキレス腱に引っ張られて後ろに傾き、
それを元に戻そうと前かがみで猫背になってしまいます。
その結果、姿勢が悪くなり、腰痛にもつながってしまうのです。

このように、靴底の中心が特にすり減っている方の改善法は…
「アキレス腱を伸ばすこと」

パターン③「靴の内側が擦り減っている」
この歩きかたは、様々な足のトラブルの原因になります。

人間の足は、中心が中指ではなく、人差し指にあります。
そのため、足の中心から内側の親指側のほうが狭く、負荷がかかると弱いため、
足は内側に傾きやすい構造になっています。

内側に倒れている状態が続くと、足のアーチがつぶされて、
扁平足になってしまうことも。
すると、外反母趾、タコやウオノメ、巻き爪など、
様々なトラブルを起こしやすくなってしまうのです。

このような、靴の内側がすり減る方の改善方法は…
「足を地面にしっかり着けて歩く」

パターン④「靴底の外側が主に減っている」
このタイプは、足首が外側に傾く人に多いパターンです。

本来は正面を向くはずの膝が、外を向いてしまい、
足を外側に向けて歩くので、ふくらはぎの骨がねじれ、
足首や膝に負担がかかっています。

また、足で衝撃を吸収することができず、
膝や股関節に大きな負担がかかり、膝痛や股関節痛の原因になることも多いです。

このタイプの方は、改善策として
「股関節を内側に倒す感じで、膝の位置を正す」ことをイメージして、
歩いてみるのが良いでしょう。

パターン⑤「靴底の減り方が左右で違う」

これは、どちらかの足が強く、重心が偏っているか、
もしくは左右の足の長さが違っていることも考えられます。

生まれつき、左右の脚の骨の長さが違う場合もありますが、
どちらかの足のアーチがつぶれてしまって、
膝から下の長さに差が出ていることもあります。

左右差があっても、1〜2センチくらいまでなら大きな影響はないのですが、
それ以上の差があると、一方の膝や股関節に負担がかかり、痛みの原因になります。
こういった場合は、専門医にかかって原因を突き止めた方がいいでしょう。

このように靴底の減り方で、歩き方、体の調子、特徴や癖などを知ることができます。
今回挙げた靴底の減り方5パターンのうち、問題がないのは…
パターン①の「カカトのやや外側が減っている」だけです。

これ以外のすり減り方は、何らかの原因だったり、
歩き方や履いている靴に問題があるのかもしれません。
痛くなったりする前に、病院で受診するのが良いでしょう。

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