古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2023.08.06

2023年8月6日放送『真夏の夜の夢まつり』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第82回目のテーマは『真夏の夜の夢まつり』。

「真夏の夜の夢」といえば、ユーミンの楽曲が有名ですが、

実は、同じタイトルが付いた楽曲は他にもあります。

そこで今回は、「真夏の夜の夢まつり」と題し、

様々な人が歌う「真夏の夜の夢」をご紹介していきました。

 

まず1曲目は、野口五郎さんで「真夏の夜の夢」。

「真夏の夜の夢」というのは、シェイクスピアによる

喜劇の題名として昔から知られているものです。

こちらの五郎さんの楽曲は、歌詞に出てくる

「蝶」「薔薇」「蜜の味」などの歌詞が、

いかにもシェイクスピアの作品を思わせると言われています。

ちなみに五郎さんは、小学生の時にギターに目覚めたそうですが、

アイドルがゆえに、あまり人前でギターを弾かせてもらえず、

シングル30枚目となるこの曲で、

初めてギターを弾きながら歌わせてもらえたようです。

 

続いて2曲目は、光GENJIで「真夏の夜の夢」。

1991年にリリースした2枚目のミニアルバム

「ひと夏ひと夜」に収録されています。

このミニアルバムは、波の音から始まり、

波の音で終わるという洒落た作品で、

恋をする二人が一緒に朝を迎えるまでの様子が順を追って描かれています。

 

3曲目は、WINKで「Mysterious〜真夏の夜の夢〜」。

メインタイトルは「ミステリアス」。

実はシェイクスピアの戯曲は、「真夏」とタイトルにありながらも

実際は「夏至前」のお話なんだそうです。

古くから夏至前後は、「不思議な出来事が起こる季節」と

言われていたようなので、この曲もそのような背景を

ベースに作られたのかもしれません。

 

お別れの曲は、稲垣潤一 Duet with 岡本真夜で「真夏の夜の夢」でした。

こちらは、ユーミンが歌う「真夏の夜の夢」のカバーバージョンです。

これまでに豪華なアーティストたちがカバーしてきた楽曲ですが、

他とちょっと違うのが、稲垣潤一さん。

ソロではなく、岡本真夜さんと二人で歌われています。

本家ユーミンとは一味違う「真夏の夜の夢」をお楽しみください。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2023年8月13日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

最新番組ブログ
パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
    ミッツ・マングローブ
    ミッツ・マングローブ

    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。