音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、
毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を
ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。
第112回目のテーマは『双子特集』。
芸能界においては、いつの時代にも双子という枠・席があります。
今回は「双子特集」と題して、
顔や背格好だけでなく、歌声にも注目してお届けします。
まず1曲目は、ザ・リリーズで「好きよキャプテン」。
そして続けてお送りしたのは、FLIP-FLAPで「ふたりの浜辺で」。
ザ・リリーズは、75年にデビューをしますが、
これはこの年にザ・ピーナッツが引退するため、
ザ・ピーナッツが所属する渡辺プロダクションが、
ふたりの後継者としてザ・リリーズをデビューさせたそうです。
双子枠には大きな価値があったことがうかがえます。
3曲目は、工藤兄弟で「もっと俺のそばにおいでよ」。
工藤兄弟は、ホリプロタレントスカウトキャラバンに合格し、
92年から「笑っていいとも」でいいとも青年隊を務めました。
2008年に芸能界を引退されていますが、引退間際には、
「双子というセットで見られることが嫌だった」そうです。
今回お聴きいただいた曲は92年リリースのデビュー曲でした。
4曲目は、おすぎとピーコ「ザ・パーティー」より一部お聴きいただきました。
この「ザ・パーティー」とは、おすピーさんがリリースしたLP。
このレコードは、79年、
実際に帝国ホテルであった35歳の誕生パーティーをベースに、
その後、新たにつくられた、実況中継風の録音盤です。
司会は久米宏さんで、ゲストに大島渚さんや大屋政子さん、
小森和子さん、西田敏行さんなどが登場し、
おすぎさん、ピーコさんがひたすら喋る・・という内容です。
お別れの曲は、ツインキーで「君の瞳に恋してる」でした。
80年代にデビューした双子ユニットの多くは、
爆発的な人気・・とまでには至りませんでしたが、
のちに再評価されたのが、ツインキーのこの曲です。
原曲はフランキー・ヴァリで、
日本では86年に少女隊が日本語でカバーしましたが、
翌年それをさらにツインキーがカバーしました。
番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、
mco@1242.com までお寄せください。
お葉書は、
〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。
次回の放送は、2024年4月14日(日)17:30〜です。
どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!
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