ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週日曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略部門 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

今回のテーマは「スポーツ選手のセカンドキャリア」！

現役引退後のセカンドキャリア

八木：現役引退後のセカンドキャリアは、
現役時代からある程度思い描いていたのでしょうか？

北島：僕はプレイヤーとして水泳競技をしていく中で、
もっと幅広く水泳競技をいろいろな方に知ってもらいたいと思い、
2009年に選手をしながら会社を作ったりしていました。
選手は、いかに競技と向き合い今何をすべきかを考えているので、
引退してからのことを考えている方は少ないと思います。

選手が引退した後に、何を持ち玉として社会に出て勝負できるかということを、
企業さんの協力のもと、アスリートに教えてもらうことはすごく大切だと思います。

アスリートのマネジメント

生井：北島さんは昔から人材育成に興味があったんでしょうか？

北島：僕のコーチは素晴らしい人で、1日36時間くらい水泳のことを考えていたり、選手のことを四六時中考えている人だったので、
僕はこの指導者にはなれない、なりたくないなと思いました。
ですので、指導者やサポートチームの地位向上をしたいと思いました。

八木：今アスリートのマネジメント会社をやられているのはそこの思いもあったからでしょうか？

北島：アスリートのマネジメントと言っても、選手を強くすることはできないので、
環境整備や、いろいろな人の話を聞いて競技以外の分野の視野を広めてもらえるように動いています。

北島さんが最も情熱を燃やしていること

八木：いま、北島さんが最も情熱を燃やしていることや、この先の夢はなんでしょうか？

北島：水泳を通していろいろな仲間に出会ったり、事業をさせていただいています。
今やっていることに誇りを持ち、何を残せるか考えながら活動していきたいと思っています。

生井：新しいことをやるというのは、今まで積み上げてきた歴史に新しい風を入れるので、とても大変だと思うのですが、その辺はいいアイデアがあるのでしょうか？

北島：水泳は歴史のある競技ですので、
改革と言って新しいものを詰め込んで、良かったものが見えなくなってしまうと良くないと思います。
水泳はもともと人々の健康や教育的な側面が強かったと思いますので、
見てくれる人も楽しんで、また、やる子も成長を感じられるものにしていかないといけないと思っています。

番組への感想やご質問をお待ちしています！

番組では、リスナーの皆さんからのビジネスについての質問、感想をお待ちしています！

 メールアドレス:  jl@1242.com