ニッポン放送の新番組「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

毎週木曜日の21時からお送りします。

パーソナリティは、花王株式会社 DX戦略推進センター ECビジネス推進部 生井秀一とアナウンサーの八木ひとみです！

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

今回のテーマは「エンタメDX」！

八木：今夜はエンタメということですね。

生井：私もお笑いが大好きで、新宿のルミネによくお笑いライブを観に行ってたんですが、コロナ禍になり動画をよく見るようになりました。その辺りの変化も踏まえ色々と伺っていきたいと思います！

ゲストは吉本興業株式会社 取締役 山地克明さん！

ドーナツ食べ放題で就職先を決めた！？

八木：神戸大学経営学部から吉本興業へ入社されたんですが、芸人さんを目指していたのでしょうか？

山地：全然違いますね、裏方で入りました。お笑いが好きだったので好きなことを仕事にできればいいなと、就職活動中に突如思いました。
吉本興業にOB訪問した際に、待ち合わせ場所がミスタードーナツで、食べ放題付きだったので、決めた感じですね。（笑）
ラフな感じが合うと思いました。

八木：最初の所属はどちらだったんですか？

山地：新入社員研修の後、東京配属になり、ロンドンブーツさんの現場マネージャーになりました。
2年目には、ココリコさんのスケジュールを管理する責任のあるマネージャーになりました。

八木：かなり若い段階で責任のある立場になられたんですね！

早期に取り組んでいたエンタメDX

八木：マネージャーを経て、デジタル長になられたんですね。当時は具体的にどういったことをされていたんでしょうか。

山地：ココリコさんが黄金伝説に出ていた頃に、すごく多忙なスケジュールの中、全国ライブをやりたいと言ったんですね。どこにそんな時間が！？ということで、インターネットの単独ライブをやりました。もう約23年前になりますね。

生井：それはどこで流したんですか。

山地：弊社のホームページで流しました。ものすごくお金がかかりましたね。（笑）
私がデジタルに興味があるということで、デジタル畑に異動になりました。
当時は回線も細かったんですが、頑張って映像配信をしていました。

生井：そういう経緯があったんですね！
デジタルにご興味があったんですね。

山地：そうですね、違う路線や新しいことに興味がありましたね。

進化し続ける吉本興業のエンタメDX

八木：この20年でデジタルがすごく発展したと思うのですが、一番変わったなと思うことはありますか？

山地：タレントさん本人の意識が変わりましたね。
昔は、テレビで売れてスターになるという意識だったんですが、今はデジタルだけで食べられるようにする、デジタルで顧客との接点を持っておくなどの意識をタレントさんが持たれていますね。

八木：山地さんにとってのターニングポイントや乗り越えた大きな壁はありますか？

山地：まだ乗り越えられていないんですが。（笑）今まさに途中ですね。
まだまだ劇場やテレビを中心に動いているので、そちらも大切にしながらお客さんと直接デジタルで繋がることが今後重要だと思うので、そのことを社員も含めて完璧に理解をし芸人さんと一丸となってエンタメDXを進めて行かなくてはいけないと思います。

次回も山地克明さんにお話を引き続きお伺いします！

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