あなたがよく使う掃除道具は何ですか?
編集長の立川晴の輔です。「掃除道具」と聞いてパッと思い浮かべるのは、今の時代、サイクロン式掃除機とかロボット掃除機ですかね。あとフローリング用のワイパー。粘着テープで掃除するコロコロも時々使いますけどね。
昔は「掃除道具」と言えば「ほうき、ちりとり、雑巾」ですよ。小学生の頃、教室で「雑巾がけ」しました。今から40年位前になりますけど思い出します。今も小学校では児童が「雑巾がけ」やっているのですかね?
「雑巾がけ」は身体全体の筋肉を使うので、いい運動になっている。と聞いたことがあります。手で雑巾を床に押し当てて四つん這い姿勢で前進していく。体感を鍛える効果があるのだとか。「小学校での雑巾がけ」ってひょっとして、身体づくりの一つだったのかもしれません。
今回は、そんな「雑巾」にまつわる話題!舞台は広島県安芸高田市。
安芸高田市(あきたかたし)は、広島県の北部に位置する市。戦国大名の毛利元就の本拠地として知られ、その居城でもある郡山城が所在する。
市内に急峻な山岳はないが、鷹の巣山、大土山、犬伏山などの山々に囲まれており、小起伏の丘陵と小盆地が帯状に連なる。旧美土里町、旧高宮町は豪雪地帯に指定されている。wikiより引用
その町のある小学校を会場にした「雑巾がけ」のタイムアタックレース!その名も「G-1グランプリinごうの」という大会が2月23日に開催されます。今、その参加者を募集していて話題になっているのです。雑巾掛けのレース、なんかちょっと子供心に火がつくというか、楽しそうですね!
この大会を主催する「NPO法人 郷野の郷運営委員会」の水藤邦夫さんにお話しを伺います。
晴の輔 雑巾がけのタイムアタックレースという「G-1グランプリ」とは、どのような大会なのですか?
水藤「会場が廃校した築90年の木造校舎で、廊下が全長64mありまして、そこを使って2人一組でスタートして競争する、タイムアタックレースを開催するものです」
晴の輔 雑巾がけの50m走みたいな感じですか?
水藤「そうですね。昨年も3歳から74歳と幅広い年齢層でして、年齢によって走る距離を定めています。入学前の子どもさんが10m、小学校低学年が30m、小学校高学年と一般男子・女子が50mです。また50歳以上のマスターズがあるのですけど、しんどいので30mに減らしています」
晴の輔 (笑)なるほど!個人でやるのですね?
水藤「団体の部もありまして、3人一組で30mを1.5往復してタイムを競うのですけど、3人のうち1人以上女性を入れてもらうなど年齢や性別によりハンデを設けて女性や年長者チームが不利にならないようにします。おばあちゃんと息子さんと子どもさんという3代のチームもありました」
水藤「80名ですが、ほとんどの方が個人と団体の両方出られましたので、延べ人数で行くと130人になりました」
晴の輔 何回目の開催なのでしょう?
水藤「G-1グランプリとしては今年で2回目です。廃校になる前の数年は『ぬかピカレース』としてマスコミにも取り上げられるような学校行事でした。」
水藤「そうです。それを私らがイベントとして復活させました」
晴の輔 なるほど!小学校の校舎でやっているのが良いですね!
水藤「普通の鉄筋コンクリートではなく木造校舎ですので、味わいがあります。皆さんもレースも楽しみなのだけど、ご年配の方は『昔こんな学校あったよね』など懐かしさも加わって皆さん楽しんでおられます」
晴の輔 卒業生の方々も多い?
水藤「はい、広島市内から駆けつけて来られます」
水藤「自分が卒業した学校がにぎやかになれば、やっぱり嬉しいですよね」
晴の輔 木造の建物自体にもすごく価値があるのだろうと想像します。また、そこに人が集っていることが実にいいですね。大会の参加締め切りはいつまでになりますか?
水藤「1月31日(金)迄受け付けていますが、個人100名、団体20組の定員に達し次第締切ります。詳細は『安芸高田の小さなイベントブログ』や『Facebook』に掲載されております」
晴の輔 大人にとっては、ストレス解消にもなりそうです。
水藤「なるかもしれないですね。力いっぱい走って、大きな声出してね」
水藤「(笑)さすが上手いですね!」
【どっちだ!?晴の輔】
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが「G-1グランプリ」に参加するなら・・・
・一般男子、50メートルに参加する
それとも
・50歳以上のマスターズ、30メートルに参加する
どっちだ!?晴の輔
50歳以上はマスターズでもいいのか。僕は52歳だから…えーと、どうしよう?雑巾がけでしょう?あ、前者が50mで後者が30mということで、よし、決めました!
「後者の50歳以上マスターズ、30メートルに参加する」
今日は「広島県安芸高田市で開催される雑巾がけのレース!『G-1グランプリ』に迫る!」というトピックスでお届けしました。築90年の木造校舎を使ってやる雑巾がけのタイムアタックレース。廃校される前の小学校で元々やっていた「雑巾がけのレース」を見事に復活させたのですね。地域の3歳から70代の方がレースに参加、雑巾がけで地域が盛り上がる!いいですね。
そんな「G-1グランプリinごうの」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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