あなたが好きな「雪遊び」は何ですか?
編集長の立川晴の輔です。本格的な冬の寒さが到来です。「雪遊び」と聞いて、あなたは何をイメージしますか?僕がパッと浮かぶのは、雪だるま作りですかね。雪が降る地域の皆様と、ほとんど雪が降らない地域の皆様では雪に対するイメージが多少違うかもしれません。日本の「雪遊び」の歴史なのですが、先日まで放送されていた紫式部が主人公の大河ドラマ「光る君へ」の中で、雪遊びをするシーンがありました。平安時代も雪遊びをしていたのですね。「源氏物語」の中にも、子どもが「雪ぶつけ」という表現で遊んでいる様子が描かれているのだとか。新潟県の魚沼市には「雪合戦発祥の地」という石碑があります。これは戦国時代の戦で、刀も矢も尽きて、それでも闘いは続いて、とうとう雪を固めて投げ合ったと伝えられているのです。
今回は、そんな「雪合戦」にまつわる話題!舞台は、福島県天栄村。
天栄村(てんえいむら)は、福島県中通りに位置し、岩瀬郡に属する村。村名は1955年の合併の際、村の中央にそびえる天栄山から採られた。
村域は分水嶺(中央分水界)である奥羽山脈を挟んで阿武隈川水系釈迦堂川流域の太平洋側と阿賀野川水系鶴沼川流域の日本海側にまたがり東西の距離は約36kmにおよび、古くから会津と中通りを結ぶ重要な交通の要衝であった。wikiより引用
ここで1月19日と26日に「スポーツ雪合戦東日本大会」があって参加者を募集しているのです。「スポーツ」と「雪合戦」が合体して、ちょっと楽しそうでワクワクしますが、どんな大会なのでしょうか?
「スポーツ雪合戦東日本大会 実行委員会事務局」の田代嘉宏さんにお話しを伺います。
晴の輔 「スポーツ雪合戦」とは普段僕たちがイメージするあの「雪合戦」とどう違うのでしょうか?
田代「よくイメージされている雪合戦は単に雪をまとめて投げ合うものですが『スポーツ雪合戦』は、しっかりとしたルールが確立されておりまして、1チーム7人でフォワード4人、バックス3人、そこに指示を出す監督が1名の全8人で相手チームと戦う競技です。」
晴の輔 監督がいる!
田代「そうです。監督の指示によって動きます。1セット3分×3セットで、2セット先取したチームが勝ちとなります。勝敗は、対戦相手を全員雪玉で当てるか、敵陣のフラッグを奪取するかで決まります」
田代「雪合戦コートは、36m×10mになり、自陣と敵陣に分かれて対戦します。イメージとしてバスケットコートよりもちょっと大きくてテニスコートよりも小さいですね」
晴の輔 そこに雪玉が。
田代「1セット雪玉を90個使います。たこ焼き器のお化けみたいな雪玉製造機がありまして、それで作ります」
田代「そうなのです。それにも制限時間がありまして基本は20分間で270個の雪玉を作らなければなりません。結構大変なのです」
晴の輔 雪玉の出来からスタートしている。
田代「雪の状況によって雪玉の出来が違います。」
晴の輔 なるほど!深いですね。チームは男女混合や男性チームと女性チームなどに分かれているのですか?
田代「部門としては、小学生を対象にした『ジュニアの部』、それから雪合戦をまるっきり初めてやる『ビギナーの部』、男女混合の『ミックスの部』女性だけで作った『レディースの部』、雪合戦を5年も10年も経験してベテラン達が集まる『エキスパートの部』などの部門がございます」
晴の輔 色んな部門がある。
田代「それぞれに楽しみ方がありますね」
田代「16回目となります」
晴の輔 16回!そもそも「スポーツ雪合戦」の始まりは?
田代「今から36年前、北海道壮瞥町に昭和新山という火山がありまして、そこで『まちおこし』としての雪合戦をルール化して始まったのが『スポーツ雪合戦』の始まりと言われています。今でも昭和新山では『昭和新山国際雪合戦』という名称で続いています」
晴の輔 日本発祥のスポーツ!田代さんが思うスポーツ雪合戦の魅力は?
田代「当てられたときのくやしさ、当てたときの爽快感、これは快感ですね!」
晴の輔 参加者はまだ募集されているのですか?
田代「スポーツ雪合戦東日本大会のホームページに募集要項、エントリーシートがございます」
晴の輔 雪合戦はちょっと子どもの遊びというか楽しくワイワイ的なイメージなのですけど
田代「そうですね。初めてやった人も1試合、2試合もやれば馴染みますので、そこではまってしまう人も多いです」
晴の輔 なるほど!
【どっちだ!?晴の輔】
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、参戦したい雪合戦は・・・
・関ヶ原の雪合戦に参戦したい
それとも
・川中島の雪合戦に参戦したい
どっちだ!?晴の輔
うふふふっ、あれ雪合戦じゃないでしょ?合戦でしょ?先日話題になったアメリカの配信ドラマ「SHOGUN 将軍」あれは関ヶ原合戦前夜の話です。雪合戦だからね…、あ、決めました!
「関ヶ原の雪合戦に参戦したい」
今日は「福島県天栄村で毎年開催している『スポーツ雪合戦』に迫る!」というトピックスでお届けしました。日本で生まれたスポーツ雪合戦、子どもの頃の雪合戦をルールの基に、大人になって思いっきりやれる楽しさがありそうですね。雪玉が当たってはじける爽快感!やってみたい。未経験の方も是非!参加締め切りは1月10日までコチラのサイトから。
そんな「天栄村のスポーツ雪合戦東日本大会」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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