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2024.06.10

#323「大分県津久見市で実施している郷土料理の「ひゅうが丼」キャンペーン!その気になる「ひゅうが丼」の魅力に迫る!」の巻

あなたが最近食べた、丼もの・丼ぶりは何ですか?

僕はよくチェーン店の牛丼を食べます。牛丼の真ん中に生卵を落として、その上にショウガ…じゃなくてお新香をトッピングして混ぜて食べるのが好きなんです。牛丼はね、完全に国民食ですよ!

改めて思ったのですが「地域の丼もの・地域の丼ぶり」はどんなものがあったかな」と調べてみたら、たくさんありますね。北海道の十勝地方の「豚丼」、宮城県にはお麩を使った「油麩丼」がありますね。関東だと、神奈川県湘南地域の「生しらす丼」、東京は、江戸時代から愛されているアサリを使った「深川めし・深川丼」ですよ。新潟県には「タレかつ丼」、これ岡山県に行くと「デミかつ丼」なんてのもあります。丼ものは、さっと手軽に美味しく食べられるのがいいですよね。

今回はそんな「丼もの・丼ぶりの郷土料理」にまつわる話題!舞台は、大分県津久見市

津久見市(つくみし)は、大分県の東海岸に位置する市である。大分県の市の中では最も人口が少ないが、人口密度は大分市、別府市に次いで3番目に高い。
大分県の県庁所在地である大分市から南東約30キロメートルの場所に位置する。東側は豊後水道に面して、豊後水道の一角を占める津久見湾を三方から囲む形となっており、湾の南側にある四浦半島の北半分と、北側にある長目半島の南半分を市域に含む。また、豊後水道上の保戸島、地無垢島、沖無垢島をも市域としている。wikiより引用

津久見市では郷土料理の「ひゅうが丼」のキャンペーンを実施していて話題になっているのです。「ひゅうが丼」…名前からじゃ想像がつきませんが一体どんな丼ぶりなのでしょうか?

津久見市観光協会の松井貴司さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 津久見市の郷土料理でキャンペーン中の「ひゅうが丼」とは、どのような丼ものなのでしょうか?

 

松井「まぐろの赤身を醤油・砂糖などを入れた特製のゴマだれと和え、アツアツのご飯の上にのせた丼です」

晴の輔 なるほど!マグロの刺身丼みたいな感じですかね。これから暑くなりますから、食欲が沸いて美味しく食べられそうですね。

 

松井「そうですね。元々津久見市では遠洋漁業が盛んで、マグロ漁師さんが大変な漁の間に、栄養が手早くとれるようにと考案された『スタミナ満点の漁師飯』なので、暑い夏にはぴったりだと思います」

 

晴の輔 漁師飯なのですね!それだけでそそられます!

松井「そうです。津久見市保戸島では明治からマグロの基地として栄えていまして『ひゅうが丼』はそこの郷土料理になります」

晴の輔 なるほど!いつ頃から食べられているのでしょう?

 

松井「いつ頃からかは定かでは無いのですが、風が強い船の上で火を使わないで手早く食べられるように作られた料理のようです」

 

晴の輔 そういうことですか!「ひゅうが丼」この名前の由来は?

 

松井「こちらも所説ありまして、未だに謎になっているのですが、一説には船の上では強い風が吹くので『風の音がひゅーひゅー』と聞こえるって言うところから付いたとの話しがあります」

松井「(笑)ありました」

 

晴の輔 今実施されている「ひゅうが丼キャンペーン」はどのようなキャンペーンなのでしょう?

松井「ひゅうが丼を食べて1つスタンプを押していただきます。そして500円以上のスイーツやお土産を購入して1つ、合計2つのスタンプを集めアンケートに答えて応募すると、豪華賞品が当たるキャンペーンとなっています」

 

晴の輔 どんな商品ですか?

 

松井「津久見で養殖している『ヨコヅーナ』というマグロや、特産品のセットが抽選で当たります。さらにつくみイルカ島のスタンプも集めると、イルカと泳げるチケットが抽選で当たります」

ヨコヅーナ刺身

晴の輔 イルカと泳げるチケット!マグロを食べてイルカと泳ぐ!!「ひゅうが丼」はそれぞれのお店で多少違ったりするのでしょうか?

 

松井「そうですね、最初からタレと和えて提供されるお店ですとか、玉子の黄身を自分で上からかけたりとお店によって違います」

 

晴の輔 想像するだけで食べたくなりますね。このキャンペーンはいつまでやっているのですか?

 

松井「夏休みが終わる9月1日、日曜日まで行っています」

松井「ソウルフードですね。子供から大人までみんな大好きな食べ物です」

 

晴の輔 市民の方はしょっちゅう食べられている?松井さんも?

 

松井「はい、よく食べています」

 

晴の輔 他にも名物のグルメはありますか?

 

松井「冬はイカの王様であるアオリイカ、こちらでは『モイカ』と呼んでいるのですが、濃厚な甘みがあってネットリした食感が楽しめます。またマグロになるのですけど豊後マグロ、養殖の『ヨコヅーナ』というクロマグロですね」

晴の輔 それは抽選で当たるマグロですね!海の幸が美味しい街ですか。

 

松井「そうです」

松井「ありがとうございます」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、津久見市へ行ったら・・・・

 

・ひゅうが丼をお店で食べたい

それとも

・ひゅうが丼を漁師さんの船の上で食べたい

どっちだ!?晴の輔

 

そりゃね、マグロ漁の船の上で食べられたら最高だけど…でも無理でしょう…でもね、これはね、よし、決めました!

 

 

「ひゅうが丼を漁師さんの船の上で食べたい」

 

 

これね「ひゅうが丼を船の上で食べさせてください!」とマグロ漁の漁師さんに頼みます

今日は「大分県津久見市で実施している郷土料理の「ひゅうが丼」キャンペーン!その気になる「ひゅうが丼」の魅力に迫る!」というトピックスでお届けしました。ひゅうが丼はマグロの赤身を特製のゴマダレで和えて熱々のごはんに乗せて食べる丼でしたね。漁師飯です。間違いなく絶対うまいやつ、絶対美味しい丼ですよ!キャンペーンは9月1日まで。夏休みを利用していきたいな!

そんな「津久見市のひゅうが丼」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

画像 copy right: Tsukumi Tourisum Association

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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。