あなたは、お菓子やスイーツをお取り寄せしたこと、ありますか?
「宮崎県の特産品、お土産は?」と聞かれるとマンゴーをイメージする方が多いのでは?宮崎県産完熟マンゴー「太陽のたまご」ってやつですよ。僕もね、デパートの果物売り場で見たことありますよ。二玉が、木箱に入って2万円ちょっと!(驚)宮崎県のお土産は、マンゴーを使ったスイーツが多い。ゼリーにジェラート。でも地元で有名なお土産といえば「チーズ饅頭」ですかね。サクサクのクッキーの生地でチーズを包んだお菓子。「まんじゅう」という名前ですけど、洋風のお菓子。そこがちょっと面白い。あと宮崎名物「なんじゃこら大福」って知っています?こぶし大の大きさの大福の中に、イチゴと栗とクリームチーズが入っているもの。名前の由来は、甘党の親友に試食してもらったら第一声が「なんじゃこらー!」だったのですって。「なんじゃこら大福」「チーズ饅頭」どちらもお取り寄せができます。今回は、宮崎県で新しく誕生したお菓子の話題。日本三大秘境と呼ばれる宮崎県椎葉村に「菓te-ri(カテーリ)」というお菓子店がありまして、そこが作った、あるお菓子が、年間10万個売れて大ヒット。そのことが密かに話題になっているのです。一体どんなお菓子なのか?
その大ヒットのお菓子を作った「菓te-ri」の椎葉昌史さんにお話し伺います。
晴の輔 椎葉村の場所は、宮崎市からだとどれくらいなのですか?
椎葉「車で3時間弱ぐらいかかります。」
椎葉「96%は山と言われております。」
晴の輔 その村から生まれたのが「年間10万個」も売れるお菓子。名前は何ですか?
椎葉「『宮崎バターサンド』といいまして、宮崎の生産物を中に練りこんだ、宮崎がテーマのバターサンドです。例えば『日向夏』『イチゴ』『マンゴー』。完熟マンゴーが、凄く有名なので、入れさせていただいています。」
晴の輔 他にも素材などで「こだわり」がありそうです。
椎葉「一番のこだわりは『高千穂発酵バター』。とても美味しいもので100%使用しています。」
晴の輔 バターは味の決め手ですからね。作ろうと思ったきっかけは、何だったのでしょう。
椎葉「この商品が出てまだ1年ちょっとぐらいなのですが、昨年のコロナ禍で、当店も売り上げが8割ぐらい下がり、いきなり存続の危機。『ちょっとこのままだとどうしよう』というところまで来まして、最後の一手で出てきたのが『宮崎バターサンド』でした。」
椎葉「『コロナ禍』が無かったら、この商品は世に出ていなかったですね。」
晴の輔 椎葉さんは、お店オープンさせて、半年ぐらいで作り始めた。
椎葉「元々は『蕎麦屋』をやっておりました。その蕎麦屋の中で『デザート』として『お菓子』を作っておりました。」
椎葉「毎日、蕎麦打ちしていました。今でもやっていて『二足の草鞋』です。」
晴の輔 その前に「菓子職人」だった?
椎葉「東京で6年ほど飲食店の店長をしておりましたが、地元に戻り、実家の蕎麦屋で蕎麦職人として、お菓子作りを少しだけしていましたが『お菓子屋』としては初めてです。」
晴の輔 お菓子屋の店舗はどうされたのでしょう?
椎葉「蕎麦屋の隣に空き家があったので、そこを改装して始めました。」
晴の輔 ご実家の文字通り「そば」にお店!宮崎バターサンドを食べられた方の感想、反響は?
椎葉「『バターサンドなのに、バターがしつこくない』との感想がとても多いです。」
晴の輔 マンゴーや、宮崎の果物の香りが、鼻に抜けていく感じでしょうか。
椎葉「そうです。そして一番特徴的なのはリピーターが多いこと。オンラインショップの40%ぐらいがリピーターの方です。」
晴の輔 ファンがそんなに!
椎葉「嬉しいですね。」
晴の輔 「宮崎バターサンド」に続く新商品の予定は?
椎葉「多くの生産者さんが困っている中で、もっといっぱい果物や宮崎産のものを使いたいという思いがあります。そこで『発酵バター』と当店が使っているジャムを合わせた商品『宮崎フルーツバター』を予定しています。」
晴の輔 いいですね!
椎葉「トースト、ホットケーキやパンケーキに塗っていただいて、朝からテンション上がるようにしていただきたいと思っています。『日本の朝を元気に』がテーマなのですよ。」
晴の輔 (笑)なるほど大きなテーマですね!「日本の朝を元気にする」
椎葉「僕自身そのテーマが気に入っちゃってます(笑)。」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
「晴の輔さんが、今、お取り寄せしたいのは・・・
年間10万個売れた『宮崎バターサンド』
それとも
今後発売される新商品『宮崎フルーツバター』 どっちだ!?晴の輔」
まずはバターサンドが食べたいかな。でも…これは…
決めました!
お取り寄せしたいのは、今後発売される新商品「宮崎フルーツバター」
フルーツバターは新商品でしょ?
今日は「日本三大秘境の一つ!宮崎県椎葉村のお菓子職人が作る、年間10万個売れた大ヒット商品とは?」というトピックスでお届けしました。お店の存続危機から生まれたお菓子だったのですね。椎葉村の「椎葉さん」が作る宮崎バターサンド。地名と同じ椎葉というお名前ですよ。村を代表するお菓子と思いきや、これはもう宮崎県を代表するお菓子になりそうです。
そんな「宮崎バターサンド」に
興味がある方はコチラのHPをチェックしてみてください。
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 実家に戻られて、蕎麦を打ちながらも豆乳プリンなどのスイーツを作られていた。
椎葉「時間の流れは、東京とは違っていて(笑)、時間が余ったといいますか、チャレンジをその時にしていました。3年ぐらいはうだつが上がらない状態でしたけど、その時にやっていたことが実になっています。」
晴の輔 そこから「宮崎バターサンド」に繋がった。
椎葉「椎葉村は交通の便が悪いところなので『行列ができるお店』を作るのは、僕の実力のせいでもあるのですけど、難しいと感じていました。椎葉村に興味を持っている方はたくさんいらっしゃいますけど、宮崎県だと5人に1人ぐらい来たことがあるかないかぐらいです。色々考えて、時間と距離を越えられる『加工品』『お菓子』に可能性を見出しました。」
晴の輔 ネット販売もあります。
椎葉「宮崎県の方々はもちろんお客様なのですけど、他の地域の方々にも届けられるようにですね。」
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