あなたが最近食べた冷凍食品は、何ですか?
あなたの家の冷凍庫には、今どんなものが入っていますか?冷凍のチャーハン、餃子、ミックスベジタブル、うちは朝見たら、冷凍のチャーハンと、唐揚げ、あと冷凍パスタに、アイスクリーム。それからあれです、あの曲がった形のまま凍ってしまった「保冷剤」。いろんな物が、パンパンに入っています。今年は、コロナ禍のため家庭で食事をする回数が増えたり、お弁当を作る機会が増えたり、冷凍食品にお世話になっているという方多いと思います。実は10月18日は「冷凍食品の日」なのです。冷凍の「凍」で10。冷凍食品の世界共通管理温度が-18度以下。それで10月18日なのですって。しかも今年は、「冷凍食品100周年」だそうです。凄い!冷凍食品は一世紀前からあったのですね。100年前の冷凍食品ってどんなものだったのか気になります
それでは日本冷凍食品協会・広報部長の三浦佳子さんにお話しを伺います。
晴の輔 実は2年前にもお出でくださいました。2年間スタジオ冷凍保存しておきました。(笑) 今年、冷凍食品が100周年ということで、おめでとうございます。
三浦佳子さん
三浦「ありがとうございます。」
晴の輔 冷凍食品の始まりとは、どんなものなのですか。
三浦「今のイメージとちょっと違っていて、1920年北海道森町で、『食品事業』として『魚を凍らせた』ものが最初です。冷凍能力は一日10トンだったそうです。そこから数えて100年なのです。
晴の輔 それが始まり。冷凍食品と聞くと、冷蔵庫が普及し始めたのが昭和30年代みたいなイメージなので、それくらいかなと思っていました。今年はコロナ禍で、冷凍食品にお世話になっている方々多いと思います。
三浦「『すごく重宝しました』というお声、たくさんいただいています。すぐ食べられますし、お子さんが、一人でお留守番していても、火を使わないでレンジでチンだけで食べられます。」
晴の輔 味とか、手軽に食べられるというのもありますけど、安全面も高いです。コロナ禍で人気のあったものは?
三浦「すぐ召し上がれる、米飯類。チャーハンとか、おにぎりとか、パスタ。あとはお野菜、
晴の輔 旅行に行って、その土地のもの食べたかったのですけど、できなかったですからね。
三浦「でも『北海道のかぼちゃ』を『九州の方』が召し上がることもできるし、『九州のほうれん草』をどこでも、いつでも召し上がったりできます。」
晴の輔 鮮度も落ちないのは凄いこと。僕は落語家なので、作ったネタ、鮮度がすぐ落ちるんですよ。「そのネタ古い」みたいな。
晴の輔 この先、新しい商品とかもあります?
三浦「皆さんのニーズにお答えして、『常に常に新しいもの』、『プロに近いもの』、『お店の味そのまま』、などを目指しているので、召し上がっていただいたらわかると思います。あと種類がすごく多くなっています。『春夏』『秋冬』と年に、2回はリニューアルしてどんどん新しい商品も出しています。リスナーの皆さんには、売り場に行って頂きたいです。」
三浦「本当に様々な場所にあります。デパ地下も種類豊富ですね。」
晴の輔 100年の歴史と、冷凍食品を使ったレシピなど役立つ情報があるとか。
三浦「冷凍食品情報サイト『冷食ONLINE』をやっております。コンテンツが2年で非常に増えていますので、ぜひ見ていただきたいです。」
三浦「そうだけど、その簡単故に、『手抜き』なのじゃないかと思っておられる方も、まだまだいらっしゃるのね。実は『手抜き』じゃなくて『手間抜き』なのですよ。『下ごしらえ』は結構大変、その手間を冷凍食品が助けているので、手間を抜けば、もう一品自分で足すことできます。手間を抜くことは、悪いことではないのです。」
晴の輔 時間ができる。
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。
「晴の輔さんのこの番組が100周年を迎えたら・・・
『ケーキでお祝いする』
それとも
『冷凍食品でお祝いする』
どっちだ!?晴の輔」
うふふン、100周年ね、この番組は3年目だから97年後?この世にいないでしょ…
決めました!
「冷凍食品でお祝いする」
100周年は無理としても、少しでも長く続けたい。この番組は「目指せ冷凍食品!」ということで、
今日は「家庭の強い味方!発展し続ける冷凍食品が今年100周年!?」というトピックスでお届けしました。始まりは、魚の冷凍だったのですね。それが今では「採れたての旬の味がそのまま!」日本全国いつでもどこでも味わえるのですもん。ありがたい。100年前の人がこれを見たら驚くだろうなあ。
そんな「冷凍食品100周年」に
そして、何と!三浦さんからプレゼントを頂きました!
保冷バッグに、便利な、まな板シートなど、セットにして5名様にプレゼントします。
必ず「保冷バッグ希望」と書いてご応募ください。
番組メールアドレスは、hare@1242.com
ニッポン放送「週刊 なるほど!ニッポン」の係まで
締め切りは10月25日(日)まで。発表は発送をもってかえさせて頂きます。番組の感想を書いていただけると、嬉しいな!
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 冷凍食品の始まりは北海道の森町。
三浦「『冷凍食品発祥の地』という記念碑が建っています。」
晴の輔 それも冷凍されている?
三浦「(笑)…それ石ですから。(笑) 関東大震災の時など、たくさんのお魚を、森町から寄付されて助かったという記録が残っています。」
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 僕は、このコロナ禍でこれまで以上に冷凍食品を買っています。買うためには、当然、スーパーやコンビニで品揃えを見ます。そして、その豊富さや新製品、リニューアル品の投下を目の当たりにして、冷凍食品の需要はすごく伸びているイメージがあります。
三浦「家庭用はその通りなのですが、皆さんお気付きではないでしょうけど、『業務用』が多くて、大量消費する店舗、例えば居酒屋さん、ファミレス、ホテルのバイキング、などでたくさん食べていただいていて、社員食堂も『テレワーク』で無くなっていますので、全体の6割弱を占めている『業務用』は減っているのが現状です。」
晴の輔 そこには気付きませんでした。
三浦「皆さん無意識で召し上がっていたもの、ほとんどが『冷凍食品』なのかもしれません。」
晴の輔 それだけ美味しいものなのですね。
2018年の記事 #28「ニッポンの旬を冷凍食品で味わう!?」の巻
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