あなたは、「大人の工作」と聞いて、何を思い浮かべますか?
あなたは小さい頃どんな遊びをしていましたか?僕が小さい頃は「スーパーカー消しゴム」が流行りまして、車はランボルギーニとかフェラーリ!学校で、そのスーパーカー消しゴムを、ノック式のボールペンで、パチンと弾き飛ばします。相手のスーパーカーとぶつけ合って、机から落ちた方が負け。
それと「ウルトラマン怪獣の消しゴム」も集めたな…考えてみたら、あの頃「消しゴム」でばかり遊んでいましたね。覚えていますよ!消しゴムだけど記憶は消えていません。 それと男の子は、プラモデル!戦車とかレーシングカーとか、あとガンダムのプラモデル!いつのまにか年を重ねて、プラモデルから離れて…でも大人になって趣味でプラモデルを始める人、多いみたいですね。「大人の工作」みたいな。最近「大人の塗り絵」なども耳にします。プロフィギュアスケーターの浅田真央さんがやっているようです。そんな中、山形県酒田市在住の、紙で模型を作る「ペーパークラフト作家」が密かに話題になっているのです。なんでも趣味で作ったF1マシンがなんとホンダ公認に!あの世界のHondaに認められたのですよ!その F1マシンの展開図が、ホンダのホームページに無料公開されているのですって。公認されるほどのクオリティ…一体どんなペーパークラフトなのか
ペーパークラフト作家の大谷明さんにお話しを伺います。
晴の輔 ホンダ公認ということですが、ホンダから依頼があって作ったわけではないですよね?
大谷「完全に趣味で作っていた、F1です。」
晴の輔 どのようなF1マシンなのでしょう。
大谷「題材にしたのが、二つありまして。昨年のF1シーズン中、ブラジルグランプリで1位になった『レッドブル・ホンダ』と、『トロ・ロッソ・ホンダ』の2チームの車です。」
晴の輔 その世界の人にとっては堪らないですね。それにしても展開図はどのように作っていくのですか。
大谷「パソコンで3Dのモデルを作りまして、それを平面に切り開くと言うか、展開します。そこにカラーリングやロゴマークを、イラストレーターソフトで書いてまいります。」
大谷「そうです。A4の紙3枚になりました。」
晴の輔 どのようなきっかけで、「ホンダ公認」となって、ネットで公開されるようになったのですか?
大谷「もともとは完成写真を個人のWEBサイトに公開していたのですけど、イタリアの愛好家の方からメッセージが来ました。」
晴の輔 イタリアのF1好きの方!イタリア語でメッセージが来たのですか?
大谷「英語でした。内容は『コロナの影響でF1が中止になっている。息子はF1ファンなのだけど、家の中ですることがないので、F1のこうしたモデルがあるのだったら作ってみたい』でした。」
晴の輔 実はお父さんが欲しかった(笑)。大谷さんのペーパークラフトが突き刺さったのですよね。「これが欲しいって」
大谷「権利関係もあるので、一度お断りしたのですけど、ダメ元でホンダさんに掛け合ってみたところ、公式サイトの中にダウンロードできる場所を作ってくださりました。」
晴の輔 世界のホンダが、OKしてくださったのですね。
大谷「私のような一ファンに耳を傾けてくださった、向き合っていただけたのは、ありがたいことです。」
晴の輔 そのペーパークラフト、作るのは難しいと思いますが、どれくらい完成までに時間かかるものなのですか?
大谷「大体、20時間前後でしょうか。」
大谷「初心者の方だと、ちょっと難し過ぎるかもしれません。」
晴の輔 もうめちゃくちゃ本格的!大谷さんは、元々ペーパークラフトが好きだったのですか?
大谷「そうです。10年ぐらい前になるのですけど、自分の乗っていたバイクの模型が欲しくて探したのですがありませんでした。だったら、『もう自分で作ってしまえ!』ということが始まりですね。」
晴の輔 自分が乗っていたバイクや、車は欲しいです。
大谷「ホンダの『スーパーカブ』です。すごく好きで、今も3台所有しています。」
晴の輔 相当好きですね。(笑) 世界中がこのような状況なので、ペーパークラフトにチャレンジしてもらいたいっていう思いはあります?
大谷「趣味としては、かなり時間がかかるものですので、一度はまってしまえば、楽しいものになってくるのではないかなと思っています。」
晴の輔 時間かけて出来た時の気持ちは?
大谷「まずは眺めます (笑)」
大谷「贅沢な時間の使い方だと思います。」
晴の輔 紙で作ってしまうのが凄い!職人といいますか、神業みたいな感じですね。
大谷「ありがとうございます。」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
「晴の輔さんがお家でチャレンジをするなら・・・
『ペーパークラフトでF1マシンを作る』 それとも 『ペーパータオルでマスクを作る』 どっちだ!?晴の輔」
ンふふっ、マスクね、僕の回りにも作っている人結構いますよ。皆器用だなぁと思ってね。
決めました!
「ペーパークラフトでF1マシンを作る」
「男の趣味」みたいじゃないですか!でもこれ完成した時の一杯は、旨いだろうなあ…
今日は、「山形県酒田市のペーパークラフト作家が話題に!趣味で作ったF1マシン・・・あのホンダが公認?!」というトピックスでお届けしました。僕なんかね自分の欲しいものは、買いに行くという発想ですよ。でも大谷さんは、自分の欲しいもの作っちゃう!ここが違いですね。しかも世界のF1好きが認めるクオリティとは凄い!
そんな「大谷さんのペーパークラフト」に
今日ご紹介した展開図が欲しい方は、コチラ!ページ一番下にありますよ。
それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 ペーパークラフトを作るのに、必要な道具は?
大谷「展開図を印刷するときには、プリンターはもちろん必要ですが、普通のコピー用紙よりは、厚手の『ペーパークラフト』専用紙がいいですね。カッターナイフ(出来ればアートナイフ)、ピンセット、のり(接着剤)ですね。」
晴の輔 近所の文房具屋さんで揃いますね。
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 ホンダの公認は初めてなのですか。
大谷「実は『二輪のモデル』については『株式会社アップリフト』から依頼を受けて、『ホンダ公式ライセンス製品』としてバイクのモデルを作っていたりはしていました。」
晴の輔 それは何年ぐらい前なのでしょう。
大谷「2~3年ぐらい前からですね。」
晴の輔 ホンダは既に大谷さんの腕を認めていた。
大谷「公認してもらうために、何度かリテイクして形は直しています。」
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