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2020.04.06

#105 香川県 「香川県三豊市に、神秘的な絶景スポット誕生!その名は、瀬戸内海の『天空の鏡』」の巻

あなたは「絶景」と聞いて、どこを思い浮かべますか?

誰しも一生に一度でいいから行ってみたい世界の絶景スポットが、あると思います。僕は、南米ペルー・天空の城と呼ばれている「マチュピチュ」に行きたいな。アラスカのオーロラも見てみたい。あとテレビで見てびっくりしたのが「天空の鏡」と呼ばれている南米ボリビアの「ウユニ塩湖」。鏡のような湖の湖面に空の景色がそのまま映り込む!「絶景の合わせ鏡」!あそこは死ぬまでに行ってみたい。さて、ここ数年、インスタ映えの影響か、「日本の〇〇」と呼ばれる絶景スポットが注目を浴びるようになりました。代表的なのが「日本のマチュピチュ」と呼ばれる兵庫県「竹田城」、「日本の青の洞窟」と呼ばれる場所はいくつかあって、有名なのが、沖縄県の「真栄田岬」。そして今、日本の「ウユニ塩湖」と呼ばれる絶景スポットが話題になっているのです。場所はボリビアではありません。香川うどん県香川県三豊市の「父母ヶ浜」。

そこに絶景が広がっているというので若者を中心に人が押し寄せているそうです。香川に「天空の鏡」があるなんて!

三豊市観光交流局・観光担当チーフマネージャーの榊原敏方さんに、お話しを伺います。

 

 

晴の輔 天空の鏡、具体的にどのような絶景が見られるのですか?

 

榊原「南米ボリビアの『ウユニ塩湖』のような、空が水面に映り込む、幻想的な光景が『カメラの中に広がる』のです。

晴の輔 でもそれは行ったら、必ず撮れるって訳じゃないですよね。

 

榊原「ある程度、条件があります。干潟を利用して写真を撮るので、『干潮』であること。中でも、夕方の干潮時がおすすめです。太陽が、ちょうど目の前に降りて来ており、カメラの中に、赤や黄色のパノラマが広がります。『瀬戸の夕凪』という言葉があります。夕方は風が凪いで、水面が鏡になりやすい。」

晴の輔 少しの風があると水面が波打ってしまう。

 

榊原「夕方に来られない場合は、早朝の干潮時も、風が凪いでお勧めです。よく聞かれるのは『いつ頃、このような写真が撮れるのですか?』毎日2回は必ず干潮がありますので、チャンスは2回。それが毎日40分~50分ずつ時間がずれてまいります。そのずれたタイミングが夕方の干潮になる時がベスト。大体それは、3日か4日ぐらい続きます。土日と言うと、今週よければ来週ちょうど悪くなります。またその翌週が良くなるというイメージです。」

晴の輔 かなりチャンスが多い。三豊市にとって「水たまりが財産」。

 

榊原「『水たまりで街おこし』とよく言われます。(笑)」

 

晴の輔 「天空の鏡」が分かったのはいつ頃なのですか。

 

榊原「これは2015年ぐらいからで、実は『結婚式用』でカメラマンさんがシークレットで使っていたみたいなのですね。それからだんだん『カッコいいのが撮れる』のではないかと、分かってきたのですね」

榊原「2016年に三豊市がやっている『写真コンテスト』があり、その中になかなかいい応募写真がありました。

最初のきっかけになった写真

『どうやったら撮れるのだろう』と研究した結果、カメラを、水面にも水に浸かるぐらいまで下げると、陸地が映らずに『水の中に人が浮かんでいるような写真』が撮れることが分かりました。」

晴の輔 色々研究したのですね。年間、どれくらいの方が来るのでしょう。

 

榊原「昨年は45万人の方がいらっしゃいました。

晴の輔 県を代表する観光スポット!観光地の

 

榊原「(笑)一番のポイントは、友達と来てそこでワイワイキャーキャー騒ぐのが楽しいのですね。撮影しているうちに、テンションが上がってきて、あちこちでも歓声が上がります。『どうでしたか?』と聞くと『綺麗でした』、ではなく『楽しかった』。それが、未だに人が増えている一番の理由ではないかと思います。」

 

晴の輔 もちろん景色も美しいけど、楽しいところなのですね。

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

 

「晴の輔さんが、父母ヶ浜で「天空の鏡」を撮るとしたら・・・

『自分のスマホで写真を撮る』 それとも 『結婚式のカメラマンに撮ってもらう』 どっちだ!?晴の輔」

 

それは「結婚式のカメラマン」に撮ってもらいたいよ、プロだもん!

 

 

決めました!

 

 

 

「自分のスマホで写真を撮る」

 

 

というかスマホよりカメラかな?せっかくの「天空の鏡」だから。これね、インスタントカメラで撮るの。鏡でしょ?

 

 

 

 

 

今日は、「香川県三豊市に、神秘的な絶景スポット誕生!その名は、瀬戸内海の『天空の鏡』」というトピックスでお届けしました。絶景はもちろんのこと「父母ヶ浜」に行くと、水たまり探しや、カメラのアングル決め、全てが楽しくなっちゃいそう。

 

そんな「父母ヶ浜の天空の鏡」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 上手く撮るコツは?

榊原「浜辺に到着したら、全体を見渡します。写真が撮れる水たまりが20~30あるのですが、その中で『波が立っていない』ものを探します。でも最近は人が多いので、『人がいないところを探す』のも重要です。(笑)  もう一つは、きれいな海なので、初めて来られると、どうしても波打ち際まで行ってしまいますが、陸地に近い水たまりの方がお勧めです。海に近いほど、『潮の動き』があります。でも陸地に近いのは『水が動かないので鏡になりやすい』のです。」

晴の輔 南米ボリビアの「ウユニ塩湖」も湖ですからね。

榊原「ボリビアは、360度全てが鏡になりますが、『父母ヶ浜』は自分の目の前、つまりカメラやスマホの中だけが、そうなります。」

晴の輔 レンズの中、構図に入ればいい。

榊原「絶景を見るよりも、人に見せて自慢したい!それにぴったりと、はまったのが『父母ヶ浜』なのです。」

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 「父母ヶ浜」にボリビアの方が来られたりしたことは?

榊原「(笑)行ったことがある方は、5人ぐらいお会いしました。ボリビアの方は一人来たとか…。お会いはしていないです。行かれた方は『ウユニ塩湖』は標高が4千メートルなので、写真は『飛んだり跳ねたり』していますが、そんなことをしたら『高山病』になるので、とても大変らしいです。コチラの方がずっといいと皆さんおっしゃいます。」

晴の輔 瀬戸大橋もあって、行きやすいですからね!

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。