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2019.11.11

#84 京都府 「裏切り者のイメージ、明智光秀をこよなく愛する京都府福知山市のケーキ屋さん!?」の巻

あなたは、「明智光秀」にどんなイメージがありますか?

来年、2020年放送予定のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」!

主役は本能寺の変で織田信長を討ったあの「明智光秀」です。大河ドラマとしては初めての主役ということらしいのですが、やはり「裏切り者」のイメージがありますかね。

そんな「明智光秀」が築いた城下町が、「福知山城」のある京都府福知山市。何でも、「明智光秀」をこよなく愛するケーキ屋さんが市内にはあるとか。その名も「明智茶屋」!「よくぞ探したな、明智君!」あ、これは明智小五郎ですね。

 

どのようなお店なのか?「明智茶屋」のオーナー、植村勇輝さんにお話しを伺います。

 

 

晴の輔 「明智茶屋」というお名前から「明智光秀大好き!」というのが伝わってまいります。

 

植村「はい、大好きですね。愛しています。」

 

晴の輔 いろんなイメージがあります。

 

植村「ほとんどが『裏切り者』とかの悪いイメージですね。」

 

晴の輔 教科書で学ぶと、そういう部分だけを見てしまう。

 

植村「『本能寺の変』という『パワーワード』があるせいで、明智光秀のよいところが、皆さんに届いていないと思うので、よいところをたくさん紹介したいなと、このお店をオープンしました。本当の明智光秀を知って欲しい!」

 

晴の輔 おお!

 

植村「『明智光秀を好きになる12の理由』を作って、トイレに貼りだしたり、商品の『テイクアウト』がある度に、『明智光秀を好きになる12の理由 その1』とかが書かれた小さなカードを、こっそりと袋の中に入れて読んでいただけるようにしてみたりと、少しずつ光秀の魅力をお知らせしております。」

 

晴の輔 潜伏活動のように、「じわじわ」皆さんに伝わるようにされているのですね。

植村「1つは僕も好きなところで、側室を持たない夫婦として有名なのですが、当時でいいますと、子孫繁栄ということで強い種をたくさん残すために、自分の奥さん以外にも子どもを産んでもらう文化がありました。でも明智光秀は煕子さんという妻だけを愛して、一生を終えたというエピソードがあります。」

 

植村「一途なのですよ!」

植村「そうですね、『完全に仕事が無くなってしまう』状態ですね。」

 

晴の輔 (笑)

 

植村「2つめは、明智光秀の家紋は桔梗紋。これが可愛らしいのですね。ほとんどの武将は、白バックに黒字で描くところ、水色バックに白く切り抜いた桔梗を軍旗にしています。」

晴の輔 デザイン的なセンスもあった!

 

植村「そうではないかなと思っています。」

 

晴の輔 その2つを聞いただけでイメージ変わります。

 

植村「変わります (笑) しかも桔梗の『花言葉』はご存知ですか?」

 

晴の輔 いやあ、知らないです。

 

植村「『永遠の愛』なのです。」

 

晴の輔 あら、一途な男に「永遠の愛」と言われるとね…僕も心を掴まれました!ちなみに「明智茶屋」さんは、どういった商品があるのですか?

 

植村「『光秀の愛したプリン』」

光秀の愛したプリン(6個入り)
¥ 2,280

晴の輔 (笑)

 

植村「ホントに愛したの?という疑問はお店に来ていただいた方だけに、お話しようかなと。」

 

晴の輔 (笑) なるほど!理由があるのですね。

 

植村「買ってもらって、食べてもらって、知ってもらって」

 

晴の輔 なるほど~

 

植村「『謎を求めて』来店をお願いします。『桔梗ロール』という光秀の家紋、桔梗紋の焼印を押したロールケーキがあります。

 

 

他には『秀でて光るマドレーヌ』」

秀でて光るマドレーヌ

植村「マドレーヌには『丹波の黒豆』を使用して、豆は黒光りしております。」

 

晴の輔 それを求めて、明智光秀ファンが訪れるのですね。

 

植村「遠くからもたくさんいらっしゃっています。」

 

晴の輔 皆さん、「光秀の愛したプリン」の謎を解かれていくのですね。

 

植村「そうですね。お客様は女性の方が多いのですけど、聖地巡礼のような感じで『光秀ゆかりの地に行ってくるわ』とか、台湾からいらっしゃる方も。」

 

晴の輔 逆に…織田信長好きがいらっしゃったりとかは?

 

植村「『織田信長好き』というよりは、彼の家来の『池田恒興』が好きな女性が来られたことがありました。『光秀をやっつけに来た!』とお出でいただき、『えーっ!(笑)やっつけにきたのですか!』と言ったら『やっつけに来ました!』」

 

 

晴の輔 (笑) そんな会話を!

 

植村「『光秀はこんなところがいいのですよ』と話をしていたら、明智光秀のことも気に入ってもらい、連絡を取り合うような仲になりました。」

 

晴の輔 こうして話をしていると、植村さん説得力がありますね。

 

植村「そうですか?(笑) よかったです。私は光秀愛が凄いので(笑) 」

明智茶屋の内観

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

 

今、お題が来ました!「晴の輔さんが『明智茶屋』へ行きました。お土産で買って帰るのは?・・・

『光秀の愛したプリン』 それとも 『桔梗ロール』 どっちだ!?晴の輔」

 

ッふふふ、「光秀の愛したプリン」の理由がね…知りたい!どう愛したのだ!植村さん教えて!

 

 

決めました!

 

 

 

「桔梗ロール」

 

 

ンふっふふ、これお土産でしょ?

 

 

今日は、「裏切り者のイメージ、明智光秀をこよなく愛する京都府福知山市のケーキ屋さん!?」というトピックスでお届けしました。明智光秀を好きになる12の理由。たった2つ聴いただけでイメージが変わりましたよ。光秀は一途な男だったとは…。残り10個聴いたら、僕来年には福知山市民になっているかも!?

 

そんな「明智茶屋」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

植村「福知山市は全国では珍しい、明智光秀が好きな自治体です。」

晴の輔 福知山市民にとって、明智光秀はどのような存在なのでしょう。

植村「明智光秀に福知山市民がやってもらったことがあります。かつて暴れ川だった由良川を90度曲げて、城下町を作ったエピソードです。」

晴の輔 福知山の街を作った方なのですね。

植村「そして大河ドラマ決定ということで、福知山はかなり盛り上がっております。明智光秀はヒーローというか、街に勢いを付けてくれる人なんです。」

晴の輔 福知山を訪れた時に、おススメのところはどこですか?

植村「最初は『福知山城』に行ってもらい

その後に御霊神社。そこで御朱印を書いていただくのがいいですね。明智光秀を祀ってある神社です。」

晴の輔 時期はいつ頃がいいのですか?

植村「やはり桜の時期ですね。店で桔梗を育てているのですけど、それが開花するのが6月ぐらいから9月ぐらい。その季節もよいかもしれません。」

晴の輔 植村さんが育てた桔梗を見て、「桔梗ロール」を食べられることができたら最高ですね。お店のおススメ商品はありますか?

植村「お店に来ていただいて、食べてもらう商品になるのですけど、『光秀プレート』ですね。」

晴の輔 どのようなものが乗っているのですか?

植村「『光秀の愛したプリン』『桔梗ロール』と手作り生チョコ、クッキー、生クリーム。ドリンクは選んでいただくのですけど『光秀ブルースカッシュ』という炭酸飲料がございます。」

 

 

晴の輔 それはやはり水色にかけているのですか?

植村「そうです。桔梗紋が水色ですので。」

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 来年大河ドラマ「麒麟がくる」で『明智光秀』は主役です。何を期待されています?

植村「『明智光秀』を1から10まで、大河でドラマ化されるということは、『本能寺の変』だけではない『明智光秀』を皆に知っていただく機会になると思いますし、イメージも変わると思います。それが凄く楽しみです。」

晴の輔 どうしてもドラマになってしまうと、「本能寺の変」だけになってしまいますからね。

植村「いつもだったら、『明智光秀』の登場シーンは、本能寺だけですよね。」

晴の輔 大河ドラマはいい意味で裏切ってほしいし、全国に広まるといいですね。

植村「そんな時に『僕は昔から知っていたぜ』と心の底で叫びたいですね。『やった~伝わった!明智光秀のいいところ伝わった~!』」

晴の輔 (笑) まだ放送していませんけど…楽しそうですよね (笑)。聖地巡礼でお客さんがたくさん来るのでは?

植村「そうなったらいいですね。」

晴の輔 「好きになる12の理由」を大量に用意しないと。あと、お店の名前から・・・「明智小五郎」好きのお客さんが勘違いしてお店に来たなんてことは?

植村「それはないですね~ (笑)。確かに最初に店名を『明智茶屋』と付けた時に『明智小五郎先生も有名だから…』と思ったのですけど、今のところ一回もないですね。(笑) 来てほしいですけど。」

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。