スズキ・ハッピーモーニング 羽田美智子のいってらっしゃい

2021.04.23

2021年4月19日(月)

私が音楽に目覚めた頃は、CDではなくてこれでした!

『レコード』についてです。

 

■今週(4/19~4/23)のテーマ:『レコード』

 

4/19(月)  『レコードの思い出』

 

昭和生まれの私にとって、物心がついた時は

“音楽を聴く=レコード”でした。

この番組をお聴きの方の中にも、レコード世代の方、

いらっしゃるんじゃないでしょうか。

 

私の思い出のレコードは、1975年の山口百恵さんのシングル

『ささやかな欲望』です。値段は500円。当時、私は7歳でした。

 

レコードの特徴の1つにA面とB面がありますが、

このレコードのB面は『ありがとう あなた』という曲でした。

この曲は百恵さんと三浦友和さんのコンビで、

とても人気だったドラマ『赤いシリーズ』の中の『赤い疑惑』の主題歌でした。

 

レコードのジャケット写真を見ると、懐かしいなぁ~。

生まれて初めて買ってもらったレコードです。

このB面のドラマの主題歌『ありがとう あなた』を聴きたかったのですが、

7歳でこのドラマの内容、理解できたんでしょうかネ。

当時、百恵さんは16歳だったそうです。

 

兄のレコードプレーヤーで聴いていたと思うんですが、

針を落とすタイプのものでしたネ。

レコードプレーヤーの前でジャンプすると、針が飛んで

曲が途中で止まったり、ずいぶん曲が先に行ってしまったり、

そんな思い出があります。

    

今、このレコードはどこにあるのかなぁ~?

実家にありそうな気がしますネ。

山口百恵さんのレコード、たくさん持っていました。

 

 

4/20(火)  『レコードの種類①』

 

レコードは大きく分けると『EP盤』と『LP盤』の

2つ種類があります。

EP盤のEPとは『Extended Playing(イクステンディド・プレイイング)』の略で

『Extended』は『伸ばす』とか『広げる』という意味です。

直径が7インチ (17cm)で、1分間に45回転します。

片面に5分から8分録音することができて、

2~3曲収録する時に使われます。

 

同じEP盤でも片面に1曲しか収録されていないものは『シングル盤』、

さらに真ん中に大きな穴が開いているものは『ドーナツ盤』と呼ばれています。

ドーナツ盤を聴くには、この穴にはめ込んで使う『EPアダプター』が必要です。

 

それに対して『LP盤』は直径が12インチ (30cm)、

1分間に33と1/3回転します。

片面に30分、両面で1時間と長時間収録できることから、

『Long Playing』の意味でLP盤といいます。

アルバムに使われることから“LP=アルバム”というイメージが

浸透していますネ。

 

LP盤と同じ12インチのサイズで、シングル盤と同じように

片面に1曲だけ収録したものもありまして、

こちらは『12インチシングル』と呼ばれています。

同じシングル盤でも12インチシングルのほうが

音質が優れているといわれています。

 

そうそう!LP盤とEP盤に12インチシングル、懐かしいなぁ~。

LP盤は高かったから私はあまり買えなかったけど、

兄や友達のお兄さんが買ったりすると、

居ない時にこっそり聴かせてもらっていました。

 

薄い円盤の溝に針を落とすとクルクル回って、

どこからどうして音楽が聴こえてくるの?って

不思議で仕方ありませんでした。

 

 

4/21(水)  『レコードの種類②』

 

EP盤、LP盤よりも歴史が古いのが『SP盤』です。

SP盤の『SP』とは『standard playing(スタンダード・プレイング)』の略で

『標準演奏』という意味です。

    

EP盤やLP盤の主な原材料が塩化ビニールなのに対して、

SP盤は主に樹脂で出来ていました。

割れやすいのが欠点なのと、雑音が多くて録音時間が短いため、

1970年頃に生産が終了しています。

 

話は変わって、主に雑誌の付録として付いていた

“ペラペラのレコード”って覚えていますか?

これは1958年、フランスで開発された塩化ビニール製のレコードで、

名前は『フォノシート』です。

“ソノシートじゃないの?”と思われた方、いらっしゃるかも知れませんが、

これは『朝日ソノラマ』の登録商標なんです。

 

ここでは馴染み深い『ソノシート』と呼ばせていただきますが、

通常のレコード盤と比べて音質の面では劣るんですが、

安くて大量に生産できるのがメリットでした。

 

ソノシートには、レコード盤やCDには収録されていないレアな音源や

非売品のものが多いのが特徴です。

また音楽だけでなく、ナレーションやニュースの音源もあって、

当時を知る貴重な資料となっています。

そんなソノシートですが、CDの普及とともに徐々に見られなくなっています。

 

ソノシート、雑誌の付録についてましたよネ。

色は赤かった記憶ですが、実際のところはどうだったんでしょう。

現代はスマホで音楽を聴く時代。

でもレコードをかけて音を芯からじっくり楽しむ・・・

そんこともしてみたくなりますネ。

 

 

4/22(木)  『レコードとCDの違い』

 

レコードの音はアナログ、CDの音はデジタルで録音されています。

その違いからレコードは『アナログレコード』、

『アナログ』とも呼ばれています。

 

レコードとCDの違いの1つが『音』です。

一般的な音楽CDでは録音する時、人の耳に聞こえる範囲の音、

下は20ヘルツ程度から上は約2万ヘルツまでの音を

録音しています。

そして、その範囲にあてはまらない音はカットしています。

 

それに対してレコードはCDではカットしてしまっている範囲の音、

つまり“人の耳には聞こえないような音”もそのまま録音しています。

自然界にはこうした音は無限にあって、たとえ脳が音だと

認識していなくても体は感じるそうなんですネ。

いわゆる“空気感”というものだそうです。

 

こうしたレコードの音をCDと比べて、

“温かみのある音”と表現される方が多いんだそうです。

 

レコードは針と溝が触れ合って、その摩擦によって共鳴して

音が出るようになっています。

音が入っていない無音のところでも針を置くと、

ジリジリ・・・と聞こえるのもレコードならではの特徴です。

 

但しレコードは繊細ですので長く使っているうちに劣化しますし、

傷が付いてしまったら再生できなくなってしまいます。

このようにメリット・デメリットはありますが、それも含めて

レコードは長く愛され続けています。

 

ハァ~、アナログとデジタルってそういうことなんですネ。

私はどちらかというと“アナログ大好き人間”ですので、

レコード、イイなぁ~と思います。

 

昔、レコードを傷つけてしまって、同じ所で針が飛ぶっていうのも

何か良い思い出ですネ。

 

 

4/23(金)  『レコードの現状』  

 

日本レコード協会によりますと、レコードの生産枚数のピークは

1970年代後半で、年間約2億枚でした。

しかし1982年にCDが登場してから年々少なくなって、

2009年(平成21年)には約10万枚に減少してしまいました。

 

ところがそこから少しずつ盛り返していって、

2019年には約122万枚でした。

去年はちょっとダウンして約110万枚でしたが、それでも

ストリーミングといった配信サービスで音楽を聴くのが主流の中、

こうしてレコードが復活してきています。

 

その背景には“スマートフォンなどで音楽を聴くのではなんか物足りなくて、

アナログの音を楽しみたい“という人が増えていることが考えられるそうです。

    

レコードの場合、レコード盤を交換したり

針を落としたりといったように、手間がかかりますよネ。

それでも“音楽を聴いている感じがしてイイです”とか、

“ジャケットや歌詞カードを見るのも楽しみの1つです”という方も

いらっしゃるそうです。

 

アーティストの方の中にも新曲やアルバムをレコードで

リリースされる方も増えていて、それを聴いて

レコードの良さを初めて知った方も多いそうです。

 

こうしたレコードの復活に合わせて、

レコードプレーヤーもいろいろ登場しています。

 

ん~、これは嬉しいニュースですネ!

レコードにしか出せない味わいがありますし、

今の人達にもレコードの良さを知ってもらいたいです。

レコードプレーヤーの世界も奥が深そうですよネ。

レコードかけてダンスをしたり、カフェタイムにしたり・・・

そんなレコードのある暮らし、したいなぁ~。

 

 

■今週の感想 

 

私はレコード&ラジカセ世代ですから、

レコードと聞くと、子供の頃や10代の頃を思い出します。

 

当時“ジャケ買い”といって、アルバムのジャケット写真だけ見て、

レコードを買っていた人もいました。

特にアルバム、LP盤に多かったですネ。

 

名前も曲も知らないアーティストなのに、

ジャケットの写真だけにひかれて買って聴いてみたら、

それがすごく良かった!っていうことも多かったそうですよ。

これもレコードならでは出会いかもしれませんネ。

レコードを知らない世代の方にも、レコードの世界、聴いていただきたいです。

 

 

 

【お知らせ② 次週(4/26~)からのテーマ】

 

私もやっていました!『習い事』についてです。

 

 

【お知らせ③ 番組で使用しているBGM】

 

◆オープニング 

♪ALL OF YOU / コルビー・キャレイ

 

◆エンディング

♪To Be  /  モントルー

 

 

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    羽田美智子
    羽田美智子

    羽田美智子

    茨城県出身。1988年デビュー。女優として映画、ドラマ、CMなどで活躍中。94年、映画『RAMPO』でエランドール賞新人賞などを受賞。95年、映画『人でなしの恋』で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。『花嫁のれん』(東海テレビ系列)シリーズ、『特捜9』(テレビ朝日)シリーズ、『おかしな刑事』(テレビ朝日)シリーズ、『ひよっこ』(NHK)など、数々の人気ドラマに出演している。2019年、実家の屋号である”羽田甚”を引き継ぎ、ネットショップ『羽田甚商店』をオープン。自身の五感を通して「本当にイイ!」と思ったものだけを紹介・販売している。
    羽田甚商店:https://hadajinshop.co.jp/