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2026.03.13

週末を中心に世界中を旅する生活リーマントラベラー 東松寛文さん

リーマントラベラーの東松寛文さん登場。

平日は広告代理店で働く傍ら、

週末を中心に世界中を旅する生活。

これまでに訪れたのは、102カ国249都市。

旅にのめり込んだきっかけや、

旅先でのとっておきの体験やハプニングについて伺いました。

 

※ 下にスクロールしていただくと、放送内容をご覧いただけます。

リーマントラベラー HP コチラ

Instagram コチラ

 

著書:「リーマントラベラー 週末だけで世界一周」 (河出文庫)      コチラ

 

リーマントラベラーとは?

自分は普段、広告代理店で働きながら、

週末を中心に世界を旅する「リーマントラベラー」として活動している。

社会人3年目の2012年から旅を始め、

これまでに102カ国249都市、

気がつけば地球36周分も移動していた。

きっかけは、好きなNBAを現地で観たくて訪れたロサンゼルス。

3泊5日の短い旅だったが、試合以上に

現地の人々の自由な過ごし方や価値観に衝撃を受け、

人生観が変わった。

初めての一人旅だったこともあり、観光地だけでなく

自分の感覚で動けたことで、より深い体験ができたと思う。

短い期間でもこんなに楽しめて、

こんなに知らないことがまだあるのであれば

土日を使えば上司に怒られずにもっと行けると気づき、

土日に旅に行く生活が始まった。

金曜の夜に出発し、土曜の朝を海外で迎える生活は効率的で、

その分仕事も前倒しで進めるようになり、生産性も大きく上がった。

会社員を続けているのは、仕事も楽しいし、

安定した収入があるからこそ旅の計画が立てられるから。

自分にとって旅はご褒美であり、心がリフレッシュできる大切な時間。

次の旅を楽しみに仕事を頑張る、

この循環が自分の原動力になっている。

 

 

キューバで触れた心の豊さ

自分にとって一番印象に残っている国はキューバ。

2015年、アメリカとの国交正常化を前に、

今の姿が変わってしまうかもしれないと思い、急いで訪れた。

平均年収がとても低いと聞いていたので

貧しい国というイメージを持っていたが、

実際に行ってみると全く違った。

見知らぬ女性に声をかけられて家に招かれ、ご飯をご馳走になったり、

音楽が鳴り響く家に入るとサルサを教えてもらったりと、

次々に温かい出来事が起きた。

最初は見返りをもとめられるかという不安もあったが、

すべて見返りなしでそのまま見送られた。

自分たちよりも心が豊かさだと強く感じた。

お金ではない価値観でこの人たちは生きているのだと思った。

世界中にはいろいろな人たちがいて

日本にいるだけでは気づけない価値観がそこにはあって、

自分が見たかった世界がここにあると実感した。

この体験をきっかけに、もっと多くの人に旅の価値を伝えたい

と思うようになった。

 

 

サウジアラビアでの奇跡

著書「リーマントラベラー 週末だけで世界一周」(河出文庫)

にも書いているが、土日で行ける国というと、

近場のアジアを思い浮かべる方が多いが、

個人的におすすめなのはオーストラリア・シドニー。

金曜の夜に出発すれば約9時間のフライトでしっかり眠れて、

時差もほぼないため土日の時間をフルに使える。

日曜夜に現地を出れば月曜の朝に帰国し、そのまま全力出社できる。

この効率の良さと、季節が真逆という非日常感が魅力。

また3連休あればアメリカ・ロサンゼルスやハワイにも行ける。

自分史上最高の奇跡がおこったのがサウジアラビア。

2017年のサッカーワールドカップ予選の日本代表戦が現地であり、

当時は観光で入れない国だったが、サッカー観戦であれば

特別なビザがでるということでチャンスだと思って行った。

当時は現地の情報が少なかったので、現地の様子を

SNSで発信していたところ、

サウジアラビアを日本に紹介している変わった日本人がいると

アラブ圏で一番大きな新聞で特集されるという奇跡が起こった。

限られた休みでも、現地でしかできない体験をしている。

 

 

休み方研究家

最近は「休み方研究家」とも呼ばれるようになり、

休み方を工夫することで、

働き方や生き方まで変わった経験を発信している。

働き方というのは自分の力で変えるのは簡単ではないが、

休み方は自分の意思で変えられる部分が大きい。

そこで週末旅を続けてみたら、仕事の効率が上がったり、

普段出会えない経験がアイデアにつながったりと、

いい循環が生まれた。

行きの飛行機ではしっかり休み、着いたら全力で楽しむ。

そして帰りの飛行機では旅を振り返る時間にしている。

非日常の中で気づいた自分の好き嫌いや

得意不得意を整理すると、自己分析にもなり、

帰国後は少しパワーアップした感覚で仕事に向き合える。

今も月1回ほどのペースで旅は続けているが、

3歳の子どもと行くときは行ったことのある国を選び、

ひとり旅では未訪問の国を選んで行くようにしている。

今行ってみたいのは、南太平洋の島国、バヌアツ。

世界で最も火口に近づけると言われている

ヤスール火山に行き、地球が生きているということを感じたい。

 

 

リーマントラベラーの魅力

週末に海外へ行く生活を続ける中で、

自分の中で一番大きく変わったのはお金の使い方。

会社員なので収入が急に増えるわけではないが、

以前は飲み会や誘いに何となく応じて、

自分の意思とは関係なくお金を使っていた。

仕事が中心だったので、断ることに不安もあった。

ただ「旅が一番好きだ」と気づいてからは、

すべての判断基準が「旅行より優先するかどうか」になり、

無駄な支出が減り、自分のために使えるお金が増え

それを全部旅に使える今が幸せ。

旅行の魅力は、自分のことがよく分かること。

現地での体験を通して、自分の価値観や興味に気づき、

新しい挑戦意欲も生まれる。

一方で、その挑戦を実現するのは仕事の役割でもあるので、

どちらも大切にしたいと思っている。

将来的には会社員のまま世界を巡り続け、

最終的には週末で宇宙にも行ってみたい。

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