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2023.02.17

秋元康さんが仕掛けるオールナイトニッポン55周年記念特番

作詞家・プロデューサーの秋元康さんが登場。

オールナイトニッポンの放送作家になったきっかけや

名曲誕生のエピソードなど、黒木さんが詳しくお聞きします。

さらに、秋元さんがエグゼクティブプロデューサーを務める、

17日から55時間にわたって放送される特番

「オールナイトニッポン55周年記念・オールナイトニッポン55時間スペシャル」

についても伺います。

 

秋元康 / 作詞家・プロデューサー  (C)kurigami

オールナイトニッポン55周年記念  オールナイトニッポン55時間スペシャル

詳しくは、コチラ

 

 

オールナイトニッポンの思い出

どちらかというと、自分が話すより、人の話を聞く方が好き。

職業柄、興味がある。

「オールナイトニッポン55周年記念・オールナイトニッポン55時間スペシャル」

のエグゼクティブプロデューサー。

自分たちの世代はオールナイトニッポンで育った。

多大な影響を受けたので、

リスナー代表というか、みんなで楽しくできたらと思う。

自分は、2月18日の17時から佐久間宣行さんと登場。

彼はクリエイターでありながらしゃべりが面白いので

どのような話になるかと思っている。

学校では教えてくれない、いろいろな文化を

オールナイトニッポンで学ぶことができた。

流れている音楽から洋楽を学んだ。

オールナイトニッポンで話題になったものを聴いたり、

映画を観に行ったりした。

自分は長渕剛さんやタモリさんのオールナイトニッポンの構成作家もやっていた。

一番衝撃的だったのは、特番で萩原健一さんがやったときに、

萩原さんが途中で帰ってしまった。

そのあと、ディレクターが話して音楽を流したということがあった。

そのようなハプニングというのは、生放送の面白さ。

 

 

“あの頃の自分” 

睡眠時間は3時間。

目が覚めてしまい、普通は2度寝をするものだが、

自分はもったいない気がして、そのまま仕事をするか、

ドラマや映画を見ている。

コーヒーと焼き芋が好き。

焼き芋が1本だけ焼ける焼き芋の機械がある。

これが抜群においしい。

「オールナイトニッポン55周年記念番組」のテーマは

50年くらい前の“あの頃の自分”。

パーソナリティにとってもリスナーの方にとっても

“あの頃の自分”はとても大切。

自分は受験勉強していたとか、何を将来やろうかと迷っていたとか・・

「あの頃の自分に言ってあげたいこと」という意味で、

“あの頃の自分”がテーマ。

たとえば、ミュージシャンで言えば、

売れる前の自分にひとこと言ってあげたいこと。

「まちがっていないよ」や「このまま夢を追いかけなさい」。

また、頂点を極めた人が、

これからどう進んでいっていいかわからないあの頃の自分に

言ってあげたいなど、それぞれ、いろいろあると思う。

パーソナリティのみなさんが、“あの頃の自分”を振り返って、

何を言ってあげたいのか、楽しみである。

 

 

放送作家 秋元康

ニッポン放送が最初の仕事。

高校2年の時に、なぜだかわからないが、募集していたわけでも、

はがき職人でもないのに、台本を書いてニッポン放送におくった。

それを放送作家の奥山侊伸さんと亀渕昭信さんが

面白いから遊びに来いと言われたのがきっかけ。

その頃の自分の夢は官僚になること。

当時は東大文Ⅰに行って大蔵省(今の財務省)に入るというのが

親が喜ぶコースだった。

そのように頑張らなければいけないと思っていたのだと思う。

その頃の自分に何か言ってあげたい言葉は

「流れのようにやるのがいいよ。」

つまり自分でこうなりたいというのも大事だが、

人間には運やタイミングや出会いがあるのでそれを信じていくこと。

自分だけではあらがえない運命の流れみたいなものがあるので、

流れるように進んでいくのも大切だと思う。

若い頃にたまたまヒットがでて、分不相応な印税をもらった。

このままだとメッキがはがれると思い、ニューヨークに行った。

ニューヨークで暮らすうちに、望郷の念で日本に帰りたい、

このイーストリバーも日本に繋がっていると思い、

自分の人生とか、川とか、流れにいうものにつながっていったのが

「川の流れのように」

著書『こんなに美しい月の夜を君は知らない』のタイトルは、

苦しい時や悩んでいるときは

頭上に美しい月があることを忘れている。

人生はいつも目の前にあることに追われているけれども、

美しい月はいつも輝いているのではないかと思いつけた。

 

 

秋元康の仕事術

仕事の仕方として、「ゼロを1にするのではなく、0.1を1にする」

たとえば無色の人がいて、

その人をブルーや赤や黄色にしようとしても、

もともと人間は何かをもっているので無理がある。

それよりも、その人をみての想像が0.1あった方がつくりやすい。

なので、その人のどこが一番面白いかを考える

たとえば、黒木さんでドラマをつくろうとしたとき、

大人のラブストーリーを作りたいが、

男が一生懸命アプローチしても、

うまくかわして笑わせるというキャラクターのものを作りたくなる。

それは黒木さんがちょっとしゃれた言い方や

笑わせるようなことを言うのではないかと想像し、

それが面白そうだなあと思う。

真面目な感じなのに、“はずす”というのが面白そう。

 

 

オールナイトニッポン55周年記念番組

本日18時から19日の25時まで。

「オールナイトニッポン55周年記念・オールナイトニッポン55時間スペシャル」。

オールナイトニッポンを一度は聞いたことがある人、

学生時代に聞いたことがあるという人、最近よく聴いているという人がいる。

そのような人にとってのお祭り。

懐かしいという人も、聞いたことがないという人も世代が入り乱れて

オールナイトニッポンはこういうラジオだったのか。

というのがでるといいと思う。

自分はこの55時間、できるだけ起きていようと思う。

番組中、盛り上がって一緒に歌を歌おうとなったら

歌う段取りをしようとか、

この人に会ってみたいとなったらゲストに入れようとか

生放送中、今どこかで飲んでる人に、

ニッポン放送にかけつけてくださいというゲストの出し方なども

あるのではないかと思っている。

黒木瞳さんに電話してみようか、

久留米うどんをつくってもってきてもらおう!

ということもあるかもしれない。

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