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2023.01.27

西武鉄道株式会社マーケティング部の手老善さんに聞く、西武鉄道の魅力ある取組、レストラン列車

西武鉄道株式会社マーケティング部の手老善さんが登場。

西武鉄道の様々な取組やレストラン列車や新しい特急車両の話、

さらに沿線の観光スポットについての話までたっぷりと伺いました。

西武鉄道Webサイト コチラ

 

西武 旅するレストラン 「52席の至福」 コチラ

(↓ 以下、写真)

  

池袋線 特急ラビュー  コチラ

(↓ 以下、写真)

マーケティング部の仕事

西武鉄道は、東京都と埼玉県を走る池袋線、新宿線の2つをメインに

運行している鉄道会社。総延長176km、一日平均140万人が利用。

プリンスホテル、西武ライオンズ他、八景島シーパラダイス、

横浜アリーナも同じ西武グループ。

自分はマーケティング部に所属。

ひとりひとりに合ったアプローチ、コミュニケーションができないか

ということを中心にやっている。

たとえば、「西武線アプリ」では、一人一人にあった運行情報を配信。

今自分が手がけているのは、「乗車ポイント」

これはICカード(PASMO)で乗車するとポイントが付くというサービス。

西武鉄道に入社当初は広告媒体を担当。

電車の中吊り広告や、駅のデジタルサイネージを担当した。

現在はマーケティング部の仕事をしている。

西武鉄道は、ラッピング電車を多く走らせている。

たとえばドラえもんの装飾を施した「DORAEMON-GO!」というのがある。

お客様に楽しんでいただける電車づくりをおこなっている。

「西武線アプリ」ではラッピング電車が、

今どこで走っているのかわかるようになっていて、親子連れの方に人気。

 

「車両基地」シリーズ

子供のころから乗り物が好きだった。、

自分の家の目の前は頻繁に東急バスが走る場所で、

自分が最初に話したちゃんとした言葉が「バス」だった。

その東急バスに入社。

その後、ジェイアール東日本企画に勤め、西武鉄道へ。

「車両基地」シリーズというDVDを監修。

一般の人が見られない車両基地の内部に迫ったもの。

車両基地のすごい景色をなんとかして外の方にみてもらいたいと思った。

あくまで日常の姿にフォーカスを当てている。

制作されたユニバーサルミュージックの方から、

この企画の相談を受けたとき、

車両基地は今までみられていない世界なので、

皆に見たいという思いがあるのではないかと感じ、

このジャンルは膨らむだろうと思った。

電車が走っているのではなく、車庫で休んでいる風景を撮っていて、

通常と違うということで、注目を浴び、結構売れた。

もともと、頭の中に、このようなものができたらいいなあ

というストックがいろいろある。

ちょうど話をいただいたときに、これはいけるのではないかと思い、

すぐにキックオフができた。

たまたまライブの仕事で打ち上げで隣の席の関係者の方から

相談を受けたという偶然の出会いから始まった。

電車とは関係のないところから繋がるということはよくある。

 

様々な列車と秩父の観光

「52席の至福」は列車の中で料理が食べられるレストラン列車。

52席しかない列車。

西武新宿・池袋から西武秩父までがランチ。

西武秩父から西武新宿・池袋までがディナー。

都心から出るレストラン列車は珍しく、貴重。

秩父はお祭りが多く、

秩父の祭はユネスコの無形文化遺産に登録されている。

12月の秩父夜祭では大きな屋台が一日中練り歩き、

非常に多くの人が訪れる。

三峯神社はパワースポット。

秩父には他にも神社はいろいろあり、

自然の中で心が洗われるようなスポットが多い。

秩父までは特急列車で最速で77分。

「Laview」という池袋から西武秩父間の新しい特急車両がデビュー。

窓が大きく、先頭も流線型で電車っぽくない。

建築家・妹島和世氏監修。

車内は黄色をベースにした包み込むような座席。

西武線の電車は黄色の電車が多いイメージから車内を黄色に。

秩父に行く間も楽しんでもらいたいというのが自分たちの願い。

 

西武線沿線の観光スポット

飯能には「ムーミンバレーパーク」がある。

ここはムーミンの世界を追体験できる場所。

ムーミンのパークは本国以外には日本にしかない。

宮沢湖が非常に北欧の感じにあっているということで、

湖のほとりにできた。

その他に、この時期は、芦ヶ久保の氷柱。

これは幅200mある大きな氷柱。

夜はライトアップしてきれい。電車の中からも見ることができる。

西武線アプリでは、催し物の時期や、花の見ごろの情報、

ウォーキングによい時期、ルートなども案内。

西武秩父駅には、駅直結の温泉施設「祭の湯」がある。

「52席の至福」のランチで秩父入り、

観光し温泉に入り、特急「Laview」で帰るというおすすめコースもある。

今秩父でおこなわれているのがイルミネーション。

「祭の湯」の前の場所で秩父の竹を使った光のアートを開催中。

地元の高校生たちが作ったデザインを施した竹に内側から光をあてて

幻想的な竹あかりの通路を作っている。

また、秩父地域の色鮮やかな織物がライトアップされるなど、

少し通常とは違うイルミネーションが秩父にはある。

魅力がたくさんあるのでぜひチェックして欲しい。

 

 

西武鉄道の取組み・これからの夢

利用客のためのサービスとしては

電車のドアの上の液晶モニターでニュースや天気予報、

電車の運行情報をリアルタイムにお伝えしている。

また、西武線アプリを使うと、今の電車の位置、

電車がどのくらい混んでいるかなど、

今までより、いろいろな情報を発信している。

西武グループには「でかける人を、ほほえむ人へ。」

というスローガンがある。

いつの時代も楽しく移動していただく、

楽しく電車に乗っていただけることが常に目標である。

「としまえん」の跡地の一部に「ハリーポッター」の世界を

イメージして作られる施設が今年できる予定。

いわゆるテーマパークとは違い、映画の制作過程に触れられるような施設。

それにあわせて、ハリーポッター風の駅のしかけを予定。

西武線は都心的なところもあれば、緑多く、自然が多いところもあるので

いろいろな楽しみ方ができる沿線。

自分個人では、電車に乗ったりするのが好きで、

公共交通機関にずっと携わってきているので、

生涯続けられるといいなあと思う。

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