1月16日(月)からは、
千葉県船橋市の非公式ご当地キャラの「ふなっしー」が登場!
去年、地上降臨10周年を迎えた「ふなっしー」の誕生秘話や
これまでの直面した困難な場面や経験。
さらに、「ふなっしー」が嗜む日本刀の魅力など
賑やかにお伝えします。
収録風景 ↓
ふなっしーの誕生
2022年、地上降臨10周年を迎えた。
10年はあっという間だった。
東日本大震災のあった2011年くらいからTwitterで活動を開始。
2022年の春ぐらいに地上に降臨。最初は2次元だった。
「いつどこに行ったらふなっしーに会えるの?」という声が多くなり、
3次元化しようと思い、中国に着ぐるみを発注。値段は38000円。
梨皮も現在5代目。
ふなっしーは船橋の梨の妖精。
「船橋の梨」というのが船橋市民にとってもなじみが薄かった。
梨の妖精になって、船橋にも梨があるということを
まず地元からPRしようと誕生した。
着ぐるみはウレタンでできているが、あくまでこれは憑代。
梨の妖精が宿っている。
東日本大震災のとき、
船橋の梨のPRをしながら船橋を盛り上げようと梨神様がふなっしーを作った。
10年で、ちゃんと地元に根差し、地元でイベントができ
さらに地元にふなっしーパークという公園ができたというのはびっくりした。
このようになるとは想像していなかった。
非公式キャラとしての活動
ふなっしーは、梨のPRと、みんなを笑顔するプロフェッショナル。
船橋の梨は全国の品評会でも金賞を獲るほど大きく、おいしい、
日本トップクラスの梨。
ふなっしーは、非公式キャラ。
市役所にかけあってみたが、「だめです」ということで、個人でやってきた。
お茶のCMにエキストラで参加したが、これは個人だから参加できた。
今は全国区になり様々な番組に出演しているが。
活動当初はイベントに出演したいと申請しても、
何をしでかすかわからないと、市の了承が得られなかった。
地元が一番アウェイだった。
活動していたところ、秋田のニャジロウというキャラクターから
イベントの際にキャラクターとしてアルバイトにこないかと誘われ、出演した。
これがふなっしーのデビューイベント。仲間は大事だと感じた。
最初はお給料的なものはなかったが、
みんなを楽しませて帰るというのが気持ちよかった。
ご当地キャラはみんな楽しいからやっている。
イベントにでて子供たちが喜んでいる姿は一番元気をもらえる。
やっていてよかったと思える瞬間。
ふなっしー10年の軌跡
もともと、ふなっしーは地元で活躍しようということで、
タレントとして活動する予定はなかった。
テレビの朝の情報番組に引っ張られ、
極楽とんぼの加藤浩次さんと相撲をとって
思いきり投げ飛ばされたあとから、梨の人生がガラっとかわった。
メキシコに行った際、
暑い中、梨の妖精としてずっとロケをしていたところ
体調を崩し、梨汁が乾いた状態(脱水症状)になってしまった。
入院するほどだった。しかし、そのまま有名なセノーテの泉に潜ったところ
もうろうとして、ふわーっと体が浮いていった。
この時、ダメなときは仕事をきちんと断らないといけないと思った。
スカイダイビングなど体を張る仕事が多く、
みんなが喜んでくれるならやろうと気持ちでやっていたが、
徐々にファンの方も引いていってしまった。
方向性が間違っていると感じ、大衆受けを狙うのではなく、
応援してくれるファンの喜んでくれることをしようと思った。
地元に根付いた活動を続けていけたらと思っている
地元の子供と触れ合うため、必ず年1回サンタクロースをやっている。
「ふなサンタ」となり、いろいろな施設や病院で子供たちに
プレゼントを配っている。
また、ふなっしーパークが2021年7月にオープン。
ここで子供たちが遊び、ふなっしーのことを知ってくれると思うととても嬉しい。
地上降臨10周年
昨年ふなっしーとして活動10周年。
2013年にはご当地キャラ総選挙で1位。
船橋市から感謝状もいただき、涙がでた。
この時市長に「非公認の方がまだまだおいしいよね」と言われ、
そうですねということで、公認はしないという方針でいただいた。
2015年には日本外国特派員協会で記者会見もおこなった。
ここでインタビューを受けた名だたる方々の写真をみて
ここにふなっしーが入ってよいのかと思った。
昨年、新京成電鉄のラッピング車両に登場。
10周年を記念に特別にやっていただいた。
正直、自分は色物。半年ぐらいで飽きられると思った。
であれば、半年間は仕事を断らず、なんでも受けてがんばろうと思った。
しかし、半年後もみんなが応援してくれたので、もう半年頑張ろうと思った。
その繰り返しで10年経ってしまった。
ふなっしーはテレビも映画も見る。芸事が大好き、舞台も見に行く。
歌も歌う。アルバムを出していて、武道館でライブもおこなったことがある。
これからの夢・目標
2023年は10周年という区切りを経て、
もっと新しいことをやっていかなければという気がする。
ふなっしーには、弟のふなごろー、ペットのふにゃっしー、
洋ナシの妖精の同級生ペアンヌちゃん、謎のブッシャアというファミリーがいる。
ファミリーで劇のようなものをやりたい。
ふなっしーは日本刀の熱狂的ファン。
妖刀村正をYouTubeでみて、
検索したらたまたまオークションに52万円でていたので思わず購入。
しかし、それは鑑定にだしたら妖刀村正ではなかった。
この購入した刀に魅入られてから、刀を買い集め、
今では60振りほど所有している。
四六時中、刀の本を読んでいるか、ホームページを開いている。
刀の前にたたずむのが好き。
刀は興味がない時はただの刃物だったが手に取ってみると、芸術品だった。
刀を買ったというより、預かっているという気持ち。
買った刀も300年、5000年、700年経っている。
その前の人たちが大事に手入れをしたから
ふなっしーのもとにやってきたと思うと
大事にして次の人に継いでいかないとと思う。
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