フラ界のワールドカップともいわれる「メリーモナーク」で4年連続優勝。
日本人のフラ第一人者である、
フラパフォーマーのキャロル・ハルヨさんが登場。
フラを始めたきっかけや、ハワイでのフラ修行について、
さらに、フラの動きからハルヨさんが考案したエクササイズなど、
フラの魅力について伺いました。
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フラを始めたきっかけ
現在、日本とカリフォルニアとハワイを行き来して活動。
日本では、東京、関西、四国でフラスタジオで、
フラの指導、ストレッチ、
そして、体をきれいにするためのエクササイズをおこなっている。
21歳ごろ初めてハワイに行って、「ここに絶対住みたい」と思った。
海外に住むにはどうしたらいいか考え、
何かハワイに通じる何かを勉強してみようと思い、
小さい頃からクラッシックバレエやジャズダンスで育ってきたので
伝統舞踊のフラがある、これをやってみようと思った。
レッスンを始めたのは東京の近所の稽古場。
体験レッスンで初めてフラの音楽を聞いて、
始めたハワイに行ったときと同じようにビビットきた。
その時、「私、このダンスだったのかも」と感じた。
今思うと、それは、ハワイアンのミュージックの心地よさ、
心が癒される感覚からだったのかもしれない。
恩師との出会い
恩師パレカ・レイナアラ・マトス氏との出会いは日本。
彼女がハワイの有名なミュージシャン、ケアリイ・レイシェルの
コンサートで一緒に来日。
そのとき、ワークショップをするということで誘われ参加。
レッスンは2時間で1曲、教えてくれるというもの。
1曲仕上がった後に、先生に「ここで一人で今のを踊ってみて」といわれ、
踊ったところ、先生が「マイガイ:素晴らしい」と言ってくれた。
さらに、レッスン後、個人的に呼ばれ、
もしハワイに来てフラを学びたいと思う時があったら、
必ず私のところにきなさい。と言われ、
電撃が走るくらいの衝撃だった。
驚くほどの五感にふれるフラをみた、その先生が来いといってくれたので、
これは行くしかないと思った。
しかし、すぐにはいけなかった。
東京のスタジオでインストラクターの仕事をしていたので、
責任もあり、行きたくても行けず、5年後にやっと行くことができた。
しかし、その間、個人的にハワイに通い、個人レッスンは受けていた。
ハワイでのフラ修行
ハワイに移住し、本格的なフラの修行が始まった。
4月におこなわれるフラの大会に向け、
前の年の夏明けにはレッスンが始まる。
毎日午後6時から10時までレッスンがあり、4時間踊り詰める。
その間、どこか遊びにいくという時間もなく、スタジオに通うだけの生活。
精神的にも余裕がなかった。
フラのレッスンは英語だが、
移住した当初は、英語はほとんどできなかったので苦労した。
振りに関しては見よう見まねでできるか、
大会のフォーメーションの練習になると、英語の説明がわからず、
動けず、後ろから押されたりということもあった。
自分のミスで1からやりなおしになる
その大きなプレッシャーから、
1年目は自律神経失調症、突発性難聴になり。
激やせするほどだった。人生で最大のプレッシャーを感じていた。
その時、相当の努力をした。だからこそ今がある。
フラのワークアウトDVDの制作
簡単にできる自身が考案したフラのワークアウトのDVDを制作。
フラを踊りながら基本姿勢のレクチャーをしたり、
美しいボディラインをつくるというもの
フラダンスは決まった踊り、決まったスタイルはない。
先生、流派によって踊り方も姿勢も違う。
自分はフラでもどんな民族ダンスでも基本姿勢は大事だと思う。
皆の踊っていて姿勢が悪かったり、
体の使い方がわからないということが気になっていた。
そこで、まず踊りを教えることよりも、
姿勢や体の使い方をレクチャーしたいと思った。
さらに、自分が産後間もなかったので、
産後の体型もきれいにできるというものを作りたかった。
実際に自分は、産後2か月でもとの体型に戻した。
若い人たちは痩せたいと思う人が多いが、
自分の体型を維持しながら、形をきれいにすることが女性らしいと思う。
簡単な体の使い方で今ある体をメリハリよくすることがよいと思う。
継続しないとだめ。5分くらいのキャプチャーを毎日きちんとやればよい。
これからの活動
フラは伝統伝承芸能として宗教っぽい目で見られる面もあるが、
自分はフラを芸術の一つとして認めてもらいたい。
フラはフラじゃなければいけないというくくりが日本はある。
フラはこんな踊りもできると説明してもなかなか理解してもらえなかったが、
ようやく、日本語の曲で踊ったりということもみられるようになった。
今後もフラとキャロル・ハルヨをみて
元気になってもらえる活動をしていきたい。
そろそろイベントも戻ってくるので、
日本でパフォーマンスを観てもらえる機会もでてくると思う。
ハワイで自分を初めて見たフラの関係者から
「あなたは歩くミュージアムね。みんなが振り返る」といわれた。
自分には、何もしなくても人が見るというところがあるらしい。
それはありがたいこと。
みんなが楽しんでくれて笑顔になってくれれば嬉しい。
健康美という点では、健康でいることが重要。
自分は食べ物は食べたいとき、食べたいものをたくさん食べている。
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