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2021.12.31

パラ陸上・視覚障がい長距離走伴走者の中田崇志さんに聞く、伴走者の役割と選手との関わり方

パラリンピックや世界選手権視覚障害がある陸上選手の伴走者として

活躍されている中田崇志さんが登場。

伴走者の役割や競技について教えていただくとともに、

中田さんの伴走者になったきっかけや、パラリンピックへの挑戦

そして、現在の目標について伺いました。

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パラリンピックへの挑戦 

伴走の際、マラソンは長さ約50cmの1本の伴走ロープというものを

お互いが持って走る。

陸上のトラック競技のときは長さが30cmくらいの短いものを使う。

伴走者は選手のリズムにぴったり合わせて腕を一緒に振っていく。

パラリンピックのメダルは音がするように工夫されている。

2004年のアテネのパラリンピックで高橋勇市選手と一緒に金メダルをとった。

高橋選手がパラリンピックのトライアスロンに挑戦すると聞き、

サポートをしたいと思い、一緒に2021年の東京パラリンピック目指した。

世界大会にもいったが、最終的にランキングが届かず、

パラリンピックへの出場はかなわなかった。

しかし、とてもいいチャレンジができたと思っている。

パラトライアスロンは、水泳も一緒に泳ぎ、自転車も二人乗りの自転車を使う。

水泳の伴泳は、足と足を伴泳ロープでつなぐ。

選手は何回腕をかいたかで、泳いだ距離を感じる。

声が届かないので、曲がるタイミングは、3回たたいたら曲がるというように、

二人で決め事をする。

自転車は下り坂だと60kmから70kmに近いスピードがでるので結構怖い。

しかし、選手の方が怖いと思う。見えない中で自分の操作に命を預けている。

自分は無事に二人でゴールしたい思って乗っている。

 

 

伴走者になったきっかけ  

高橋勇市選手が「ランナーズ」という雑誌で伴走者を募集しているのをみて

伴走者になろうと思った。

伴走者は自分より早いランナーでないと力がだしきれないと

記事を読んでと感じ、力になりたいと思った。

普段のジョギングの伴走者はたくさんいるが、

パラリンピックに出場する、メダルを目指すということになると

箱根駅伝にでるような選手や実業団の選手などの

速い選手でないと難しい。

自分は40歳になるが自分自身も今もトレーニングをしている。

1500mで昨年23年ぶりに自己ベストを更新。

パラのトライアスロンも頑張っていきたい。

いろいろなことに挑戦したい冬季のパラリンピックに向けてスキーもやりたい。

声でガイドしていく、視覚障害の方のスキーもあり、

今後チャレンジしていきたい。一緒に戦いたいと思う。

 

 

伴走者の役割とやりがい 

伴走者として、選手が力を出し切れるように一緒に走れたときが嬉しい。

競技中は伴走ロープが二人の呼吸を合わせてくれる。

伴走ロープが固くなるなど、いつもと変わった!

という瞬間を感じるようにしている。

伴走ロープもただのモノではなく、二人をしっかりつなぐもの。

陸上競技場のトラックは内側に10cmくらいの高さの縁石がある。

これを踏んでしまうと転倒していまい、内側に入ると失格になる。

そこで、視覚障害の選手をあえて外側、自分が縁石ギリギリを走るようにしている。

そうすることで、選手は安心して一歩を踏み出せる。

短距離の選手は、伴走者が内側の人が多い。

ものすごいスピード感で走るので、一緒にコントロールするのは難しい、

速さも大事だが、なにより選手が安心して安全に走れるように気を付けている。

 

 

パラトライアスロンへの挑戦 

東京オリンピック向けて、パラトライアスロンの伴走者に挑戦。

高橋勇市さんをサポートしたいという思いで、

水泳は20年やっていなかったが、

朝4000m~5000,m泳ぐ生活に切り替えた。

現在トライアスロンスクールに通って練習している。

仕事で残業などが続くと、前の駅で降りて、家まで走って帰る。

大変ということはなく、気持ちがすっきりし、疲れが抜けていく。

また、それをやることで選手の支えになれると思うと、

パラリンピックの舞台が想像できて気持ちが盛り上がってくる。

パラトライアスロンは

陸上だと伴走ロープ、水泳では足に着ける伴泳ロープ

自転車は二人乗りのタンデム自転車を使う。

高橋さんは3年前まで泳げなかった。

東京でパラリンピックで視覚障害の部門ができるときき、

これならもう一度パラリンピックに出られると思って泳ぎ始めた。

 

 

これからの夢・目標 

子供たちへの視覚障害のある方への街での接し方の講演などもしている。

伝える場が増え、東京でパラリンピックが開かれてよかったと感じている。

今はコロナ架で声をかけてくれる人が減っている。

危ないと思ったら積極的に声をかけてほしいと思う。

今の目標としては、2024年のパリのパラリンピックに向けて

多くの選手のサポートをしていきたい。

一人でも多くの人にあの大きな舞台で活躍してほしいと思う。

高橋勇市選手も59歳になるが、一緒に出場したい。

本番が近くなるとペアを決めてやっていくが、それまでの間は、。

できるだけいろいろなところにいって多くの選手のサポートしようと思っている。

練習は一人でより、誰かとする方が楽しい。

最近は、心拍数も図れ、1分間の歩数も時計に表示されるなど、

数値化できる。

視覚障害の人には、動きを見せることができないので

動きを数字で伝えるなど工夫をしながら

効率的に走れるように練習をおこなっている。

 

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