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2019.02.22

竹中直人語る映画「サムライマラソン」撮影の舞台裏

2月18日(月)からは、

俳優の竹中直人さん登場。

最新出演の映画「サムライマラソン」、

そして俳優・コメディアン・映画監督と

マルチな才能を発揮し続ける竹中さんと黒木さんの対談をお送りしました。

竹中直人さんについて コチラ

映画「サムライマラソン」について コチラ

 

2月18日(月) 映画「サムライマラソン」

日本初のマラソンと言われている、

江戸時代の安政遠足が舞台の幕末エンタテインメント。

映画「サムライマラソン」が22日(金)公開。

監督は、奇才バーナード・ローズ監督。

監督と役者に言葉の壁がある分、

感覚でのコミュニケーションになるため、

刺激的な撮影となった。

監督の方針で、テストは行わず、

いきなり本番がスタートするという撮影方法で、

役者一人一人が自由に役を演じているため、

アドリブが多い点も見どころの一つになっている。

 

 

2月19日(火) ナンバ走り

日本古来の走法でもある「ナンバ走り」、

江戸時代もこの走り方をしていたと言われていて、

右手と右足、左手と左足、を一緒に前に出すという特殊な走法。

映画の舞台になっている安政遠足でも

「ナンバ走り」が主流だったため、

出演者全員、稽古場で何度も練習に励んだ。

実際にスタジオでも見事な「ナンバ走り」を披露し、

「ホッホッホ・・・」という独特な掛け声が

上手く走るコツの一つになっている。

 

 

2月20日(水) バーナード・ローズ監督のこだわり

バーナード・ローズ監督からは

「台本通りにやらないでくれ」という指示があり、

もちろんセリフは覚えていたものの、

他にはないぐらい、アドリブが多い映画になっている。

そこには役者の熱量を見るという背景があり、

撮影もカット割はほとんどなく、

納得いくまで、何テイクも撮影が行われた。

そこには、役者には自由に演じてもらい、

あとは編集でなんとかするという、

監督ならではの自信の表れだったとも言える。

また、監督は「侍」や「時代劇」がとても好きで、

黒澤明監督の大ファンであるとも公言している。

 

 

 

2月21日(木) ルーツはブルース・リー

幼少の頃より、人間観察が好きで、

電車の中やカフェ、学校など

日常に転がっている面白い物をずっと探していた。

そこにコメディセンスの秘訣があると考えている。

また、手塚治虫さんなどの影響で、

小学校の頃は漫画家になりたいと考えていた。

そのために、2浪して多摩美術大学に進学。

そこでなんとなく入った、映像演出研究会で

自身が、監督・演出・主演を務め、

ブルース・リーのパロディ映像作品を撮影。

その時、映画、そして役者にという仕事に惹かれ

卒業後、劇団青年座に入った。

 

 

 

2月22日(金) 「サムライマラソン」見どころ

映画「サムライマラソン」公開日、

自身の演じる栗田又衛門は、定年退職を迎えた老侍で

もう一度一花咲かせるべく、安政遠足に参加している。

豪華製作陣に加え、佐藤健さん、小松菜奈さん、

を始めとする豪華俳優陣が、

魅せるアクションは圧巻。

各出演者に激しい立ち回りのシーンがあり、

その迫力は、劇場でしか味わえないと自負している。

今後も、役者を、ずっと続けていきたいと考えていて、

山頭火、内田百間、などまだまだ演じてみたい

人物がたくさん存在している。

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