ソラーレクリニック太子 院長 八十川直哉
1984年生まれ。
2011年、川崎医科大学を卒業、その附属病院で研修。
その後、川崎医科大学附属病院呼吸器内科に入局。
グリーン在宅クリニック、大学病院での講師を経て、
2022年10月にソラーレクリニック太子を開業。
竹内:どんなクリニックなんでしょうか。
八十川:基本的には内科をメインにやってるクリニックなんですけど、僕の専門が呼吸器とアレルギーなので、それも専門でやらせてもらってます。
竹内:喘息とかですかね。
八十川:そうですね。
竹内:どんな症状でいらっしゃる方が?
八十川:咳とか風邪をひいたとかもいますし、もともと喘息で治療している方も来ますね。呼吸器だと。アレルギーだと今のシーズンも花粉症とか。
竹内:はい。私もちょっとだけ喘息持ちなので。
八十川:はい。
竹内:小さいころは喘息を持っていてで、途中で治ったんですけども、最近、風邪をひくと、そのタイミングで出るようになっちゃって、なので先生からはなるべく毎日吸引した方がいいとは言われてるんですけど。
八十川:そうですね、した方がいいですね、やっぱり。
竹内:なぜ呼吸器内科を専門にしていらっしゃるんですか?
八十川:元々、大学時代好きだったのは循環器だったんですけど、父親も専門循環器だったんで、循環器内科になろうかなって漠然と思ってたんですけど。竹内:はい。
八十川:実際に臨床研修をして、循環器と呼吸器内科がどっちも楽しかったんですけど、将来は開業することを決めてたんで、開業するにあたってはどっちがいいかなと考えた時に、圧倒的に多いのは多分、呼吸器疾患。風邪も含めて。
竹内:はい。
八十川:そう思ったのと、その時お世話になった上司の先生が結構厳しかったですけど、しっかり教えてくれる先生だったんで、それで呼吸器に行こうかなと思って呼吸器へ。
竹内:訪問診療も行ってらっしゃるって、結構珍しいですよね?
八十川:でも、最近は増えていると思いますね。
竹内:なぜ始められたんですか?
八十川:大学病院にいると、やっぱり最期まで診ることできないんですよね。
最終的に状態が悪くなってきて、病院で診ますか?お家に帰りますか?となると、やっぱり皆さんお家に帰りたいって言われるんで、そうなると、地域のクリニックの先生にお任せするんですけど、その方が結局どういう経過を辿っていったのか分からないことが多いんで、それも思って最期まで診られたらなと思って、在宅専門のクリニックが岡山にあったんで。
竹内:はい。
八十川:そこで勉強させてもらって、やっぱり必要だなと思ってクリニックでもやるって決めましたね。
竹内:訪問診療って移動時間とか一人の方に先生がかける時間は凄く長くなると思うんですけれども、その辺はどうやって工夫されてるんですか?
八十川:訪問診療て定期的に行くんで、2週間に1回とかが基本的な間隔なんですけど、状態がいい人、安定してきてる人にまた、月一回とか、普通の外来みたいに月1回行くみたいな感じで減らしてたりとか、スケジュールを合わせて行ったりとかもしてますね。
竹内:へぇ。
八十川:やっぱりお医者さんだけ、クリニックの医者だけじゃとてもできないので、訪問看護とかリハビリの先生とか、薬剤師さんとか色んな職種の方がかかわるので、そういった人に僕らが行ってない時に入ってもらって、状態を把握してもらう。それで情報を貰ったりとか。
竹内:ソラーレクリニック太子は、その地域に密着したクリニックということで、その地域に浸透していくために大事にしていることって何かありますか?
八十川:やっぱり一番大事にしたいのは、コミュニケーションかなと思ってて、訪問看護の方とかケアマネージャーさんとかもそうですけど、なかなかお医者さんに話を持ってくるというのは結構ハードルが高いみたいで、そこを何とかハードルを下げて、気軽に声かけてもらって、患者さんがこういうことで困ってるとか、そういうことを言ってもらえるようなクリニックにしたいかなと思うんですけど。
竹内:はい。
八十川:やはり僕一人でいま外来もして訪問診療もしてるんで、なかなか時間的に合わないことがあるんで、そこはうちのスタッフが間に入って、僕が答えなくてもある程度のことを答えられて対応できるようにするように目指していますね。
竹内:これからの夢・目標は何かありますか?
八十川:夢はもちろん、まだまだ開業して2年目なので、知られてないんですよね。
竹内:はい。
八十川:特に僕の地元のたつの市の方は、まだまだ知らない方いっぱいいるんで、そちらにも知ってもらいたいと思いますし、やっぱりクリニックだけだとなかなか地域の医療の活性化に繋がらないので、事務長がいるんですけども、事務長に別会社を立ててもらって、そちらで訪問看護とか、地域のためになることをやる計画をいま立てていて。
竹内:クリニックとは別に、専門の施設を作るってことですか?
八十川:そうです、その事務長が代表をしている会社の一部に、訪問看護ステーションを作って、特に僕は呼吸器なんで専門が。呼吸器領域を診られる訪問看護ステーションがないと言われたので、うちのスタッフを一人、そちらに行かせて呼吸器を強くできるステーションを作ろうかなと思っています。
竹内:それは今やってる訪問診療と何が違うんですか?
八十川:訪問診療は、僕らドクターが行くんですけど、訪問看護は看護師さんだけの集団なんですね。
竹内:はい。
八十川:患者さんのケアとかおむつ交換もしますし、入浴とかそういったこともするんで。
竹内:そうか、介護的なところも担っていけたらということですね。
八十川:そうですね。
竹内:ありがとうございました。
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