医療法人LadyBird Mキッズクリニック mランド保育園 理事長・院長・園長 村井由佳
1994年、近畿大学医学部を卒業後、
近畿大学病院、小児科医局に入局。
出産後、奈良県へ移住。
2008年、Mキッズクリニックを開業、
2015年、医療法人LadyBirdを設立。
2019年、mランド保育園を開園。
竹内:すごくオシャレでいらっしゃって、ビックリしました。髪に赤いインナーカラー。スーツもほんと可愛い、お花柄の華やかだけど、上品な。
村井:ありがとうございます。
竹内:本当に色々やってらっしゃるんですが、Mキッズクリニック、こちらは小児科で、それと保育園も経営されているという。
村井:そうですね。
竹内:いいですね、クリニックと保育園、保育園の方は病児保育園ていうことですか?
村井:そうですね。一般的な保育園ではなくて、病気のお子さんを預かる保育園なんで、短期になりますね。
竹内:近くにクリニックがあるので、親御さんは本当に安心ですよね。
村井:そうですね、隣接していますので、クリニックで最初に診察をさせていただいて、受け入れが可能かなっていうお子さんをお預かりする形になってますね。
竹内:先生が最近、子供達と接していて感じること、最近のお子さんの特徴って何かありますか?
村井:最近のお子さん達って頭痛とかね、なんかお腹が痛いとか、なんかしんどいっていうような漠然とした症状を訴えられる方が多いんですね。そういう方をずっと診ていると、割と姿勢が悪くて猫背になっていて、目が下向き加減であったりとか、便が毎日出てないですとかね、体が動いてないというか、一日中ゲームしていますとか、YouTube見てますとかっていう方が多いんですね。
竹内:はい。
村井:体って全体的に繋がっているのでね、姿勢を良くするだけでも目が上に向いて、頭の位置が変わって気分も良くなって、楽しくなったりとかしてくるので。つながっているのでね、それが1~2日で治るというわけではなくて、毎日毎日して習慣付けると元気になってくるっていうこともあるので、頭が痛いから頭痛薬くださいとか、お腹が痛いからなんか整腸剤をくださいとかではなく、日常生活をより良い方にすると、全てが良くなってくるということがあるんですね。
竹内:へぇ~。
村井:日常生活は、今はトイレでも和式で座ることもなくなってとかですよね。
竹内:そうですよね。
村井:お子さんたちの便座、おまるとかも便座にかけるだけのものとかもあると思うんですけど、簡単になってそういうのを使う分、子供たちがトイレでうまくオシッコをしたりウンチをしたりとかが出来なくなってきてる、気張るっていうこととか、足をちゃんと付けておくとかっていうことがなくなってきてるんですね。そうすると体幹が弱くなってきてしまって、しっかり体が出来てこない、そうすると風邪をひきやすくなるという風につながっていくんですね。
竹内:はい。
村井:免疫が弱っちゃうとか、なんとなくお腹が痛くてご飯を食べなくて体重が下がっちゃうとかね、ということがあるので、全体的に見ていかないといけないから、今お仕事されてるお母さん多いですけれど、お仕事をしていてもこの子はウンチが出てるかなとか、ちゃんと座ってご飯食べられてるかなとかね、そういう基本的な事が、まあいいかっていうのではなくて、指導していただくと、元気なお子さんに育っていくっていうのがありますよね。
竹内:普段の生活習慣から見直していくのが健康に繋がるんですね。
村井:どうでしょうか?
竹内:YouTubeとかも見させてしまってるので、手元にじっと目線を下げたりして過ごしてるので、どうやったら気をつけられるんですかね?
村井:見る場所を少し目の上に置くとか、場所にもよりますよね。足元に置いてしまうと、どうしても下向いてしまうので、ちょっと高い位置にしてあげるとか、少し距離を開けるとか、見る時間を少し見たらちょっと一周ぐるっと回ってトイレでも行ってまた帰ってきて見るというような、途中で体を動かすとかね、そういうことも大事になってきますね。
竹内:なるほど。
村井:伸びをするとか、それだけでも全然変わってくるので。おとなしいからこのまま放っておこうとか、いま便利なものがあるんで、そうなりがちですけれども、少しそれを置いて、何かする、体を動かしていただくというのがね大切かなと思いますね。
竹内:やっぱり子供のトラブルに対応してくれる小児科医の方には本当にありがとうございますと思うので、すごく感謝されるんじゃないかなって思うんですよね。
村井:どうでしょう、私たちは別に感謝されたいという気はないんですけども、お母さんたちの子供たちの教育っていうのも大切かなと思っていますので、ただお薬を出すだけではなくて、こういう場合は1日休んでくださいねとか、いろんなお小言じゃないですけれど少しアドバイスっていうのはさせていただくようにはしていますね。
竹内:最後にこれからの夢・目標を教えてください。
村井:そうですね、子供たちと付き合うっていうことは、自分の体が元気でないとできないですので、自分の健康管理をして、長い間子供たちの診察ができる健康づくりをしていきたいなと思っていますけれども。
竹内:基本的な自分の健康ですね。
村井:そうすると長く仕事ができるのと、子供たちの対応をするってすごく体力がいるんですね。なので、しっかりと体力作りをして今後も続けていきたいなと思っていますね。
竹内:大切なのは自分の体力作りですね、ありがとうございました!
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