株式会社オポジット 代表取締役 古林崇博
駒澤大学法学部を卒業後、営業コンサル会社に入社。
その後退社され、教員採用試験に挑戦、
合格には至らなかった。
25歳から独立の夢を描き、派遣とアルバイトの掛け持ち生活後、
元上司からの誘いで現在の業界に営業兼現場で入社。
1年6か月後に独立し、現在に至る。
竹内:今はご自身で独立してお仕事をされているわけですけれども、どういうお仕事か教えていただけますか?
古林:イメージとしては、ハウスクリーニングといったら皆さんイメージしやすいかと思いますが、どちらかというと、ハウスクリーニングの中でも建築業に寄った、いわゆるリフォームした後、新築の家を建てた後、お客様の入居前に清掃する仕事をメインとしてやっております。それに付随して、個人のお客様へのハウスクリーニングとか、今だと空調ですね、エアコンのクリーニング等をやっております。
竹内:これから入居する人に向けて家の中を綺麗にする。じゃあ、誰か住んでいた後に、綺麗にし直すということですか?
古林:そういうのもやってます。
竹内:あとは新築もですか?
古林:新築もやってますし、あとは、リフォームしたいなってお客様が1回家を離れて、戻ってきた時には、リフォームで工事すると、どうしても汚れるんですね。なので、それを綺麗にして、気持ちよく住んでいただくように清掃する、というような仕事をやってます。
竹内:具体的にはどういうことをするんですか?
古林:地味な作業ですけども、大工さんとか業者さん、いろんな職人さんが入ります。そうすると、養生とかはするんですけど、どうしても土足で工程上入らなきゃいけないんですね。そうすると、粉じんが飛んだり、家の中に舞います。家中、色んなところに、ちり、埃のように乗っかるので、それを全部、上から下まで、隅々を綺麗にするっていうのが1番わかりやすいかなと。
竹内:それは、特別な機械みたいなものを使ってやるんですか?
古林:地道に、手作業で全部やってます。
竹内:掃いて
古林:掃いて、吸って、磨いてを。
竹内:そうなんですね!あれは地道な作業の下だったんですね。自分ではなかなかできないんですよね。意外と時間かかっちゃって。色んなハウスクリーニングの会社がある中で、今ご自身で会社を運営されていて、強みみたいなものは、どういうところだと思っていらっしゃいますか?
古林:僕自身は、お客様に合った提案がどれだけ寄り添ってできるかっていったところを、個人のお客様に関しては特に徹底しております。
竹内:例えばどんな?
古林:お客様の「綺麗にして」って、何を綺麗にしてほしいのかって、お客様の中でもたぶんイメージができてなくて。しているとしたら、新品に戻るだろうくらいの、ぼんやりとしたイメージなので。
竹内:そうですね、意外と機械とかだとね、その中の仕組みとか分からないし、ざっくり、綺麗にしてくれる、みたいな。
古林:そうです。なので、我々がお客様の家に入った時に、これはこのくらいできるだろう、できないだろうって当然あります。お客様にも、これくらい綺麗にしてほしいっていう、ここが凄くギャップがあって。それをこちらとしては、100パーセント満足でやりました、でもお客さんとして満足しませんっていうのは多々ある。というのを最初の方は凄く感じていて、そこをお客様から指摘いただく部分になってしまって、その後に繋がらないっていうことも経験していたので、どれだけお客様から作業をする前に情報を聞いて、ゴールのイメージを共有させていただくかっていうとこを徹底しています。私自身もそうですし、従業員にも、「よくゴールの共有をしなさい」ということは伝えてます。
竹内:なるほど、ゴールの共有。たしかに、新品同然にはならない、みたいなこともあるんですね。
古林:そうですね。どうしても新品のように見せることはできても、新品にはならないので。
竹内:いくらね、プロでも。ちなみに、どんなお客様が多いですか?
古林:個人のお客様で言うと、やっぱり主婦の方が多いですね。40代くらいの主婦の方が、お子さんがいらっしゃって、特にエアコンに関しては、なるべく綺麗な空気の生活環境で育てたい、暮らしていきたいっていうのはあるので、やっぱりそのへんが多いかもしれないです。
竹内:自分ではできないところをやってもらうとか。最近だと、共働きのご家庭でもあったりして、なかなか自分でクリーニングする時間がないみたいなのも、そうですね。
古林:そうですね、非常に多いと思います。なのでもう、任せられる人はお出かけに行かれる人もいますし、ちょっと家で家族で過ごしていただく間に、我々が綺麗にするっていうことも当然ありますので。
竹内:普通のクリーニングみたいなのは、そういうのじゃないですよね。家の掃除とか、そういうのとはまたちょっと違いますよね。
古林:そうですね。たぶん、そのイメージは家事代行っていう分野になると思うんですけど、それはとはまたちょっとこう、違うイメージです。
竹内:しっかり綺麗に、なるべく新しい状態にするっていう。
古林:そうですね、そのイメージで大丈夫です。
竹内:今、開業してどのくらい経つんですか?
古林:今、3年。もうすぐ3期目が終わります。
竹内:どうですか、順調ですか?
古林:なんとか。おかげさまで。
竹内:よかった。素晴らしい。これからは、会社をどういうふうに大きくしていきたいなと思ってますか?
古林:もちろん大きくしていきたいというのはあるんですけども、理想論になってしまいますが、ただ会社を大きくするというよりも、自分自身が手を広げて手を握れるくらいの仲間たちと、仕事をしっかり、プライベートも充実できるような会社にしていきたいっていうのは、もともと自分の独立の中の思いとしてあったので。
竹内:はい。
古林:なので、売り上げ先行でどんどん会社を大きくするっていうのは、あんまり考えてない。もちろん、それに対して売り上げを上げていかなきゃいけないっていうのはありますが、まずは従業員さんが少しでも良くなるために、という思いは前提としてあります。その中で、自分の会社は今ハウスクリニーングしかやっていないんですが、それぞれ従業員さんが、こんなことやってみたい、こういうことをしてみたいっていうものを、1つの事業としてできるような会社にしたいなっていう夢が1つあります。
竹内:なるほど。
古林:ですから、例えば、「youtubeやりたい」っていう従業員がいれば、「じゃあyoutubeを事業としてやってみたら」って、人の夢を応援できるような会社にしたいなっていうのがあります。
竹内:じゃあハウスクリーニングの枠を超えて、できればいいなっていう思いもあるんですね。すごい。素敵。従業員の方は何人くらいいらっしゃるんですか?
古林:アルバイトを含めて約10人くらいいます。
竹内:みんなが少しでも楽しく仕事できるような環境を整えたい、っていうのが大きいですね。
古林:そうですね。それを今、日々頑張っております。
竹内:いいですね。そういう会社で働けるんだったらね、みんなも恵まれてるというか。ありがたいなって。
古林:そう思っていただけるように、日々頑張りたいなと思っております。
竹内:引き続きね、ハウスクリーニングから、さらにどう進化していくのか、楽しみにさせていただきます。
古林:ありがとうございます。
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