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2023.05.25

5月18日(木)配信 やなぎ整形外科・漢方クリニック 院長 柳澤道朗

やなぎ整形外科・漢方クリニック 院長 柳澤道朗

1966年生まれ、北海道札幌市出身。
弘前大学医学部を卒業後、
弘前大学大学院 医学研究科卒業、医学博士号を取得。
その後、様々な整形外科で研鑽を積み、
2022年9月、現在の「やなぎ整形外科・漢方クリニック」を開設。


竹内: 医院があるのが、青森県黒石市ということですが、こちらはどんな街なんですか?

柳澤:実は私が住んでいるのは弘前市なんですが、そこからだいたい10キロ弱離れた、お隣の町です。人口は3万人くらいの小さな町ですが、非常に古風な佇まいの、クラシックな落ち着いたいい街ですよ。

竹内:クラシックという表現、素敵ですね。やなぎ整形外科・漢方クリニック、どんな病院なんでしょうか?

柳澤:整形外科の無床診療所で、外来診療だけのクリニックです。ですから、怪我、骨折、脱臼などの整復。それからギプスを掛けるとか、あるいは、ちょっと切ったりして血が出てる傷の縫合処置をしたりとかは行いますが、それ以上の大きな手術というのは行いません。

竹内:そうなんですね。

柳澤:膝や股関節などの関節痛、腰痛などの痛みで来られる患者さんが大半になります。

竹内:リハビリなどもされるんですか?

柳澤:はい。リハビリでは、物理療法を行っております。例えば、牽引ってありますよね。腰を引っ張ったり、首を引っ張ったり、

電気治療低周波とか、ああいったものは一通り揃えて提供してます。

竹内:「整形外科・漢方」というのが、クリニックのお名前に付いているのですが、これはどういうことですか?

柳澤:学生の頃に教えてもらう医学は、東洋と西洋に分けると、主に西洋医学なんです。ヨーロッパ発祥、オランダやドイツなどから発祥した医学です。明治時代に日本に渡ってきて、日本の医学教育が西洋医学にシフトし、今も多くが西洋医学教育になっております。

竹内:へえ!

柳澤:一方で、江戸時代あたりまでは、東洋医学・漢方医学が、日本の医療の中心だったわけです。長い間、日陰の存在ではありましたが、最近では漢方医療の良いところが見直され、大学でも短い時間ですが、カリキュラムに追加されたりもしています。漢方医療が好きなドクター達が独自に勉強し、それを取り入れているようです。私もあるところから漢方医療に魅力を感じ、自分の医療に漢方を組み入れてやってみようと考えたのです。

竹内:漢方薬って言うと内科で処方されるイメージなのですが、整形外科で取り入れているというのは、珍しいのではないでしょうか?

柳澤:比較的珍しいとは思います。特に私のいる青森県では、漢方を大々的にやってる先生はいないかなと思いますね。

竹内:そうなんですね!企業理念はございますか?

柳澤:理念は、「医者もスタッフも全員で患者さんを診て治す」ということを挙げています。

竹内:医師は柳澤先生がいらっしゃって、あと何人くらいスタッフさんがいらっしゃるんですか?

柳澤:看護師さん、それから受付事務の方、助手さん、レントゲン技師さん、スタッフ全員で8人ですね。

竹内:これからの夢・目標はありますか?

柳澤:大きい夢ではないのですが、、、大病院で勤務医をしていた時代は、自分だけが漢方治療を取り入れたいと思ってもハードルが高く、思うようにはできないことがありました。そういう意味では、今は思うように方針を決めることができます。当然リスクもありますが、自分がこうしていきたい!ということを深く追求し、それが地域の患者さんの健康に還元できれば、最高ですね。

竹内:本当に分かりやすく、その想いがクリニック名に付けられているところに柳澤先生の意志を感じますね!

柳澤:ありがとうございます。

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