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2023.05.04

4月27日(木)配信 下新町クリニック 院長 髙橋 正浩

下新町クリニック 院長 髙橋 正浩

1972年、岩手県盛岡市生まれ
岩手医科大学医学部を卒業後、岩手医科大学の外科に入局。
その後、京都大学での研修やフロリダ大学とマイアミ大学で臨床研究医を経て、
岩手に戻り大学病院や総合病院に勤務。
2020年、秋田県の角館で医業を継承、
2021年、現在の医療法人 希 下新町クリニックを設立。


竹内:秋田県のどこで開業されたんですか?

髙橋:クリニックは角館という町にあって、角館っていうところは江戸時代に栄えた城下町なんですけど、そこは風情ある武家屋敷とか桜並木が美しいところで、みちのく小京都とも呼ばれてます。

竹内:角館では、病院はどのくらいあるんですか?

髙橋:公的な病院が一つあるだけで、あとは開業医さんで地域医療を賄ってるっていうところなので、やはり医療機関の数としてはかなり少ない方だと思います。

竹内:大きい病院が一つあって。

髙橋:そうですね。総合病院が一軒だけあって、あとは開業医さんがいくつかって感じです。

竹内:元々、髙橋さんご自身はお生まれが岩手県でありますけれども、秋田県で開業されたのはどうしてですか?

髙橋:大学病院の時は岩手県だけではなく、色んな地域で勤務します。秋田県も勿論、出張で来たことがありまして、あと元々地域医療に興味があったので、ちょっと街から外れたところ、少し遠目のところで診療できた方が良いかなということを考えていた時に、ちょうど引継ぎを検討されていた先生がいらっしゃって、すごくタイミングが良かったんだと思います。ご縁があって開業を決めたっていう感じですね。

竹内:それまでは基本的に外科で働いてらっしゃったっていう感じなんですかね。

髙橋:そうですね。

竹内:今、基本は内科ですよね?

髙橋:そうですね。

竹内:下新町クリニックを設立されているということで、約3年経つんですが、どのような病院なのか教えていただけますか?

髙橋:はい、高血圧とか糖尿病など、一般的な内科だけではなくて、外科とか皮膚科、小児科など幅広い疾患を診れるような診療体制を整えておきたいなということで、科目にかかわらず、いらっしゃる患者さんは全部診ようという体制でいます。

竹内:へぇ~、凄いですよね。内科、外科、小児科、皮膚科とか色々と幅広く対応されてるんですね。

髙橋:ちょっと欲張りではあるんですが、やっぱり元々医療機関が少ないっていうこともありますし、通院できる病院というのは限られてしまうので、どうしてもこれは診れないっていうことになっちゃうと患者さんが困ってしまうんですね。ですので、できる限り自分で診れる範囲の疾患は全部網羅しようということで、ひと通り診れる体制を整えながらやってます。

竹内:地域医療をする上で心掛けていることって何かありますか?

髙橋:そうですね、患者さんの身近であって、あと何でも相談に乗れるということ。あとは総合的な医療を提供できるようなクリニックにしようと心掛けています。

竹内:これからの夢・目標を教えてください。

髙橋:地域の皆様が安心して健やかに過ごしていただけることが目標なので、どんな時も気軽に何でも相談できるクリニックでありたいと考えてます。

竹内:やっぱり本当に近くに病院があるっていうことは、生きていく上で大事なことですね。

髙橋:そうですね。

竹内:不安ですものね。近くになかったら。比較的病院が少ない地域においては本当にありがたいというか、より一層ありがたみが感じられるのかなと思うんですけれども。

髙橋:やっぱり科を限定しなくて、幅広く診てあげられるっていうのが地域医療では大事かなと思ってます。

竹内:はい、ありがとうございました。

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