竹内由恵のT-Times

2023.03.29

2月24日(金)地上波放送 EITM 代表 佐用雅央

EITM 代表 佐用雅央

大学を卒業後、大手システム開発企業で、
大手メガバンク向けシステム開発を担当。
その後、システム開発のコンサルとリーダー育成の仕事を経て、
現在のEITMを設立。
「中小企業の社長の時間を作る」ことのみにフォーカスした研修プログラムを確立。


竹内:改めて、どんなお仕事内容なのか教えてください

佐用:いつも、それを聞かれるとこう答えてるんですけど、「働かないリーダーが会社を変える」をテーマに、『働かないリーダー®︎養成プロジェクト』っていう人材育成パッケージを使って人材育成だったり、組織コンサルだったりをするっていうことを簡単にはやっております。

竹内:働かないリーダーっていうのは、リーダーはあまり動かずに、メンバーの方がいろいろ回ってくれるようなシステムを作るっていうことですか?

佐用:そうですね、コンテンツはまさにそのとおりなんですけど、コンテンツとコンセプトは分けて、いつもお話させていただいているんですよね。コンテンツはおっしゃるとおり、リーダーがリーダーとしてやるべき仕事をやったりとか、仕事を任せるのが上手になったりとかになりますね。一方コンセプトの方は、「仲間のために惜しみなく時間を使えるリーダーを世の中に排出する」というものになります。ただ働かないリーダーになるためじゃなくて、その空いた時間をどれだけ仲間のために使えるようになるだろうかっていうところを最終的には目指していきたいんですよね。

竹内:なるほど。働かなくて済むような状態になってるけれども、じゃあその時間はどう使うのか。それは仲間のためにっていう流れにしたいというのが目標なんですね。

佐用:はい。ただ、別に空いた時間を何に使っても僕はいいと思ってるんですよ。趣味に使ってもいいし、家族のために使ってもいいと思ってます。だけど、僕はすごくその仲間のために時間を使うっていうことの大切さを、いろんな先輩の方々だったり、僕の人生が教えてきてくれたので、その大切さを気づくきっかけっていうのを、この「働かないリーダー®︎養成プロジェクト」っていうもので提供できたらいいなと思ってやってるというところですね。

竹内:まずは、入り口の働かないリーダーを作るっていうのは、どういう方法でそういうシステムを作っていくんですか。

佐用:今のコンセプトはありつつ、大事にしてるのが一つのマインドと3つのポイントっていうのをいつもセミナーでお話をさせていただいて、そこで興味を持ってもらえたら、その後お手伝いをさせていただくってことになってるんです。ただ、この3つのポイントはちょっと細かすぎるので、今日なかなかこうお伝えできないんですが、1つのマインドについてはこの時間で話せるかなって思うので、ちょっとお話できたらなって思いますね。キーワードが1個あるんですよ。「俺がやった方が早い」っていう言葉。聞いたことがあると思うんですけど。

竹内:はいはい。社長さんとかで、力のある人は結局、自分がやった方が片付くから全部自分でやっちゃうみたいな。そういうのありそうですね。

佐用:僕はIT業界にずっといたんで、そういう言葉を発する人って結構多いんですけど、この俺がやった方が早いっていう口癖を取っ払うための一つのマインドを伝えてるんです。例えば「俺がやった方が早い」って、要は「俺より仕事が早くできるようになったら、仕事を任せてやるよ」って言ってるのと同じだと思うんですよね。でも、そんなことって絶対にないと思ってるんですよね。もちろん手が早いとか、資料を作るのが早いとかそういうのはあるんですけど、会社で問題になるのって手が早いとかそういうことよりも、社長がやりたい方向とズレてるとか、目的とずれてるとか、そういうことで結構仕事が遅くなっちゃったり、上手くいかなくなったりすることが多いんですよね。なんですけど、会社の理念とかプロジェクトの目標って一番理解しているのって社長であり、リーダーなんですよね。なので、それとぴったりメンバーをそのマインドを合わせるっていうのは健全に無理だと僕は思った方がいいんですね。もちろん努力することは大事だし、目指すことは大事なんですけど、人間なんで、やっぱ一番エネルギーが高いのは社長であり、リーダーなんで、やっぱりそこにぴったり合わせるのって難しいかなって思うんです。なので僕がいつも大事にしているひとつのマインドっていうのは、いつもこう伝えてるんですけど、もう仕事を任せたら必ず問題は起きるとして、その問題と向き合う覚悟が必要なんですよということを伝えてます。

竹内:はいはい。

佐用:それが1つのマインドですね。

竹内:なるほど。

佐用:今日は細かいんで話せないんですけど、そのマインドがあって初めて、3つのポイントが活かせるようになります。この3つのポイントがやり方になってくるんですけど、このマインドがない限り、この3つのやり方っていうのができないようになってるっていうのが、僕のサービスの構造になってますかね。

竹内:そういう考え方をお伝えして、そっから具体的にどういうふうにやっていくかっていうのを指導してるっていう感じなんですかね。

佐用:そうですそうです。このセミナーをやってる最中にいろんな質問が来るんですけど、半分ぐらいがその質問に対してこのマインドがあったら、それって問題にならないですよねっていう答えになるんですよ。やっぱりこのマインドを持ち合わせるのって難しくて、その質問がやっぱりそのマインドがないからこそ出てくる質問になることが多いですよね。

竹内:では、最後にこれからの夢目標を教えてください。

佐用:仕事とは全然関係ないんですけど、僕は妻と幸せな人生を送っていければいいなって思っていて。

竹内:何か意外な答えですね。今までのお話からだと。

佐用:そうですか?でも最終的にはそうなんですよ。僕の事業理念は「本物の笑顔を作る」なんですが、仕事というか、僕の人生論なんで、究極はそこなんですよね。

竹内:家族と幸せな生活を送るっていうのは大事ですよね。私もそう思います。

佐用:最もそばにいる人って家族なんでね。やっぱり本物の笑顔を作るってやってるから、最もそばにいる人が本物の笑顔じゃないと、たまったもんじゃないんですよね。なので、やっぱり最後は妻と幸せな人生で終えていきたいし、最後、どっちかが先にこの世を去っていく時に、最後の会話が「お前で良かった」っていう言葉で終わりたいなって。これが僕の夢ですかね。

竹内:すてき!佐用さんはそういう奥さんとの時間っていうのを作れてるんですか。

佐用:作れてたり作れてなかったりするんですが、作る努力はしてます。例えば、妻が休みになったら、よくないかもしれないけど、仕事をキャンセルして妻のために時間を作ったり。誕生日は、しっかり毎年準備してお迎えしてあげたりとか。

竹内:プライベートも大事にしながらっていうのは、実際にアドバイスをしている社長さんにもそういう思いでいるっていうのはあるんですね。

佐用:僕の本物の笑顔を大事にするっていうのを実現する為に、一番大事にしてるのは、人の大切を大切にするっていうことをすごく大事にしてるので、社長さんが大事にしていることを、大事にできるように時間を作ってあげる。その結果が仲間のためにかもしんないし、趣味かもしれないんすけど、そこの結果でしかないっていうとこですかね。

竹内:ありがとうございました!

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