医療法人 煌心医会 かみやファミリークリニック 院長 神谷文彦
1978年、岐阜県生まれ。
岐阜大学医学部を卒業した後、総合病院に勤務。
2017年、愛知県一宮市にかみやファミリークリニックを開院、
地域医療のため、優しく丁寧な対応を心がけている。
竹内:神谷院長は、去年の8月にPodcastの番組に出演頂きました。およそ半年ぶりですね!お元気でしたか?
神谷:そうですね。幸いコロナとかインフルエンザにもかからず元気でした。
竹内:改めてお仕事内容を教えてください。
神谷:仕事内容としましては、内科、呼吸器内科、アレルギー科のクリニックをしております。
竹内:内科が基本ですけど、その中でも呼吸器内科を専門とされているということですか?
神谷:そうですね。呼吸器内科の専門医をとっていますし、あとは博士号を取る時も呼吸器の研究をして論文を書きましたので、専門は呼吸器内科になると思います。
竹内:呼吸器内科というと、どういう症状の方を診るのですか。
神谷:肺とか気管支の専門医となりますので、多いのは咳とか、あとは息切れだとか、そういった症状が多いですね。
竹内:それは病気っていうことなんですかね。風邪から来るものなんですか?
神谷:咳等は風邪も多いですし、昨今ですとコロナやインフルエンザもあります。息苦しさとしましては喘息だとか、あとは気胸と言って肺に穴があく病気とかですね。
竹内:やっぱり息苦しいと本当に命に関わる危険なことですよね。
神谷:そうですね。総合病院で働いている時も、肺とか心臓にも携わっていましたので、緊急を要するような病気ですね。命に関わるような病気に携わってましたので、救急医療にも関わるようなことをしておりました。
竹内:医療としてはどういう治療があるんですか。
神谷:肺に穴が開いたりする気胸です、外からメスで切って管を入れたり、ちょっと外科的なこともやったりしました。内科的な話になりますと肺ガンだとか、そういう治療は抗癌剤ですね。
竹内:この時期だと、インフルエンザが増えてきたというニュースもありました。
神谷:つい1カ月前までは、コロナがすごく多かったのですが、今は逆転してコロナがおさまって、インフルエンザの患者さんの方が多いですね。
竹内:今はコロナもあるし、インフルエンザもあるし、患者さんもどっちだろうみたいな感じで。ちょっと大変ですよね。
神谷:そうですね。もちろんどちらかに決まれば、それで診断がつくのですが、寒いですから、一般的な肺炎だとか、普通の風邪っていう方もたくさん見えますし、またややこしいことに今年は全国的に花粉が多くて。鼻水や、花粉で咳が出たりという方も見えるものですから、そういう方も混ざってきます。
竹内:もう既に花粉症の方って症状出てるんですか?
神谷:多いですよ。もう2週間ぐらい前から実際花粉症の方が増えてまして。実は僕もそうなので。自分が目安になりますね。僕が花粉症の症状が出てきたら、患者さんが来るだろうなみたいな。
竹内:私も花粉症はちょっとあるので、何か目がかゆいなと思ってたんですよね。対策ってありますか?
神谷:外に出たりして花粉が付いたら払ったり、あと洗濯物を外には出さないようにしたりとか。そのぐらいができることでしょうか。
竹内:何かいい治療みたいなのはないんですかね。
神谷:もちろん今はアレルギー以外の飲み薬も。眠くならなくて、喉も乾かないような良い薬もたくさんありますので、そういうものを使ったり。目薬も新しいのが出てますから、安心してクリニックで処方してもらって過ごしてもらうといいかと思います。
竹内:神谷院長がお仕事で最もこだわっていることは何でしょうか。
神谷:一人ひとりの患者さんと向き合うということですね。やはり患者さんというのは、なかなか医療機関にかかる機会は少ないものなので、少し緊張していると思うんです。だから、その患者さんひとりひとりの話をよく聞いて、一番困っていることを解決するのが僕らの仕事だと思っていますので、寄り添うことを大事にしてます。
竹内:やっぱりこう内科の先生だと、患者さんの話をしっかり聞くっていうのが大事だっていうのはわかるんですけれども、待ち時間が長くなると、より多くの患者さんの話を聞けなくなりますよね。
神谷:そのとおりなんです。一人一人をゆっくり聞いていると、今度は時間がかかっちゃうので。なかなかそれも最初のうちはうまくいかないこともあったのですが、改良して慣れてくると短い時間でもしっかり患者さんが満足できるようなお話をしてあげるということがかなりできるようになりました。今でもかなりの患者さんを見ることができるようになりましたし、今日も午前中だけで50人弱の患者さんを見ましたが、それでも時間通りにできるようになりましたね。
竹内:何かうまく聞き出すコツみたいなのってあったりするんですか?
神谷:初めての方は診る前に紙に書いてもらって、どういうことを困っているかを書いておいてもらうと、僕はパッと診察室でそれを読めば事前情報がわかるということ。あとは患者さんにまず話をしてもらうところから、話をうまくできない患者さんもいらっしゃるのでそういう時は、こちらでフォローをしてうまく聞き出すところが大事だと思います。
竹内:あの紙も事前にいつも書いてますけれども、目を通してくださってるんですね。何か結構書く項目が多いなとか思いながら書いていましたけど、ちゃんと役に立ってるんですね。では、最後にこれからの夢目標を教えてください。
神谷:せっかく開業しましたので、この地に根付いて、医師としてしっかりと患者さんが信頼を得られるようなことを目標としたいです。あとは自分の家族、仕事をしっかりすることで自分の家族を守り、かつ医者ですから、家族の体も診てあげられる。それが一番うれしいものです。家族の健康も守りながら自分も生き甲斐としてやっていけるように頑張りたいと思っております。
竹内:ご家族もお父様がお医者さんだと心強いですよね。何かあった時に。
神谷:そうですね。子供もまだ小さく、風邪をひいた時に隣に寝てあげると不安そうな顔をしてるのですが、お父さんお医者さんだから何かあったらすぐ起こせばいいよっていうとすごくニッコリしてくれるんです。これだけでも医者になって良かったなと思います。
竹内:確かに。お子さんも心強いですよね。ありがとうございました。
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