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2023.03.02

2月23日(木)配信 日暮里内科・糖尿病内科クリニック 院長 竹村俊輔

日暮里内科・糖尿病内科クリニック 院長 竹村俊輔

2010年、東海大学医学部を卒業。
およそ10年間、大学病院や大規模病院で、
糖尿病をはじめとした生活習慣病の診療に携わる。
東京女子医科大学糖尿病・代謝内科の助教授を経て、
2021年、日暮里駅前に、
糖尿病および生活習慣病をメインとした。
日暮里内科・糖尿病内科クリニックを開院、院長に就任。


竹内:私自身、妊娠中に糖尿病になったことがあって、出産を機に治ったのですが、ちょっとその気があるのかなっていう感じではあって、、、ただ、あまり詳しく糖尿病について知らないんですね。糖尿病ってどういうことを気をつけたらいいのだろうかとか、どういうものなのかとか。クリニックで診ていらっしゃる患者さんは、どういう方々なんですか?

竹村:そうですね。糖尿病には4つのタイプがございます。95%以上の人がなっているのが二型糖尿病というものです。生活習慣であったり、食べ過ぎが原因でなるものです。一型糖尿病というのは、体の中のインスリンというホルモンが壊され、抗体ができて、インスリン注射が必須みたいな形になってしまっている病気でございます。3つ目が竹内様もかかられた、妊娠糖尿病です。妊婦さんになると体のインスリンの代謝が悪くなることがあるため、血糖値が上がってしまう病気です。

竹内:はい。

竹村:当院では、二型の方が95%と多い傾向にあります。

竹内:どういう危険性があるんですか?

竹村:糖尿病は最初、痛くも痒くもないことが多いですが、悪くなってくると合併症が起きてしまうことがあります。合併症には大きく3つ、神経障害、網膜症、そして腎臓病があげられます。腎臓が悪くなると透析などになりかねないので、進行させないために早くから治療することが大事だと考えております。

竹内:竹村院長は、そもそもお医者さんになろうと思ったきっかけは何だったんですか?

竹村:私は、東海大学の付属高校・中学の出身なのですが、ここの中高にいる方はそのままエスカレーターで東海大学へ上がっていく事が多いです。私も、どの学部が良いかなと考えた時に、昔TVで「救命病棟24時」などの医療番組を見て、かっこいいな思ったのをきっかけに、医学部を選びました。

竹内:実際にその医学部に入ってからこの糖尿病、生活習慣病をメインに診るようになるなったのはどういう流れがあったんですか?

竹村:私が学生時代に祖父が体重糖尿の合併症で透析をやったり、目が悪かったりで、結果的に糖尿病が原因で、亡くなってしまいました。もっと早く治療ができてれば重症化せず、皆様の健康を促進できるのかなと思いこの科を選ばせていただきましたね。

竹内:身近に糖尿病の親戚の方がいたことがきっかけになったんですね。

竹村:おっしゃる通りですね。

竹内:糖尿病にそもそもならないようにするには、どんなことに気をつけたらいいんでしょうか?

竹村:まずは体重、肥満があると糖尿になりやすいので、体重管理をしっかりやっていただけたらと思います。

竹内:聞いたところによると、意外と痩せてる人も糖尿病になりやすいということなんですけど。

竹村:おっしゃる通りですね。まずは体重管理のところと、あとはしっかり健診に行っていただくことです。糖尿病の場合、血糖と、やはり尿検査で糖が出てるか出てないかなどで分かりますので、しっかり年一回の健診、は必ず受けて頂きたいですね。

竹内:企業理念はありますか?

竹村:そうですね、ホームページには書かせていただいてるんですが、「当院にかかわるすべての方が、診療を通じて健康で幸せな生活を送れるように、最善を尽くす。」です。先ほどの話じゃないですけど、糖尿病は最初は痛くも痒くもないので、途中で治    療をやめてしまう方がいっぱいいらっしゃるんです。通いやすい場を設けてやっていけば、患者様も通って頂けるし、ちゃんと治療をやれば、先ほど言った合併症なんかも起きづらくなるので、患者様のニーズをしっかり汲み取ってやっていけたらなと考えております。

竹内:これからの目標、夢とか、まだ開院して一年半ですが、何かありますか?

竹村:当院は開院して間もないですが、やはり一人でも多くの患者様が治療離脱をしてしまわないように、寄り添っていきたいです。また、合併症が起きてしまった患者様に対しても寄り添いながら、当院で全部まかなえるのか、そのために施設を大きく   したりなど、そういったことも考えながらやっていけたらなとは思ってます。

竹内:これからも糖尿病患者さんが気軽に、気楽に通えるようなクリニック、存在であり続けたいという感じですかね。

竹村:そうですね。

竹内:ありがとうございました。

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