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2023.01.12

1月5日(木)配信 株式会社 株式会社経営支援センター 代表取締役 高浜有志

株式会社経営支援センター 代表取締役 高浜有志

1973年、東京都生まれ。
大東文化大学を卒業後、金融機関勤務を経て税理士業界へ転職。
長崎の税理士業界で16年間実務を経験され、2015年に独立。
株式会社経営支援センターを設立し、代表取締役に就任。
内閣府事業プロフェッショナル人材事業、
長崎県プロフェッショナル人材戦略拠点参与など、多方面で活動。


竹内:先ほど、長崎名物のカステラを頂きました。ありがとうございます。

高浜:いえいえ。

竹内:長崎、いいところですよね。私も観光で行ったことはあるんですけど。坂が多くて景色がすごく好きです。

高浜:ありがとうございます。坂の街なんで。

竹内:株式会社経営支援センターは、長崎にある会社。

高浜:そうですね。長崎県長崎市です。

竹内:東京ご出身で、なぜ長崎を拠点にされてるんですか?

高浜:東京で生まれて、大学卒業、金融機関までずっと東京だったんですけど、妻が長崎出身なので、結婚を機に長崎で一緒に生活しようかっていうことで、長崎に行きました。

竹内:お優しいですね。奥さんの実家の方で暮らそうっていう風にしたってことですもんね。

高浜:そうですね。

竹内:長崎に行って、そこから…

高浜:税理士業界へ。

竹内:もともと金融機関に勤務されていたから税理士の知識があったんですね?

高浜:いや、金融機関でお仕事させて頂いてる時に、街の中小企業の方達がお金を借りに当然来るんですけれども、一定数の方が税理士さんと事業計画書を持って来られて、そこで初めてこういうお仕事をされる方がいらっしゃるんだっていうのを知りました。長崎に行くにあたって、金融機関を卒業して今度は税理士業界に行ったということです。

竹内:税理士業界では、どのようなお仕事をされていたんですか?

高浜:私は税理士ではないので、税理士の方の補助作業をしていました。

竹内:はい。

高浜:金融機関に在籍していた時は、中小企業者が決算書を持って金融機関に来店されます。「うちの会社の売上と、利益はこれです」っていう、決算書を持って来られて、それを基に融資審査をします。2千万円貸して欲しいと言われたけど、1千万円しか貸せませんよっていう融資審査を行います。

竹内:はい。

高浜:税理士業界は、中小企業の決算書を作るという側になります。そうするとお金を借りられるような決算書を作るんです。

竹内:逆の立場になるんですね。

高浜:金融機関にいる時に、決算書をいろんな見せていただいた時に、非常に残念な決算書もあるんですよね。もうちょっとちゃんとすればいいのに。

竹内:ちゃんとすればもっと借りられるのにとか。

高浜:そうですね。嘘はもちろんいけない話ですけども、やっぱり世の中に色んなルールがあるじゃないですか、会計上のルールもあります。会計上のルールに則って持ってきてくれればいいのに、それから逸脱した形だと困ります。例えば、いい歳した男性も女性も寝巻きのままで外に出るような感じですね。それなりに身なりを整えた決算書を提出して欲しいです。

竹内:それによってだいぶ印象も変わるってことなんですかね。

高浜:そうですね。それが出来るのが税理士業界、決算書を作る業界だったんで、その時のルールに従ったものを提出すると、ちゃんとしてる人ですねっていう枠に入るわけですよね。

竹内:これからの夢とか目標があったら教えてください。

高浜:私の強みは長崎という地方にいるって言う事だと思ってるんで、そういう地方にいるコンサルタントを増やしていきたいと思います。

竹内:むしろライバルになりうるコンサルタントを増やして行きたい。

高浜:そうですね。

竹内:なぜですか?

高浜:コンサルタントは首都圏から来られる方が多いし、首都圏の非常に優秀な方がいるのは確かです。しかし、長崎を含めて地方からすると、首都圏のコンサルタントは「混乱させて去る」からコンサルと言われるんです。

竹内:え~!

高浜:中央から来て地方を混乱させ去る。ある一定の成果を出したら終わって去る。二度とその地に踏み入れない。だからやった方からすると成功事例しかないんですよ。

竹内:はい。その後を継続的に見てないですもんね。

高浜:見てないからAという問題は解決しましたよねと。そのAという問題を解決したけど、その解決がきっかけでBとかCとかえらいこと炎上してても、僕は言われたAは解決したでしょ、だから失敗してないですよねと。

竹内:はいはい。

高浜:その方は成功事例だけが積みあがっていくんですよ。

竹内:あ~、混乱させて去るでコンサルって面白いですね。

高浜:そうならないようにしています。地元にいるとそれが出来ないので。

竹内::はい、そうですね。

高浜:AだけやってB、C、Dと飛び火したら、地元にいれば「どうなってるんだ」って当然来るし、地元にいるからBもCもDもやんなきゃいけないじゃないですか。逆にB、C、Dが出ないようにAを解決しようとするわけですよね。

竹内:はい。

高浜:そういう丁寧な支援者を増やしたいなと思います。

竹内:そうですよね、知らない土地から一瞬だけ来て、その時だけ解決して結局根本的には変わってないじゃないかみたいなのはありそうですもんね。

高浜:結構ありますね、それは。

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