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2022.12.29

12月22日(木)放送 株式会社ナニワ電装 代表取締役 北中一男

株式会社ナニワ電装 代表取締役 北中一男

1964年、大阪府生まれ。
高校を卒業後、入社した会社で30歳まで会社員を経験。
その後、父親が経営するナニワ電装に入社、
法人化させた後に代表取締役に就任、現在に至る。


竹内:今日は兵庫県からいらっしゃったんですか?

北中:神戸から来ました。

竹内:大阪府生まれなんですね?

北中:もともと大阪府生まれで、神戸に住んだのもこの10年ぐらいです。

竹内:ナニワ電装は、元々神戸にあったわけじゃないんですか?

北中:そうですね。元々父親が大阪で個人事業主として経営していました。

竹内:今は移転されて神戸に。

北中:そうですね、親会社が神戸に移転したので、それについて移動してきました。

竹内:ナニワ電装は何をしている会社なんですか?

北中:自動車のカーナビとかドライブレコーダーとか、ディーラーオプションを主に取り付ける会社です。

竹内:じゃあ、大手の自動車会社さんと取引があるんですか?

北中:そうですね、大体、国内の大手自動車屋さんとは取引がありますね。

竹内:大手の自動車さんと取引があって、自動車の部品取り付けとかはナニワ電装さんでやってらっしゃるんですね。

北中:そうですね、全部では無いですけど。

竹内:もともとナニワ電装は、お父様が経営していたんですね。

北中:そうですね、昔は車のエアコンを取り付けてました。

竹内:車のエアコン。

北中:クーラーの時代ですよね。

竹内:車の中にクーラーが入っていた時代ですね。

北中:今はエアコンをメーカーが取り付けてくるので。

竹内:なぜお父様の会社に入ろうって30歳で思われたんですか?

北中:バブル全盛の時で、景気良くて仕事忙しかったので手伝いに行こうと思いまして。

竹内:お父様からも手伝ほしい依頼があったのですね。

北中:先に弟が手伝って入社していました。

竹内:お兄様も一緒にということで。

北中:そうです。

竹内:入ってからかなりご苦労されたと伺っているんですけども。

北中:入って一年半ぐらいの時にバブルが弾けて仕事がなくなりましたね。

竹内:バブルが弾けて依頼が無くなって…?

北中:ゼロにはならないですけど少なくなりましたね。車が売れなくなったので。

竹内:どうされたんですか?仕事が無くなってしまって、でもお父さん、弟、兄とみんなナニワ電装に集中しているわけですよね?

北中:そうですね。自分の場合、夜にアルバイトしようと思って、アルバイトを始めましたね。宅配ピザのアルバイトですね。

竹内:宅配されてたんですか?ピザを。

北中:してましたね。

竹内:え~、ダブルワークで、大変ですね。

北中:そうですね。

竹内:その時は独身だったんですか?

北中:その時は結婚してましたね、結婚して子供二人いました。

竹内:不安ですねそれは。お休みもほぼない?

北中:そうですね、月1日あったかなぁ。それぐらい働いてましたね。

竹内:何年くらい続いたんですか?その生活が。

北中:数年続きましたよね。アルバイト人生は、30~40歳まで10年やってました。

竹内:なかなか出来ないことですけども、その後お仕事は増えていったんですか?

北中:そうですね、42~45歳ぐらいじゃないですかね。法人化して最初数年はやっぱり厳しかったですね。

竹内:何か変えたことあるんですか?

北中:特に変えた事はないんですけども、巡り合わせが良かったというか、仕事が順調に入ってくる道筋の上に乗ったと言うか。

竹内: バブルの影響でどこの会社も潰れたり厳しかったと思うんですけど、どうやって踏ん張ったんですか?どうして踏ん張れたと思います?

北中:ギリギリでした。アンパンで踏ん張れました。

竹内:お昼にアンパン1個でなんとか頑張ってこられたのですね。

北中:細かい事ですけど、お昼にほか弁を食べれるようになった時に、偉くなったなと思いました。

竹内:感動しますね。その時の経験って、今となればあって良かったなと思いますか?

北中:そうですね、あれだけどん底が、やって来るのか来ないのか分からないですけども、現在もコロナ禍で車の生産能力は落ちてるんですけども、まぁその後には絶対上向くだろうっていう希望で今は動けるようになりましたね。

竹内:確かに。

北中:逆に攻めれるようになったと言うか。暇な時期、仕事量がなくなった時にこれはチャンスだと思って従業員をいっぱい入れたりとか。

竹内:なるほど。

北中:目先のチャンスじゃなくて、その先のリカバリーしてきた時の事を考えて。

竹内:なるほど、確かに勇気がないですよね。初めて経験した人とかは、今の状況を踏ん張るのに精一杯で、まさか従業員を入れようと思えないです。

北中:普通は、リストラ系に走る人が多いんですけども、逆にチャンスかなと思って。新しい仕事の話が来た時にこちらに回していけると言うか、それで取引先がドンドン増えて行ったんですよ。

竹内:なるほど。最後にこれからの夢・目標を教えていただけますか。

北中:そうですね、会社が大きくなってきたので、これからは次の世代の従業員を育てて、さらに発展できるナニワ電装を作っていくことですね。

竹内:その前向きな姿勢っていうのは、他の人があまりしたことがない経験をしているからこそできる挑戦っていうのは、凄く強みなんだろうなって思いました。ありがとうございました。

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