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2022.12.22

12月15日(木)放送 医療法人社団 彩清会 いがり歯科医院 理事長 猪狩寛晶

医療法人社団 彩清会 いがり歯科医院 理事長 猪狩寛晶

1969年生まれ。
東北大学歯学部を卒業後、
2003年、福島県いわき市にいがり歯科医院を開業。


竹内:今日は福島県からいらっしゃったんですか?

猪狩:福島県でも南東ですね、陸の孤島みたいな場所にはなるんですが、そこから参りました。

竹内:歯科医院があるのが常磐線にある内郷駅から歩いて1分。どういう町なんですか?

猪狩:いわき市自体が昔、小さな街を大合併したので面積は広いんですけど、街が点在してるんですね。人口で言うと3万人位なんですが、朝と夜夕方だけ駅前が高校生で賑わう、後はひっそりとしてと静か。

竹内:ずっと福島県のいわき市ですか?

猪狩:そうですね、猪狩という苗字は比較的いわき市とかこちらに多いんですけど、仙台の大学行った時には、初めて聞いたと言われたこともありますね。

竹内:中々聞かないですね、猪狩という名前は。猪狩歯科医院はどの診療をされてるんですか?

猪狩:一般歯科、矯正歯科、小児歯科、いろいろな分野がありますけど、地元で専門的なものとなると、やっぱり患者さんのニーズに合わないってことがあるんですね。なので色々な専門的な部分をやっぱり包括的に行えるってことが日本では必要になるんですね。アメリカとかでは、分野分野で専門があって、専門外のことはそちらに行ってくださいとなりますけど、やっぱりそうすると、患者さんがここまでやったので次お願いしますってなるとやっぱり日本じゃ難しいですね。

竹内:一箇所にまとめて欲しいというのはありますよね。

猪狩:そうですね。一つ一つの分野をやっぱり研鑽して行かなきゃならないのですごく奥が深いですね。

竹内:ホームページを拝見させてもらうと本当に色んなことを担当されていますよね。一般的な歯科もそうですし、矯正とか審美とか、小児歯科もされています。他にもありますか?

猪狩:あとは、インプラントだったりですね。高齢な方は、義歯じゃない方法でしっかり噛みたいというニーズもありますので、そういったことにも答えられるようにしていかなきゃならないし、赤ちゃんからお年寄りの方まで、色んなライフステージに合わせた診療をやっていかなきゃいけないなと、日々努力しています。

竹内:新しい技術もかなり取り入れていらっしゃると伺ったんですが、どういう風にされてるんですか?

猪狩:今いろんな分野で、全てではないんですけども、例えば矯正歯科の分野で歯並びを治したいって言った場合に、例えば、前歯が噛めないと言った場合に、当然噛ませるように並べていくんですけども、でも最終的な仕上がりっていうのは、口の中でその歯がどういう位置にあるのかっていうのは、やっぱり分からないとしっかり噛んだとしてもズレていたら、満足いく結果にはならないですよね。それが今までは顔の写真と歯型、口の中の写真。

竹内:歯形入れますよね。口に柔らかいブヨブヨしたやつ。

猪狩:どうでした?結構大変だったと思いますが。

竹内:大変ですよね。仕上がりにも結構かかりますよね。

猪狩:いまも必要な大切なことなんですけども、部分的にそれを使わないで出来る診療もあって、例えば矯正の診断とかでは、口腔内スキャナー、口の中のスキャナー、オーラルスキャナーを利用して、カメラになってるんですけども、口の中にカメラを入れて撮っていくんですね。そうすると画面上に、パソコン上に口のデータが。

竹内:立体的な口の状態がデジタル映像、画像として出て来るんですね。

猪狩:それが型取りになるわけなんです。それをデータ化する、それからレントゲン写真、

その三つの情報、顔の情報と歯並びの情報、それからレントゲンの情報、バラバラで見てたのを一つに立体化、インテグレーションすることによって、事前にですね、どのように患者さんの歯がどの位置にあるのか、どれだけ歯を動かすことが解剖学的に出来るのか、より正確に見ることができる。

竹内:素晴らしい、進化しているんですね。歯医者さんの技術も。

猪狩:しています。日本の場合、一般的に8年ぐらい遅いって言われいるので、これからはどんどん色んなものが出てくるんじゃないかなって。

竹内:最後にこれからの夢・目標を教えていただけますか?

猪狩:継続っていう意味では、歯科、お口の健康っていうのは全身の健康の第一の入り口なんです。

竹内:めちゃくちゃ大事だなって、大人になって実感しています。

猪狩:でも、意外と患者さんに、歯の本数何本ですかって聞くと、皆さん、「あれ、何本だろう」ってなるんですね。

竹内:分かってないかもです。

猪狩:やっぱり自分の体を守っていくためには、現状はどうなっているかを知っておかなきゃならない。どういうタイプなのか、自分の口の中のリスクがどうなるかっていうのも分からないっていうこともあると思うんで、それをまずお伝えしていくということが、そのままだとどうなってしまうのか、未来ですね。そういったことが分かる事で気を付けようとか予防しようっていうことになると思うんで。

竹内:はい。

猪狩:私ができる、関われるのは本当にごく限られてますけど、患者さんに向き合って予防に取り組んで欲しいというのもありますし、歯と言うのは当然食べるだけじゃなくて、いまお話してますけど、会話も歯が無かったりすると大変なんですよね。

竹内:そうですよね。

猪狩:ちょっと位置が変わっただけで、ちょっと発音がっていう患者さんもいらっしゃいます。

竹内:はい。

猪狩:本当にすごい繊細な器官です。そのための治療だったり、あとは顔のパーツの中で目もそうですけど、歯並びってすごくシンボル的な存在なんですよね。

竹内:そうですね。

猪狩:ですから、それを治すことで、「すごく笑顔に自信が持てました」とか、そういうことですね、治療を受けることで得られる患者さんが増えてくれれば、やっていて嬉しいと思いまし、継続して地道にやっていきたいなと思っています。

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