株式会社ケーム電気　代表取締役　倉舘聡

1991年生まれ。
日本電子専門学校を卒業後、
会社員を経て2015年、23歳で独立。
2018年に法人化、株式会社ケーム電気を設立。

竹内：お若いですよね。

倉舘：いま31歳なんで。

竹内：２3歳で独立ですもんね。凄いなぁ。

倉舘：完全に勢いで独立しちゃったんですけど。

竹内：今日は、スーツで、髪がね、金髪メッシュで。

倉舘：竹内さんに会えると思ったので、バチバチに決めてきました。

竹内：ありがとうございます。普段なかなかセットすることない？

倉舘：そうですね。普段はヘルメットとか帽子とか被っちゃってるんで、セットしないと『コボちゃん』みたいな髪型なんで（笑）

竹内：ヘルメットに押さえつけられてね。今日はおしゃれして来て下さって、ありがとうございます。

倉舘：はい。

竹内：23歳で独立されてそこからリーダーとして、会社の代表としてやって来られてるんですもんね。

倉舘：そうですね、気づいたらもう8年ぐらい経ってました。

竹内：23歳でリーダーとして引っ張るっていうのは、戸惑いっていうか居心地の悪さみたいのは無かったですか？

倉舘：全然ないですね。結局、自分より上がいると、やっぱり不満とかそういうのを持っちゃうんで、だったら自分が一番上になって好きなようにじゃないですけど、自分のやりたいことをやって、その中でついてきてくれる人がいればいいかなって思いでやってたんで。

竹内：う～ん、無かったんですね。まずは、会社の仕事内容を教えていただけますか？

倉舘：うちの会社は、電気設備工事・電気通信工事・空調工事を主体に、新築建設現場、改修建設現場、一般家庭リフォーム、商業施設、公共施設、携帯基地局等 、全国地域問わず、幅広い電気工事と言われる現場で活動しています。うちの会社は営業所も抱えておりまして、東京と千葉、あとは、全国各地に協力業者様も抱えていますので、どこでも飛び回るフットワークの軽い電気屋さんとなっています。

竹内：本店が千葉で、東京にも支店があって、全国にも行くんですね？

倉舘：そうですね、基本、千葉県で仕事ってあまりしてなくて、どっちかというと地方が多くて。

竹内：そういうものなんですか。地域の方に頼むみたいなのではないんですか？

倉舘：そうですね、うちのグループ会社が大阪にあるんですけど、そこの会社から結構お仕事頂いて、大阪行ったりとか、あと一番遠くて北海道まで車で行きましたね。

竹内：じゃあ泊まり込みでそういう時は？

倉舘：そうです。基本出張の時は泊まり込みになるので。

竹内：何日間ぐらい？

倉舘：長い時で、1ヶ月とか２ヶ月ぐらい。短ければ日帰りもありますし、結構現場によりけりなんですけど。

竹内：内容もありますよね、ホームページ拝見させてもらうと、すごく大きな建物の電気設備をやったりとか、あと住宅もやったり。

倉舘：そうですね。現場によって全然工事期間も変わってくるんで。

竹内：お客さんは、どうやって掴んで行ったんですか？

倉舘：お客さんは、会社員で働いてた時に、現場で会った人とかに必ず名刺渡してたんです。自分の会社の名刺とかを渡して、連絡先も交換してたんで、会社辞めたんでみたいな、ちょっとお仕事ないですかとかですかね。

竹内：はい。

倉舘：あとは友達とかいろんな人に声をかけて、繋がりは結構大事にしてたんで、知ってる人に連絡を片っ端からして。

竹内：そういうところからオファーが来ました？

倉舘：来ましたね。

竹内：すごい。

倉舘：結構仕事をもらえる形になって、最初の半年間って多分月に20日働ければ良い方だったんですけど、半年過ぎたあたりから一か月丸々仕事が来るようになって。収入も倍ぐらいになってきて。

竹内：会社員時代と比べてもだいぶ増えた？

倉舘：全然給料が違うので、そこは個人でやる魅力かなと思いますね。

竹内：目標として、こういう会社にしていきたいとか、どういう夢を持ってらっしゃるんですか？

倉舘：目標はゼネコンと呼ばれるぐらいでっかくしたいなと思ってます。

竹内：いいですね～。ちなみにプライベートの目標って？

倉舘：プライベートの時間を作れるようにしたいですね。

竹内：なかなか作れない？

倉舘：そうですね。不器用なんで、もっと要領よくやってかないと、プライベートの時間を作れないなーと思って。

竹内：きっと、もっと軌道に乗って自分がいなくても回るようになるまでは、走り続けないといけない。

倉舘：そうですね。

竹内：もし、時間が与えられて、これをやってもいいよってなったら、ずっとやりたかった事ってあったりするんですか？

倉舘：やっぱり旅行とかめちゃめちゃ行きたいなーって。

竹内：行けて無いですか？

倉舘：全然行けてないですね。出張が旅行みたいな感じになってるんで。

竹内：旅行したりとかいつか。

倉舘：そうですね。