大宮ペインクリニック 吉田 史彦 院長
1977年、埼玉県生まれ。
日本大学医学部を卒業後、
日本大学医学部附属板橋病院で研修をし、麻酔科に入局。
麻酔業務やペインクリニックの外来診療に従事。
退職した後、茨城県土浦市にあるペインクリニックを施設。
きし整形外科内科で、整形外科領域の診療に携わり、
神経ブロックの技術を研鑽。
2019年、現在の大宮ペインクリニックを開業。
竹内:今日はご家族でこのスタジオに来ていただいています、ありがとうございます。
吉田:入れていただいてありがとうございます。
竹内:奥様と5歳のお嬢さん、凄く可愛らしいワンピースを着ていて。こんにちは。
吉田:緊張してますね。
竹内:お父さんのお話を聞いてくださいね。病院は大宮にある?
吉田:そうですね。
竹内:大宮駅からどのくらい?
吉田:えーとそうですね、大宮駅西口から徒歩四分ぐらいだと思いますね。ただ、腰が痛い足が痛いとかになってくると少し時間がかかるかもしれないですけどね。普通の方でしたら、四分から五分ぐらいでこられるところかなと思います。
竹内:ペインクリニックということで、腰とか体が痛いっていう人がいらっしゃるから、なるべく駅に近い方がいいじゃないっていうことで、アクセスがいいところを選んでいます。
竹内:私自身はペインクリニックを利用したことが無いんですけれども、どんな病院のことを言うんですか?
吉田:なかなか一般の方には馴染みが無いかもしれないですけれども、ペインクリニックの診療科というのは、痛みに対して主眼を置いたクリニックということになります。色んな病気にかかると、もちろん診断がついてそれに対しての治療法があって、治していくっていうことにはなるんですけれど、その過程で例えば色んなつらい痛みがあった時に、痛みに対してどの程度の診療を受け入れるかってところも問題になってくるところで、そういった治療はしているんだけど、痛みが辛いよっていう人を対象に、疾患は問わず痛みに対して治療をしていくっていうクリニックの診療科になってきます。
竹内:それは整形外科とはまた違うんですか?
吉田:そうですね。診療範囲は整形外科とかぶるところもありますね。例えば、同じ腰痛とした時に、整形外科はやっぱり外科ですから、最終的には診療内容で手術が入ってくることもありますよね。ただペインクリニック科では、基本的には手術が必要なものに関してはその科の先生にお願いするという形になりますので。
竹内:どちらかと言うと、例えば注射とか機器を使うっていう感じですか?どういう手法ペインを和らげるんですか?
吉田:分かりやすく言うと、治療の段階としてはまず薬で、次に来るのが注射、最終的に来るのが手術って考えていただくと分かりやすいと思いますね。薬に関しては、一般的な薬は、皆さんどの科の先生でももう使う時代になってますので、ペインクリニック科に来る時には、もう既にお薬がてんこ盛りにされて、それでも痛いから何とかなりませんかってご相談があることの方が実は多いですけれども、そこまで及んでない人に関しては、そこまでもちろんやることもありますし、そこから先をどうしていくかっていうことになってくるんですね。
竹内:どういう症状を持っている方が多くいらっしゃるんですか?
吉田:私のクリニックでは、ペインクリニックっていう診療範囲では、かなり限定しています。神経ブロックが効きそうな効果的な疾患に限って、それを集めてやってるっていう形になりますね。まだ私も大学でちょっと診療を手伝ってはいるんですけれども、大学では種類問わずでペインクリニックとしての診療はやってますね。
竹内:へぇ~。
吉田:どうしてもクリニックであのやるとなると経営が関わってくるので、日本の医療制度と両立していくかということを考えると、クリニックでやることは限っていかないとなかなか難しい現状がありまして、難しいものに関しては、いま大学で診るようなあのスタンスにしています。
竹内:クリニックで限っている部分で言うとどんな症状ですか?
吉田:今はうちで扱っているものとしては脊椎疾患ですね、これは背骨に関連するもので、いわゆる整形外科的な内容になってきますね。首それから腰が中心になってきますよね。代表的な疾患としてはヘルニアですとか、脊柱管狭窄症とか。加齢に伴って脊柱管という背骨の中ですね、神経を入れていくところの中が狭くなってしまって、神経が圧迫されてしまって、それによる症状で悩んでる方にはまずやってみる治療かなっていう風には思いますよね。
竹内:最後に、これからの目標、夢を教えていただけますか?
吉田:ペインクリニックをもっと皆さんに知って欲しいなって思います。ペインっていうとですね、高齢者の方はなんじゃそれっていうところから始まるので、ペインクリニックっていうのは痛みに悩んでる方を、その痛みに対してどう解決していくかっていうところを相談に乗る科なので、もっと本当は、敷居が低くていいところなんですよね。ただ、実際になかなか認知度が無いので、そういったところをもう少し皆さんにこう分かりやすく伝えていければいいかなと思いますね。
竹内:はい。
吉田:もちろん自分のやってる診療の範囲を一生懸命やるってことも大事なんですけども、それ以前のところを、もう少し改善していきたいなっていうところがあって、例えば学会で一生懸命お仕事をしている先生方というのは、そういったところの力を入れている、知ってもらう啓発活動というか、そういったことをやってる方もいますし、私はなかなか頭を使うのは苦手なので(笑)こう言ったメディアの方に訴えて、こういういいものがあるよっていうのを、メディアの力で伝えていただいて、もう少し痛みに悩まないような社会になってくれるように、体制が整っていくっていうところが将来的な課題というか、夢という所になるかと思います。
竹内:もっと気軽にペインクリニックをみんなが利用してくれるようになる。
吉田:そこですよね、敷居をもっと下げて、ペインクリニックって何?じゃなくて、今回はペインクリニックに行こう、こっちの方がいいやっていうような決断が、一般の方も手軽にできるように認知度が上がればいいかなと思ってます。
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