竹内由恵のT-Times

2022.08.18

8月11日(木)放送 合同会社FIRE 代表社員 横山祐介

合同会社FIRE 代表社員 横山祐介


竹内:今日は、白いTシャツに黒いパンツ、ラフな感じですね。

横山:はい(笑)

竹内:合同会社FIREのお仕事内容を教えて頂けますか?

横山:簡単に言うと、家を買いたい人と、家を担当してくれる人をマッチングするサービスをやってます。

竹内:家を買いたい人と、ハウスメーカーさんにいる担当者をマッチングするということですか?

横山:はい。そうです。

竹内:ハウスメーカーはどこでもあり?

横山:そうですね。私は、もともとCMとかでもやってるような大手ハウスメーカーにいて、大手ハウスメーカーは9社あるんですけど、この9社の中で検討されているお客さんと、担当者をマッチングさせる。そんな活動です。

竹内:そんな事出来るんですね。それって例えば、私の業界で言うとフリーのタレントさんと局のディレクターさんを繋げるみたいな。

横山:そんな感じです。

竹内:その会社をまたいで接することができるんですね?

横山:そうですね、個人的な人脈から広がっていって、どんどん輪が広がって今に至る感じです。自分で言うのもあれなんですけど、大手ハウスメーカーさんの本社にも出入りさせて頂いてるような状態なので、なんでしょうね、ハウスメーカーさんによっては公認のYouTuberって言っても全然おかしくないんじゃないかなっていう状態です。

竹内:ハウスメーカーさんにとっても、仕事を持ってきてくれるんだったらありがたい存在ですもんね。

横山:そうですね。

竹内:ハウスメーカーさんに勤務している担当者って、ピックアップしてるんですか?

横山:そうですね、YouTube上では、一言で優秀な営業マンって言ってるんですけど、一応、優秀な営業マンにも定義があって、顧客満足度が高くて、家づくりが好きな人っていう、そういう定義に乗っ取って、人選をして、その営業マンとお客さんをマッチングさせたりとか、さらにその先にいる設計士をマッチングさせたりということをやってます。

竹内:担当者は何人位リストアップの中にいらっしゃるんですか?

横山:47都道府県ありますから、各ハウスメーカー9×47という感じじゃないですか?400人位かな。

竹内:すごい、全国だとそうですよね。YouTubeというワードがありましたけれども、YouTubeをやってらっしゃるんですよね。

横山:そうなんですよ。

竹内:私も拝見させてもらったんですけど『まかろにお』という名前でやってらっしゃいます。顔は見せないでやってますね。

横山:元々YouTubeは、仕事のアウトプットの場所としてと思ってたんですよ。別にYouTuberになりたかったわけではないんですけれど、私の経歴がちょっと特殊で、大手ハウスメーカーに入った後にメガバンクに転職してるんですね。今また別の有名な日系の大手の企業に勤めているんですけれども、業界をかなりまたいでいるんですよ。やっぱり業界が違うと、仕事の仕方とか考え方も違うし、あとは珍しく大手企業にばっかり転職して、そういう転職ノウハウとかを持っているので、今まで培ってきた不動産のこと、金融のこと、転職のこと、これを誰かに伝えないともったいないなっていう、そういう気持ちからYouTubeで動画にしてアップしてたっていうのが始まりだったんです。

竹内:マッチングさせたいと思ったのはどうしてですか?必要はどういうところに感じたんですか?

横山:そうですね、料理とかで例えると、じゃがいもと肉と人参と玉ねぎだったら何を作ります?

竹内:カレーですね。

横山:カレーですよね。でも、同じ材料で肉じゃがを作れるじゃないですか。

竹内:確かに。

横山:人によって同じ素材であっても、作る物って変わるんですよね。住宅も同じで、そこに土地があって家を建てようと思っても、担当する人が誰かによって、出来るものが違うんですよ。

竹内:そうなんだぁ。

横山:そこに不平等が起きている気もしましたし、よく、注文住宅とかって3回建てないと成功しないとかって言うじゃないですか。

竹内:はい。よく聞きますね。

横山:それ自体もおかしいじゃないですか。

竹内:無理ですよね。

横山:その中でも1回で成功している人もいて、その原因って何なのかなーって言ったら、誰が担当してるのか、だと思ったんで、まあ斜陽産業ですし、やっぱりピンポイントで皆さんに満足いく家づくりをしていただいた方がいいんじゃないかなって思って、担当者とお客さんを繋ぐことをやり始めた感じですね。

竹内:マッチングしてくださる方、会社って横山さん以外にありますか?

横山:最近、チラホラやり始めてる人は増えてきましたね。ただ、自分でいうのもあれですが、本社間での公式の企業提携をしているのは私だけですね。支店単位での提携をしているのはちょこちょこあるんですけれど、本社との契約っていうのはなかなか出来る事じゃないので。

竹内:そうですよね。

横山:でも、そこでも元々いたハウスメーカー名は公表していないので、自分の目指しているビジョンに、各メーカーさんが共感してくれて、力を貸してくれているって感じですね。

竹内:じゃあ本当に、「横山さんそのもの」とお話しして決めているってことですよね。確かにこう、YouTuberって少し派手なイメージもありますけど、全然そんな感じもなく、本当に好青年という印象ですし、皆さんの偏見の目を破るというか。

横山:ありがとうございます(笑)

竹内:いまは凄く事業が伸びていて、でも実は副業なんですもんね。

横山:そうなんです。

竹内:予想外にこんなに伸びたって感じですか?

横山:本当にそんな感じですね。だから起業を目的にしていないんで、中身は普通のサラリーマンなんですよね。それが良くてハウスメーカーさんと一緒にやっていくっていうのがビジネスモデルになってますから、私が変なことをやってしまうと、一緒に信頼してくださってるメーカーさんに迷惑をかけてしまうことになるわけですよ。だから全体を見ながら仕事をしなきゃいけないんですけど、そういう全体を見ながら仕事をするスキルって、

サラリーマンに一番求められるスキルで、私にはそのベースがあるので、うまく伸びて、いろんなメーカーさんが協力して、安心して任せてくれるし、事業も伸びて行ってるじゃないのかなと思いますけど。

竹内:どっちも良いバランスで出来ているって言う事なんですかね。今後、注文住宅はどんどん変わっていくと思いますか?

横山:変わってくと思います。元々はやっぱり展示場にお客さんを呼んで、そこで家を建てたい人を集めて、商談をして家を建てていくという流れをやってましたけれど、住宅展示場自体の来場者数がものすごく落ちているって言うのと、知りたい情報はネットで知れるという状態になってしまったので、かなりゲームチェンジが起きてるんじゃないのかなと思いますし、今はまだ文化として残ってますけれど、これが10年後ぐらいにバブル世代の人たちが一斉に退職するであろう時期になると、多分ネット主流になると思うんですよね。そういうのを見越した上で、その10年の間でどれだけ私がやってることが認知されるのかっていうのが、ひとつのゲームと言いますか、目標かなと思ってて、そういうのも考えながらやってる感じです。

竹内:ゲームって言葉が出てきましたけど、本当に楽しんで行ってらっしゃるからこそ生まれる言葉だなぁと思って。いいですね。

横山:仕事してる感覚ないですね。

竹内:是非みなさんもYouTube『まかろにお』をご覧になってみてください!

横山:ありがとうございます!

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