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2022.08.11

8月4日(木)放送 万里技建工業 株式会社 代表取締役 小川茂徳

万里技建工業 株式会社 代表取締役 小川茂徳

万里技建工業株式会社は、1998年に設立。
愛知県を拠点とする総合建設のプロフェッショナル集団。
土地の造成から建設全般、
お寺や神社、寺社の建設や修復工事など、
お客さんの全ての要望に答えている。


竹内:今日は愛知からお越しいただいたんですね。すごくお顔立ちもハッキリ、端正なお顔ですね。

小川:ありがとうございます。

竹内:会社があるのは、愛知県のどの辺になるんでしょうか?

小川:どちらかというと、岐阜県に接する方なんですけど、名古屋市とは隣接してますから、隣接しているところは都市化してますけど、反面、岐阜県の方に接する方は、やはり山河ありで緑豊かなと言いたいんですけど、だいぶ過疎化が進んでいますね。高齢化が進んでる部分もあります。

竹内:そうなんですね。万里技建工業株式会社はそこを拠点とされているんですね。

小川:東海三県の中で建物に携わらせていただいております。

竹内:お仕事内容を具体的に教えていただけますか?

小川:造成というのは宅地ですね。土地を作っていくと。それの設計コンサルをしながら、どういった建物を建てるというアドバイスをして建設屋さんにそれを色んなところに振って移行して、みんなで色々物を作っていくという、コンサル的な仕事が主力ですね。

竹内:間に入ってということですか?

小川:間に入ることもそうなんですけど、土地を利用して欲しいという方の要望に合わせて、何をするとそこが繁栄するのかとか、もしくは大きい土地を探している人。この間もね、五十人以上の歯医者さんを有する大きな歯医者さんを作るということで、土地探しから携わって、歯医者さんなのに千平米の大きな四階建ての建物なんですね。

竹内:え~凄い、人気のある先生なんですかね。

小川:そうですね。今は前の建物で頑張っていますけど、全然部屋も駐車場もお医者さんも足りないって。私も治療してもらってますけど。

竹内:そうなんですね。

小川:後から患者になったんですけどね。まあ、要望するものに答えて少しでも地域貢献ができればということでやらせていただいております。

竹内:この土地をどうやって利用すればいいかというのは、ある意味、土地がたくさんあるからそういう悩みとかも出てくるんですか?

小川:単純に言うと高い土地にはなかなか人は手を出しづらいですよね。だから安く買える都心部から離れた土地に大きなものを建てていくことが望みの方って結構見えるんですよ。逆にそういった地域が活性化する元にもなりますので。そういったものってなかなかね、法律的に難しい、ものを建てるのが難しい、いろんな規制やコンプライアンス的に色んな問題がありますので、そういったことをアドバイスしながら、合法的にものが建っていくようにアドバイスするというのが基本的にコンサルの仕事です。

竹内:なるほど。例えば、都心部とかには建てにくくて、郊外に建てるのって、どんな建物があるんですか?

小川:代表的なのは老人ホームのようなもの、物流センターなんかもなんか建ちにくいところに建つものなんです。ただ、そういう中に病院を建てたり、スーパーを作ったりってなると法の縛りが厳しくなって。それをどうしたら建てられるようになるかっていうことをアドバイスしたり。

竹内:いろんな法律があるんですね。あと、今は組み立て茶屋を始められたとホームページにも書いてあったんですけれども、これはどういうことですか?

小川:コンセプトは、手軽にあの和室を楽しんでいただくっていうことが最初にあって。建設に携わっている中で、和室離れ、畳の部屋がだんだん減っていってるんですね。新しく建つマンションなんか見てても、畳の部屋というか和室はないし、まあ改修すると畳は無くしていく傾向があって、畳を知らないお子さんがかなり増えたと感じていましてね。前から考えてたんですけど、小学校に和室があるかっていうと最近ないですよね。手軽に誰でも組み立てられる和室を開発して提供させていただいたということが最初ですね。

竹内:それはなぜ茶屋なんですか?畳を提供するとかではなくて、茶屋という形にされているのは?

小川:しつらえとして、畳を敷くだけの教室っていうのでは、やはり和室のディティールには遠く及ばない。例えば、和室の活用方法としては、茶人を呼んでのお茶とか、落語とかもあれば、カルタをしたりとか、色々と畳の上ではするんですけど、部屋として和室というものを味わってもらわないとやはり和室の良さは伝わらないかなと思いまして。八畳の和室というものを一つ教室の中、ホールの中に作れるようにという風に作って、それを展開して日本の文化を味わってもらえればと思ったんですね。

竹内:これはご自身の経験から来たアイデアなんですか?

小川:私の子供の頃は、小学校に和室の部屋がいくつかあって、私は勝手にそこで休んでましたよね。

竹内:学校に和室があったんですね。

小川:今は、宿直室って無いんですけど、先生が宿直する時の寝泊まりする部屋があってそこの掃除当番だったのもあって、結構そこで遊んでましたね。落ち着くんです。

竹内:あ~なるほど。企業理念はどんなものを持っていますか?

小川:いきなり建設業を始めるっていうのはなかなか難しいですよね。ただ、やっぱり仲間がいて助けてくれたっていうのが大きかったですね。やっぱり協力して作らないと、大きなものを作るのは難しいですので、当然人一倍勉強もしなきゃいけないんですけど、やはり最終的にはいかに仲間がたくさんできるか。仲間を作っていく中では、やっぱり仕事に誠実でないといけない。その誠実さ、モチベーションを維持するというのもありますけど、やはり家族、家庭がしっかりして安定な生活を送ってないと仕事に集中できないですからね。うちの従業員に対しても、家庭を大事にしようという言葉をかけています。

竹内:はい。

小川:やっぱり焦って慌ててやるのもいけないので、私の心情としては、果報は寝て待てっていつも思うんですよ。ちょっと失敗したり、上手く行かなくても慌てないで、落ち着いて一回立ち止まってもいいから周りを見直して、もう一度仲間と相談してっていう風なやり方で今まではやってきました。

竹内:果報は寝て待て。私が本当に何でも焦るタイプなので、本当そうだよなって思いました。

小川:そんな風に見えないですね。

竹内:焦るタイプなんですよ(笑)ちょっと落ち着いて立ち止まった方が物事が上手くいくってことですね。

小川:切磋琢磨、業界っていうのは色んな人がいますから。敵にしていいことは何もないもんですからね。どうしたらその人と上手くやっていけるかっていうことを考える時間もいるんですよね。

竹内:これから実現した夢、目標を教えていただけますか。

小川:先ほどから出てる組み立て和室ですけど、私、名古屋市内と春日井市内で民泊をやっておりまして、コロナ禍になる前は、海外の方がかなり来てくださったんですね。和室を味わっていただくことによって、凄く共感してくれて和室の良さを評価してくださって。うちの家にも作れるだろうかという相談も実際あったんです。ただ、中国の方がそう言われるから中国へ行って和室を作るっていうことも現実は難しいんですけど、これは組み立てですから、部品として販売したものを向こうでどなたかが組み立てるっていう方法ならできないことはないんですよね。組み立てキットとして提供する。海外へね。

竹内:中国とか人気がありそうですね。

小川:中国の方、和室に興味がある方が多いようですよ。中国の方だけでは無く、欧米の方も見えますけどね。全国展開に先駆けて全世界に展開できれば。

竹内:素敵ですねそれは、そして需要があそうですね。

小川:需要を掴むにはこれからだと思いますけど。夢というかやりたいことですね。

竹内:凄く実現しそうな感じがします!

小川:ありがとうございます。

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