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2022.07.28

7月21日(木)放送TESIC株式会社 代表取締役CEO 川越 貴博

TESIC株式会社 代表取締役CEO 川越 貴博

1978年生まれ。

高校を卒業した後、トヨタ自動車株式会社へ入社。

その後amazonなど、

数社でマネージメントや経営を経験した後、

2018年、現在のTESIC株式会社を設立されました。


竹内:どのようなお仕事をされているんですか?

川越:大手企業から中小企業まで幅広く、日本全国津々浦々、業務改善だったり経営改善だったり、いろんな種類のものがあるんですけど、何十社も抱えている感じです。大きくはアドバイザリー業と呼んでいるんですけど、僕の経験を元にアドバイスをさせて頂いています。

竹内:コンサルタントに近い感じですか?

川越:近いですけども、リアルに現場に入って一緒にやったりすることもあるので、そこに関しては、自分の中で分けています。

竹内:どのような会社からの依頼が多いんですか?

川越:中心となるのは、メーカーさんだったり、物流の倉庫の運用をしてたり、運送業をやられている会社さんだったりとか、そういった会社が多いですね。

竹内:そこに川越さんが一人で入って行くんですか?

川越:必ずカウンターパートナーと言って、相手先の会社さんに一緒にやっていただける方、常にその会社で動いていただく方を置いて、アドバイザリーするんですけど。

竹内:その人に伝える感じですか?

川越:そうですね。その会社にずっといるっていうよりは、今とかだとリモートでやり方を伝えたりとか。

竹内:その会社の重要な資料とかも見た上で、こうした方が良い、改善した方がいいと伝えるんですか?

川越:そうですね。従業員さんの場合は、やっぱり一緒に行ってあげて見せてあげるっていうのが一番腹落ちするので、僕だったらこうやりますけどねっていうの一緒に現場でやって、こういうやり方があるんだって、ひらめきというか、自分たちにも出来るんだっていう風な認識にさせていくという支援が多いですかね。

竹内:アドバイザーとしては、どのくらいの期間、その会社と一緒に仕事をするんですか?

川越:まあ、プロジェクトにもよるんですけど、短いもので3ヶ月から6ヶ月ぐらいですね。長いものだと5年ほどお付き合いさせて頂いている会社もあります。

竹内:顧問みたいな感じで。

川越:そうですね。

竹内:いまは、何件ぐらい対応されてるんですか?

川越:起業してからは累計で、100件を超えているんですけど。

竹内:え~スゴイ。2018年ですもんね、起業されたのが。

川越:はい。

竹内:お一人でやられて。

川越:はい。継続中の案件は15件ほどやらせて頂いています。

竹内:経営理念は?

川越:そうですね、もともとその何だろうな、幼少期から勉強してこなかった人間なので。なので、やっぱり体で示すじゃないですけど、確実に、真摯にその会社に向き合って、実行していくっていうのを経営理念にしています。ブルースリーの「考えるな感じろ」じゃないですけど、そういう感じで体を動かして、リアルに視覚情報としてとか、耳の情報として、サポートしている会社さんに見てもらうっていうところを重視しているので。

竹内:会社に入ってそこでやるのって珍しいですかね?

川越:そうですね。少ないかもしれないですね。

竹内:これからの夢、目標ってありますか?

川越:僕自身、起業マインドが強かったわけでも無かったんですけど、起業してみて、お給料を頂いていた時との違いを凄く感じる事が出来て、これからの若者の支援をしていきたいなという風に思っていて。

竹内:これから、挑戦したい若者を応援する。

川越:そうですね。その一環として、山口県で200年ぐらい酒蔵をやってる会社、そこの日本酒のブランド、「鷹の目」というブランドなんですが。

竹内:先ほど頂いたお酒ですか?凄く立派な箱に入っていますね。

川越:そうです。老舗酒造“はつもみぢ”酒蔵で作られている「鷹の目」というお酒です。

竹内:ラベルに「鷹の目」と書いてあって、ワインボトルのような感じで高級感がありますね。

川越:白ワインのような味がすると思います。このブランドを作り上げた人が20代の社長さんで、その人をサポートしたいということで、うちの会社から出資させていただいてるんですけど。

竹内:へぇ。

川越:そういう応援をしていて。

竹内:全然違う仕事ですね、それはそれで。

川越:そうですね、でも、モノ作りという点では同じだなぁと思いますし、出資したいなって思ったのも、やっぱり物自体が凄く良かったというか、ファンになったので。

竹内:それはただ出資するってことですか?

川越:そうですね。

竹内:見返りはないってことですか?

川越:そうですね、あるとするなら日本酒が飲めるって言うそれぐらいかなと。

竹内:これからの夢としては、「鷹の目」をより多くの方に飲んでもらいたい。

川越:そうですね。

竹内:ちょっと意外でした。これからの夢って会社の夢っていうことかなと思ったんですけども、他の人が成長していく姿を見届けたい、応援して行きたい。それが楽しい。

川越:そうですね。目をキラキラさせて、こんなことやりたいんです、あんなことやりたいんですみたいなのを実際に今関わらせて頂いてる方々は、実行してくれているので、一緒に共感できて楽しいなーって思ってますね。

竹内:他の人の夢を一緒に共有できるってまた違ったワクワク感ですよね。

川越:そうですね。例えば、日本に残したい製造技術と、海外の革職人さんとか靴職人さんみたいな人とコラボレーションして商品で作るとか、そういうことはやってみたいなとか考えていたりして、そういうところの会社をTESICに迎い入れて、職人さんにのびのび仕事をしてもらうっていう環境整備みたいなところは、今後の展望としてはありますね。

 

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