竹内由恵のT-Times

2022.07.07

6月30日(木)放送 ガイア動物病院 松田唯 院長

ガイア動物病院 松田唯 院長

松田唯院長は、埼玉県生まれ。
北里大学獣医畜産学部を卒業後、
千葉県内と東京都内の動物病院で勤務、
2019年、東京・杉並区にガイア動物病院を開設。
飼い主に、治療法や薬について分かりやすく説明、
治療法のメリット・デメリットを理解して
選択できる診療を心掛けられている。


竹内:今日は、病院の制服、診療着で起こしいただきました。

松田:そうです。いつもの診察着で来ました。

竹内:獣医さんにこのラジオでは初めてお話を伺うんですけれども、元々獣医になりたいっていう気持ちがあったんですか?

松田:そこまではっきりと獣医さんていうのは無かったんですけど、実際なりたいと思ったのは高校2年生の時なんですね。だから周りに比べたちょっと遅いのかな、とは思ってはいるんですけど。

竹内:高校2年生、大学受験に向けて。

松田:そうですね、何になろうかなと思った時に、動物に関わる仕事したいなぁと思って。

竹内:獣医さんって言うといろんな動物が来ると思うので、それぞれの治し方って違うと思うんですけれども。

松田:そうですね。いろんな動物を診るんですよ。ワンちゃん、ネコちゃんだけじゃなくてウサギさん、フェレットさん、ハリネズミさん、フクロウ、モモンガ、デグー、チンチラ、哺乳類なんですけど基本的には。

竹内:結構小さ目の動物。

松田:はい、鳥とか両生類、爬虫類は診てないんですけど。

竹内:ちょっとこれは困るなぁみたいな、初めて診る動物もいるんですか?

松田:結構いますよ。最近、ヤマネ。

竹内:ヤマネって。

松田:小さいネズミさん。やっぱりあんまりデータがないのでこちらとしてもどんな治療していいのかっていうのは、手探りですよね。

竹内:そうなんですね。データが無いって事があるんですね。

松田:こういう治療は他の動物さんであるから行ってみてもいいんじゃないかとか、でも行ってみた、になっちゃうんですよね。

竹内:上手く行かなったら大変ですし。

松田:本当にそうなんですよ。生き物が相手なので。ものすごくお話をいっぱいした上で治療に入ってきますよね。ワンちゃん、ネコちゃん以上に。

竹内:夜間もやっていらっしゃるということですが、やっぱり、夜中に突然具合が悪くなって駆け込むみたいなことですか?

松田:って思うじゃないですか。意外と半分以上は、朝から体調悪かったとか、数日前から体調悪くて、夜になんかぐったりしてるとか。様子を見てから来る子が多いんですよね。

竹内:直ぐではなくて。仕事から帰ってからとかあるのかな。

松田:もちろんそういうのもあると思うんですけれどもね、ご自身の事情で来れないっていうのは。

竹内:やっぱり本当は早く来て欲しいですよね。

松田:もちろん、もちろん。行くとこまで行っちゃうと戻ってこれないですし。場合によっては後遺症も残りますし、手術するにもリスクが高くなっちゃいますしね。やっぱりそこで亡くなってしまったら全員後味が悪いですので。

竹内:そうですよね。

松田:毎日毎日、生き死にには触れ合ってますけど、慣れている訳ではないですので、辛い気持ちにはなります。

竹内:例えばどういう症状で夜間に駆け込むんですか?

松田:よくあるのは食べちゃったとか何か。変なものを誤食して吐いててるとか。

竹内:私も実家でワンちゃん飼っているんだけど、やったら葉っぱ食べるみたいなので、葉っぱ食べた時に吐いたりで心配してたりはありましたね。

松田:ただの葉っぱならいいんですけど、例えば、ガムひっついてたとか、ワンちゃんはキシリトールがダメなので。低血糖になったてグッタリしちゃうんですよ。ガムがついてたとか農薬がついてたとか、その辺まで考えなきゃいけないんですよね。ただの葉っぱと言っても。

竹内:ガイア動物病院は、健康診断とか今みたいな病気の症状を見たりとか以外にも、幅広く対応されてますよね。ペットホテルを併設されていたり、トリミングもあったり。吐松田:できるだけ便利な場所にしたいなと思ってて、病院を。できるだけ飼い主さんの要望に応えられる場所にしたいなっていう意味で、私が手の届く範囲のできることは全部やってるつもりなんですけれども。トリマーさんをスタッフとして迎え入れてやってもらってますけれども。

竹内:何人ぐらいスタッフは?

松田:今はですね、アルバイトとかも含めると16~17人ぐらいにはなってきてるんですよね。ありがたいことに皆さん頼りにして頂くので。去年までお待たせすることが多かったので、スタッフを増やして今年から。

竹内:今後の目標とか夢は?

松田:やりたいこといっぱいあるんですけれども、病院もう少しいくつか建ててですね、分院を持って病院を大きくして行きたいっていう夢はもちろんありますけれども、結構やりたいというか、細かい所でやりたい事が多いですよね。病院ってちょっと緊張すると言うか、楽しくないというか、足運ぶのがなんか面倒くさいなぁという場所じゃないですか。

竹内:うん。

松田:そこをもうちょっと気軽に来れるような場所にしたいなと思ってたから、今まで私勤務医でやってった時は、色んなやりたいことあったんですけど、やっぱりそれは病院とのイメージと合わないからとか、色んな理由で断られ続けてですね。

竹内:例えばどういう企画ですか?

松田:本当に下らないんですけど(笑)例えば、毎月何かのイベントをやってて、今月だったら雨の日にちょっとクーポン見せてくれたらお菓子の掴み取りができますよとか。

竹内:あ~可愛い。いいですね、温かい感じがして。

松田:3月3日のひな祭りだったら、ひなあられ配ったりとか。

竹内:はい、アットホームな感じがしますもんね。

松田:そういうちょっと思いついた、ちょっと楽しいかもってことをやりたいんですよ。

竹内:いいと思います。そういう事をやってくれる病院て、こちらの印象も変わりますからね。

松田:そう言ってくれると嬉しいです。みんなどう思ってるんだろうなと思いながら。

竹内:そいう所まで気を配ってるんだなって思いますもんね。みんなが来やすい病院に。

松田:私自身、病院があまり好きじゃないので。行ったら怖いじゃないですか。

竹内:あまり笑っちゃいけない感じはしますよね。

松田:笑っちゃいけないし、携帯の音をさせたらなんか怒られそうだし。そういうのを気にせず来てくれるといいですよね。

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