Office-N株式会社 代表 葵 紀子
1999年、個人事業主として創業。
中小企業向けインターネット事業コンサルティング、
ソーシャルメディアマーケティング
のセミナー講演などを行われ、
2018年、株式会社Office-Nを設立。
ビューティ事業を開始。
2020年からは、女性専門のビジネスブランディングスクール
ミズブランディングを運営。
竹内: 黒髪で白いドレス、スタイルがいいですね?
葵: スタイルは悩みが多いんですけども…(笑)
竹内:私から言わせてもらえば良いですよ(笑) ミスコンの審査員もされていたんですよね。
葵: はい、ミス日本の審査員を2019年にやらせて頂きまして。
竹内:それはどういう経緯で?
葵: 元々私がブランディングという、どちらかというと女性起業家というよりは経営者の方のブランディングをさせて頂いていて、見た目を整えて行ってビジネスに繋げていくという形で、あと、見た目を整えてどんどんトップクラスの人に会っていこうというコンセプトだったんですけど。その活動やっていた際に、ミス日本の審査員をやってみませんかっていうお話が来て。
竹内:へぇ~。
葵: やっぱり日本と世界をつなげる女性を輩出していくっていうことで、お話をいただきまして。
竹内:写真を拝見させていただくと、大使館を訪れていらっしゃって、そういう活動も今
ご自身もやられてるって事ですよね?
葵: 世界と繋がりたいっていう希望が私自身にあって。それで企画をいろいろと立てて行くのに、大使館と繋がっていこうって。
竹内:大使館と繋がっていこうっていうのは、どういう風に繋がるんですか?
葵: 私は、大使館と誰とも知り合いがいなかったんですけど、企画を立てるんですね。最初は、東日本大震災の時に、色んな国の防災事情をインタビューしに、各国の。
竹内:あ~、そういう企画を提案して、大使館側に。
葵: 全部に送るんですよね。日本にある駐在大使館に。そこで企画全部に送って手を上げてくれて、協力してあげるよって言ってくださった大使館が、最初が4カ国ぐらいしか無かったのかな。でも段々広がってくっていうのかな、実績を積んでいくと。
竹内:あ~、この人たちは安心していいっていう(笑)
葵: そうなんです。最初は小さい大使館でした。ベトナムとかモンゴル大使館とか。でもすごい嬉しかったです。すごく協力してくれて、向こうで通訳も揃えてくれて。
竹内:それって葵さんと誰かが行くんですか?
葵: クライアントさんが居まして。防災の専門家の。その方の事業をもっとスキルアップさせるためにっていう戦略もありました。
竹内:そうなんですね。
葵:それがあってちょっと働きかけてみようって。それがきっかけで大使館とどんどん繋がって行って。
竹内:1999年に個人事業主として創業とありますが、最近は個人事業主として創業する女性が多くなってきたと思うんですけれど、この頃って珍しい存在だったんじゃないですか?
葵: そうかも知れないですね。私自身も最初はこういった仕事じゃなくて、正社員として設計部で働いてた人間なんですけど。図面を描いていたんです。当時はたくさん仕事があったんですね。でも、そのせいで重度の腱鞘炎になってしまって。
竹内:やり過ぎちゃって。
葵: はい、やり過ぎてしまって。結構痛いんですよね、腱鞘炎て。有名な先生にも診てもらったんですけど、診察してもらった結果が、今の仕事を完全に辞めるか骨を削る手術をするか、どっちかだって言われて。
竹内:怖い。
葵: 怖いって思っちゃって。絶対無理だと思って、すっぱり辞めちゃった。
竹内:辞めて個人でってどうするってなりそうですよね?
葵: 普通そうなりそうですよね。でも、あまり考えずに辞めて。
竹内:特に決めずに?
葵: 決めずに。ちょっと貯金もあったし、海外でも行くかと思ってアメリカに行って来たんですね。
竹内:はい。それは短期の旅行って感じですか?
葵: 短期のホームステイみたいな感じで、数ヶ月か行ったんですね。そこで色んな女性起業家のすごい人たちと出会っていくんですけど。たまたまなんですけど。
竹内:たまたまなんですか。
葵: ホームステイ先のお家の方があのドクター一家というか、薬を開発してたのかな。アメリカなのでホームパーティーとか週末とかにやるじゃないですか。ハイクラスの人たちが沢山いて。奥様も手に職じゃないですけど、経営者だったりしたんですよ。
竹内:確かに女性の社会進出は進んでますもんね。
葵: それですごく衝撃を受けましたし、帰ってきて何かやろうと思って。
竹内:2018年に株式会社Office-Nを設立されましたが、ミズブランディングスクールは別会社ですか?
葵: 同じ会社なんです。ミズブランディングスクールは、Office-Nが運営しています。女性起業家専門なんですけど、企業さんは企業さんで別で請け負ってるので。
竹内:どういう悩みを抱えていらっしゃる仕事の女性起業家さんが多いですか?
葵: 大体上手く行っていない人の共通点と言うか、私もそうだったんですけど、他社との差別化がやっぱり苦手なんです。日本の起業家の方とか経営者の方、みんな商品はいいものを持っていてクオリティは高いと思うんですよね。クオリティが高い人達同士が同じクオリティの高いもの同士で競争していくので、結構大変になっちゃっているんですよね。
竹内:そうですよね。
葵: 差別化して違いを強調してかないといけないんですけど、大抵違いって分からないんですよね。
竹内:難しいのですよね、突拍子もない誰も求めてない違いをアピールしても、誰も求めていないとかもあるし。
葵: そうなんですよ。奇抜な事をいうわけではなくて、求められているんだけどそこに他とは違う差別化があるとか。もし無かったら作っちゃうぐらいの勢いですね。ブランド化していく。ブランディングって元々は差別化することなんです。
竹内:確かにコンサルティングとかは沢山ありますけど、その中でも差別化、名前を付けてブランディングっていうの売りにしてるって言うのがまさに葵さんがやっていらっしゃることなんですね。
葵: まさにそうなんです。全部自分がやって上手く行っている事を提供していく。
竹内:今後、こうして行きたいっていう目標はありますか?
葵:オンライン化をしつつブランド戦略をしつつ、世界とつながってく女性起業家をたくさん増やしていくことをやっていきたいですね。
竹内:是非、お願いしたいなと思います。
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