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2022.06.23

6月16日(木)放送 株式会社NS TRUST 代表取締役 小島諭志

株式会社NS TRUST 代表取締役 小島諭志

小島諭志さんは、1990年生まれ。

大工・運送業・不動産業を経て2016年から建設業へ。

屋根の板金工・太陽光設備工事などの経験を経て、

2021年1月から、現在の会社の前身となるNSTRUSTを開業、

半年後の6月に株式会社NS TRUSTを設立、現在に至る。


竹内: 今日は岡山からお越しいただいたんですね。

小島:昨日、岡山から来ました。

竹内:東京に来ることってありますか?

小島:たまにあります。スカイツリーと東京タワーを見に。

竹内:結構遠いですよね。岡山から。

小島:遠いです。でも、僕の建設業の元請けさんが東京にいますので。

竹内:なるほど。仕事で来て。

小島:そうですね、仕事で来て、東京バナナを買って帰る。

竹内:お仕事について色々とお聞きしたいんですけども、株式会社NS TRUSTになって1年。会社のホームページを見させてもらったんですけど、従業員の方も若い人ばかりですよね。

小島:そうですね、みんな若いですね。

竹内:何歳くらいの方が?

小島:20代前半ですね。一人20代後半が居るくらいで。

竹内:小島さん自身も若いですよね。

小島:でも、もう32歳ですよ。

竹内:でも私の方が上なので(笑)

小島:見えないですね~、恐ろしいもで(笑)

竹内:素早いフォローありがとうございます。従業員の方が20代。

小島:僕が付いて来いっていうか、最初二人で。男の子が「付いて行かせてください」って。「それなら個人で一緒にやろうか」って言ったその子一人以外は声をかけてないんですよ。求人を出したわけでもないし、うちの会社に来てくれって言ったわけでも無いし。その子が中心で、友達であったりとか、現場で会ったよその職人とかが集まってるんで、基準がその子世代で集まってるんですよ。

竹内:個人でスタートした時は、一人だけついてきて一緒に。

小島:そうですね。その子に対する愛情凄いです。「AirPodsあげようか?」とか。夏になったら、ファンが付いている空調服って高いんですけど、その子と女の子も入ってくれてそのタイミングで、タツキって男の子とアヤちゃんて女の子に「空調服着いや」って。メッチャ貢ぐんす。

竹内:いいボスですね。株式会社NS TRUSTの事業内容について伺いたいんですが。

小島: 太陽光の基本的に設備工事と、出来上がった太陽光のメンテナンス工事と、建設業は大体全部触ります。

竹内:太陽光の設備工事、何故それに携わっていらっしゃるんですか?

小島:見た目によらず意外といい奴なんで(笑)

竹内:それは分かりますよ(笑)

小島:東日本大震災や熊本の震災の時に、ボランティアで行ってたんだけど、供給される電気って遮断されて凄く困ることになるんですけど、太陽光に関しては太陽さえ出れば、その場で電気を発電できるんで。バブル期に土地開発したゴルフ場の跡地とかに太陽光敷設していくっていうのを聞いて、昔のお金持ちさんらが伐採した木のところに、もう一回自然をエネルギーに変えるようなものが作れるんやったら、俺めっちゃかっこいい仕事できるじゃん、みたいな軽い感じで始めたんですけど。

竹内:それは独立した時に?

小島:いや、独立する前に太陽光の会社を探して入りました。

竹内:太陽光設備の工事っていうのは、結構需要はあるんですか?岡山で?

小島:いや全国です。会社のホームページの一発目の岡山から全国へ書いてるんですけど、岡山での仕事の方が少ないです。

竹内:そうなんですか。

小島:岡山で1回しかしてないですね。後は全部他県です。

竹内:依頼があったらそこに行って、何日間かそこに泊まる感じですか?

小島:何カ月になる時もありますし。大部屋を取って修学旅行みたいに布団を並べて寝ることもありますし。

竹内:え~すごい楽しい。

小島:大浴場入って、みんなで任天堂Switchの『スマッシュブラザーズ』やって。僕めっちゃスマブラ弱いんですよ。

竹内:小島さんも一緒にやるんですね。

小島:一緒にやります。一緒にお酒飲んでご飯食べて一緒に寝ます。

竹内:今後、こうしたいという目標はあるんですか?

小島:まだ一年っていうことで、でもその建設業は好きなんですけど、建設業に全然こだわっていなくて。その若い子からバーって、うちの会社の輪って広がったんですけど、建設業をやってきた子たちって半分もいなくて、工場で働いてたとか、営業やってたとか、介護やってたとか。そういう子らがうちの会社に入りたくて来てくれてるんで、逆にやりたいってこと全部やらしたろうと思って。最近BARをやってみたいですとか、ユーチューバーやりたいですとか。みんな、二十歳とかの子なんで、何でも出来るじゃないですか。

竹内:他人を応援したいって気持ちがあるんですね。

小島:応援したいですね。ホンマ応援されてこなかったので。

竹内:そうなんですか?

小島:親父が無茶苦茶やったんで。高校入ってすぐ中退して、そっから借金を返す為だけに働いてたので。朝は大工して、夜BARして。それが20代超えても続いて。

竹内:借金というのは、お父さんの?

小島:親父が作った借金です。おかんの家族に作ってるんで、借金を。逃れない。逃げるってことは家族と縁を切れてことなんで。それはさせられへんし。高校を中退するとこまでは、裕福ではないと思ってたんですね。でも貧しいと思ったことがなくて、なんだかんだ年に何回かは出かけたりとか、中学生になってからも家に食べ物がなくて枯渇してみたいな事はなかったので。母親だけは、僕のことに対して否定してないんですよ、1回も。竹内:はい。

小島:何かやりたいって言っても。周りからあかんて言われても。自分がこういう会社とかをして、経済力とかを持ったら、ゴリゴリに背中を押していこうと思ったんです。だから今、あまあまのおじさんです。

竹内:自分がしてもらえなかったことを他人にはしてあげるっていうふうに考えられるのが素晴らしいなって。

小島:意外といい奴ですか?

竹内:よくそんな風に育ちましたね。

小島:よく言われるんですよ。

竹内:誰かのためになることをしてあげたいって思えるのは、中々みんなが出来ることじゃないと思うので、私も見習いたいと思います。

小島:ありがとうございます。

竹内:これからも皆さんが一緒にいろんな方向に行けるといいですね。頑張ってください。

小島:ありがとうございます。

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