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2022.03.10

3月3日(木)放送医療法人社団 栄美会 新宿ラクル美容外科クリニック理事長 山本厚志

医療法人社団 栄美会 新宿ラクル美容外科クリニック理事長 山本厚志

2004年、鳥取大学医学部を卒業後、湘南鎌倉総合病院を経て、
2006年からは、東京大学医学部形成外科・美容外科に入局。
その後、大手美容外科で、都内院院長に就任。
2012年、新宿ラクル美容外科クリニックを開院、
2015年には、医療法人社団栄美会を設立、理事長に就任。


竹内:美容外科は、結構華やかなイメージがあるんですけれども。

山本:そうですね。マイナスをプラスにじゃなくて、プラスを更にプラスにと言う所になりますから。ただ、結果が全てなので、そこは難しいところですけども。

竹内:結果が全てって言うのは、治療をするとか、何か病気を治すって言うのではなく、プラスに変えて、更に磨きをかけて行くって言うお仕事だと思うんですけれども、その結果っていうのはどう言う所で分かるんですか?

山本:ご本人様のご満足度って言うか、それが全てだと思いますから、結局受けられた方がご満足頂けなかったら全く意味がないと思いますし。

竹内:そうですよね。その方が理想になるべく沿うように?

山本:そうですね。

竹内:それってある意味、こう言う風にした方が良いんじゃないかと思っていても、やっぱり患者さんの希望を優先させるんですか?

山本:そうですね。ただ、明らかにそうしない方がいい時は、治療しない方がいいって思う時もありますし、短い限られた時間の中で、この方本当はこうしたら良いんじゃないかって言う所をちゃんとご案内して、治療になれば、自分の今までの経験ですとか、そういったもので、こうするのが一番良いって言うある程度予測が立ちますから、それを本人さんの理解度に合わせてお伝えして、どこまでされたいかとか、ご本人様のご希望もありますから、それに沿ってご案内してって所は一番難しいところかなとは思います。

竹内:そうですよね。「美」って人によって違いますもんね。でも日本人の基本的にこれが美しいと思うとか、こう言う顔が好きみたいなのって傾向がありますよね?

山本:そうですね。その時代時代で、流行りが変わってくるので、面白いなと思って見てます。

竹内:今の流行りって?

山本:例えばですけど、一昔前の目とかですと平衡型って言って、幅が結構広い二重みたいな感じが人気だったんですけども、最近は自然な元々の二重みたいな感じの目にしたいってリクエストが増えてきたりですとか。

竹内:自然が増えてきた。

山本:増えてきましたね。

竹内:自然にやるって言うのは難しいですか?

山本:そうですね。私が気を付けて、目指してる所でもあるんですけど、日本で生活してる限りでは、やった事がばれないのが一番大事だと思いますので、仕上がりとしては、かなりナチュラルを目指してやってるので、激しく変えたい場合は、当院じゃない方が良いのかな、と思ったりする時もあります。

竹内:そもそも山本さんが、美容外科を目指されたきっかけっていうのはなんですか?

山本:そうですね。人間としては単純なんだと思うんですけども、たまたま本屋さんで買った『ブラックジャック』って言う漫画があって、内容が衝撃的だったといいますか、こう言う仕事あるんだなと思って、その先も憧れは変わらなかったので、そのままそこを目指して今はまあどうですかね、現在の日本社会で行くと、割と近い所に辿り着けて、近いような仕事をしてるんじゃないかなとは自分では思ってますけども。

竹内:医者を目指したきっかけが『ブラックジャック』?それとも、すぐに美容外科?

山本:そうですね。医師を目指したと言うよりは、『ブラックジャック』を目指してしまった、困った人でしたね。

竹内:顔を変える…。確かに『ブラックジャック』て顔を変えてますよね、色んな顔に変えられるんですよね。

山本:手術が上手く出来るようになるって言う所も憧れでしたけども、他の人に対してあんまり悪い話が出てこないんで、いい意味で影響を与えてるって言うのが、すごく僕には魅力的に映りましたし、魔法が使えるのとはまた違いますけども、実際漫画みたいに本当に上手くいって全くの別の顔を…。例えば、私がトム・クルーズになりたいとか、それは無理ですけれども、その人の中で綺麗にしていくだけで、気持ち的な所も変わったりというのは、よくありますから。

竹内:患者さんとしては、男性と女性、どの位の比率でいらっしゃるんですか?

山本:割と男性の方が多くて、一割位は男性の方が見えてますね。

竹内:男性はどう言う所を直すんですか?

山本:色んな方いらっしゃいますけど、大体お手入れ的なことをされる方が男性が多いです。

竹内:お手入れって言うと、皺を伸ばしたりとか…?

山本:はい。お肌を綺麗にしたりとか。

竹内:そうなんですね。この「新宿ラクル美容外科クリニック」って言う、ラクルって言うのは、どう言う思いで付けられたんですか?

山本:そうですね、おもてなしって言う言葉と、心って言う言葉を、イタリア語とフランス語から引っ張ってきて、無理矢理作った言葉で。なので、お越し頂いた方が、行って良かったな、やって良かったなって思って頂ける場所を作ろうって言う思いで、一応名前に反映させた方がいいかなと思いまして。

竹内:開院すると、やっぱり患者さんって信頼できるところで、それこそ自分の顔を変えるんであれば、不安を持ちながら整形はしたくないと思うんですけれども、開院されたばかりのころ、患者さんって来るんですか?

山本:私の場合は、その前に勤めてた先が、新宿からちょっと離れた場所だったんですけども、相当数通って下さって。

竹内:そこでもうファンと言うか。

山本:そうですね、今もその時の方まだ相当数通って下さってまして。なのでそれは本当にありがたいなと言うか、自分が考えてやって来た事に、ある程度気持ち的な所でご賛同

頂けたんだなと言う気持ちは出まして、嬉しいなという風に思ってますし、逆にこの方向性は変えないようにやっていこうって言う風にも思いました。

竹内:先生が得意とされている分野ってあるんですか?

山本:そうですね。得意と言いますか、割と切って縫う、縫合する事がどちらかと言うと好きな事でもありますし、『ブラックジャック』もそこが得意な方だったかと思うので、そこを得意にしてやってるつもりです。最近ですと、マスクで隠れるので隠れる範囲のお鼻ですとか、鼻の下ですとか口ですとか。あと女性だと髪の毛に隠れるんで切るフェイスリフトですとか、そういった所の治療って言うのが多いです。

竹内:先生によって、これが得意、これが得意ってやっぱりあるんですね。

山本:あると思います。

竹内:最後に、企業理念を教えて頂けますか?

山本:美容外科って、行くと凄く勧められて、沢山やらないといけないって言うような話もよく聞きますし、この業界に長くいると、そう言う方向性の所が多いなって印象でしたので、基本的に、毎日オペを沢山やってるドクターが何言ってるのって話になりますけど、あんまり必要ない事をやらない方が私は良いと思ってます。なるべく少ない治療数でご満足度が高い所に持っていきたいっていう風に考えてまして、企業体として考えた時にそれが良い事かどうか分かりませんけども、何でもかんでもやればいいとは思いません。その方のお顔でしたら、お顔の良さもあるので、そこをなるべく少ない負担で綺麗に近づける事を目指してやってます。あそこに行って良かったなって思って頂ける、それは手術の結果だけじゃなくて対応も含めてと言う所を、目指してやってましたので、そういう患者さん目線で、やって良かったな、また行こうかなって思って頂けるような所を目指してやってます。

竹内:本当にお話伺ってても、凄く丁寧に説明して下さいますし、患者さんの話をしっかり聞いた上でやってくれるだろうなっていう印象を受けます。本日は、楽しいお話伺いました。

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