竹内由恵のT-Times

2022.03.17

3月10日(木)放送 株式会社Laugh Mind 柴田翔太郎

株式会社Laugh Mind 柴田翔太郎

柴田翔太郎さんは、アパレルの専門学校を卒業後、
ミュージシャンを目指して上京。
その後、WEBデザイナー、WEBディレクターとして働き、
電通テックを経て、フリーランスとして独立。
28歳の時に、現在の株式会社Laugh Mindを設立。


竹内:柴田さん、アパレル専門学校卒業されたと言うだけあって、オシャレですね。

柴田:そうですか?

竹内:なんかね抜け感がありますよね。

柴田:ありがとうございます。

竹内:元々はミュージシャンになりたくて上京?

柴田:北海道から上京して来たんですけど、昔から趣味でギターとか弾いてて、歌詞とか作曲を後輩と一緒にやってて、面白いなと思って安易な気持ちで上京したんですけど、半年で挫折して帰りました。

竹内:半年って凄い早くないですか?

柴田:そうなんです。なんか東京暑くて、ヤバイっすね。なんか人多いし、暑いし、東京の人冷たいなみたいな。

竹内:それで一度、北海道に戻ったんですか?

柴田:そうです。

竹内:でも再び、東京に出てきたってことですかね?それはどのタイミングで出てきたんですか?

柴田:札幌にいる時からウェブデザイナーをやっていて、ウェブデザイナーからウェブディレクターって言う職種をやってみたいなって思う時期があったんですが、ウェブディレクターって管理職なんですよね。ウェブディレクターの仕事ってお客さんとデザイナーさんのパイプ役みたいな仕事で。地方だと、管理職の人達とか役職が付いてる人じゃないとなれないポジションみたいなのがあって、人数が限られてるっていうか枠が限られてたんです。ウェブデザイナーは十年ぐらいやんないとなれないんだ、みたいなのもあったんで、だったら東京で求人あるんだったら東京に行ってみようみたいな。

竹内:札幌にいる時にウェブデザイナーとして働いていて、ディレクターにはなれなかったんですね?

柴田:そうですね。ずっとやって行けば、なれるかなとは思いましたけど。

竹内:なりたかったんですか?デザイナーの方がそう言う意味では、自分がしたい事ができるじゃないですか。ディレクターって管理職ですもんね。

 

柴田:この業界のディレクターって、ちょっと僕は分からないですけど、ウェブディレクターっていうのは設計図みたいな構成で、こんな感じで、こう言うデザインのあしらいをしようかって決めるのはやっぱりディレクターなんですね。

竹内:そっか。

柴田:ウェブディレクターがデザイナーやんって思う訳ですよ。デザイナーからしてみたら。

竹内:確かにそうですよね。やっぱり時代的にも需要が高まってる、みたいなのもあるのかな。求人がたくさんあるっていうのは。

柴田:やっぱり今サラリーマンの人達とか主婦の人達も在宅でお仕事をするってなった時に調べると出てくるのがウェブデザインだったりするじゃないですか。自宅でパソコン一台でお金稼げるみたいなので、取っ掛かりやすいみたいなのもやっぱりあるのかも分からないですね。確かに結構多いかもしれないです、フリーランスでやりたいとかっていうウェブデザイナーさんとか今は。

竹内:実際に東京に来て、就職されたんですよね?ウェブデザインの会社に。どうでしたか?

柴田:めちゃめちゃブラック企業に入ったんですよね本当にね。六本木のマンションの一室みたいなところでやってる会社で、契約書みたいなのも一筆も書いたことなくて、三日後にはもう一人で自立するようになってほしいと。右も左も分かんないままやってみて、そこの会社でまあいい意味で揉まれましたね。そこの会社半年ぐらいで辞めちゃうんですよ。

竹内:見切り付けるの早いですね。

柴田:見切りつけるの早いんですよね。ただそこの会社でやってたサービスって、激安でホームページできますよっていうサービスサイトがあって、ホームページ作りたいって電話をかけてくれる人って決裁権を持ってる社長さんだったりベンチャーの社長さんとかが多いんで、電話掛かってきてホームページ作りたいんだけどって言われて、多分この位ですね、こう言うデザインだったらこう言う感じでできますよと話していると、社長さんが、あーなるほどねって言ってお金を出してくれるじゃないですか。言葉を選ばずに言うと、意外といけるんだなと思って。ここの会社じゃなくても自分でサイトを作って自分で集客できて在宅のデザイナーさんとかいるんだったら、そういう人達と繋がればこの仕事の仕組み自分でもできるって思って、次の日に会社を作ろうと思って個人事業主になるんですよね。

竹内:すごいですね行動力が。会社からは何か言われなかったんですか?

柴田:長く続いた方だったんです。

竹内:結構早く辞めちゃうんですね。個人で立ち上げて、最初は一人で?

柴田:そうですね一人でやった時は、もちろんお客さんがすぐ付くわけでもなかったし、信頼できるパートナさんが居るわけじゃないんで、まあアルバイトしながらでもいっか、みたいなのもあって。色んな仕事を探してる中でクリークアンドリバーって言う会社に募集して、そこから電通TEC、電通グループに行くわけなんですけど。

竹内:じゃあ個人事業主になったけど、制作会社には所属して、そういう意味では独立と言うよりは、企業に所属しながらやって?

柴田:はい、そうですね。

竹内:そこはどうでしたか?

柴田:僕めちゃめちゃ無知で、博報堂さんとか電通さんとかいっぱいあるじゃないですか。僕その博報堂さんとか、お菓子の老舗屋さんか何かですかって言ってましたね。

竹内:気持ちはわかるでも(笑)

柴田:でも蓋開けて見ると、皆さん知ってるようなクライアントさんの案件とかに関わることになって、そこで広告業界を学びましたね。

竹内:そこは何年ぐらい勤めていたんですか?

柴田:一年とちょっと位ですかね。

竹内:そこも結構短いですね。

柴田:そこは僕の取捨選択ではなくて、契約の関係で良きタイミングで辞めました。契約期間は終わったんですけれども、一緒にやらせて頂いていた案件は、独立してからも携わらさせて頂いたり、代理店さんの案件を引き継ぎながら、本当に一人始めて。

竹内:良かったですね。そうやって引き継ぎながら、自分が独立できるような、良い会社ですよね。そこで引き継ぎながら、ラフマインドを設立したと言う事ですか?

柴田:そうですね。そこから個人事業主としてやってて、僕も代理店とかでお勤めさせて頂いている時に、並行してお客さんを探したり、優秀なウェブデザイナーさんをヘッドハンティングしてみたりっていうのはやってたんですよね。そこから良きタイミングで独立させてもらって、案件も一緒にやらせてもらいながら、じゃあこっちでスタッフさんとかも準備ができてたと。案件ウェルカムの状態にはして、そこから一年二年て個人事業主で最初やってたんですけど、規模が大きくなってきて会社にせざるを得なかったと言う感じです。

竹内:規模大きくなってきたっていうのは?

柴田:結構顧客も増えてきて量が増えてきたんですよね。

竹内:評判も良かった?

柴田:評判めっちゃ良いですね。

竹内:そうなんですね。何が強みだと思いますか?ラフマインドの。

柴田:やっぱりデザイン力というか、見せ方みたいな。ホームページみてスクロールしていくと、こんな感じで動くんだとか。

竹内:確かに、ラフマインドさんのホームページ拝見させてもらったんですけど、凄くかっこいいですね。

柴田:ありがとうございます。

竹内:今、柴田さんご自身はどういう立ち位置でこの会社に携わっているんですか?

柴田:難しい質問ですね。

竹内:ディレクター?

柴田:まそんな感じです。ディレクションやったりとか、新規でお客さんとコミュニケーション取ったりとか、そんな感じです。

竹内:本当に自分がやりたいと思っていたその道に、たどり着いたわけですよね。

柴田:そうですね。

竹内:これからの夢、どんな目標がありますか?

柴田:価値観って変わってきたなって思ってですね。すごく無知な故、行動力だけはあったんで色々体験をしてきた中で価値観も変わってきたなって。26歳位までは、自分の価値観って言うコップがあったとして、そこのコップに水があんまり入ってない状態だったから、多分、僕、人に優しくはなかったんだなって思ってるんですけど。

竹内:面白い例えですね。自分のコップから溢れている分だけ優しくなれる?

柴田:人に還元できるなっていう気持ちがあるんで、僕は自分のコップから水が無くなってきたら、誰にも優しくしないんで。だから溢れた分だけ還元しますよって言う、目に見える人だけ大切にしようじゃないですけど、やっぱり価値観はいっぱい増やしていきたいなと思います。

竹内:でも凄く分かります。ちなみになんですけど私は、いつかカフェを開きたいな、なんて思ってて。で、自分でもホームページを立ち上げるとか、興味があるんですけど、結構高いですよね?どのくらいが相場なんだろう?

柴田:相場で言うと、大体ホームページって、普通の紹介するようなブランディングのコーポレートサイトだと大体一か月半とか二ヶ月ぐらいかかると仮説を立てて、大体都内の制作会社だと一人八時間働いた金額が5万円なんですよ。で、代理店とか10年以上やってる制作会社通さんとかですと一日8万円なんですよね。ラフマインドは、一日3万円なんですよね。フリーランスと同じ金額の相場感でやってるんですよね。

竹内:じゃ結構頼みやすい。

柴田:頼みやすいですよね。

竹内:そうなんですね。やっぱりめちゃくちゃ払わないといけないっていう印象があったんですけども。まあ内容にもよりますよね、きっと。

柴田:そうですね。

竹内:興味のある人は!是非ご検討頂ければと。面白いなんかたくさん笑っちゃいました。色々お話伺いました。

最新番組ブログ
パーソナリティ
  • 竹内由恵
    竹内由恵