株式会社グラムラフタースタンダード 代表取締役 小寺信仁
2003年より長きに渡って、ネットショッピング=EC業界を経験。
楽天、ヤフーショッピングなどで数々の賞を受賞。
2017年よりフリーランスでファッション系を中心に、
ECサイトの運営代行やECのコンサルティング、
WEB制作、撮影代行業務を展開。
2019年に株式会社グラムラフタースタンダード設立。
現在60以上のブランドのPR実績を持つ。
竹内: 小寺さんがいらっしゃった時、凄くラフにスタジオに入ってこられて。フラッと立ち寄った感じで(笑)あれ?小寺さんだよなぁ…と。
小寺: 他のゲストの方は、もっとカチッとされてますか?
竹内: なんでしょう、佇まいがラフといいますか。初めてじゃない感じですね(笑)
小寺: 失礼な感じでしたかね(笑)
竹内: 全然失礼じゃないです (笑)小寺さんをネットで調べさせていただいた時に、凄くカッコいい写真があったんです。
小寺: ホントですか、ありがとうございます!
竹内: 何だろう、こう上からこう見下ろして、キメていらっしゃる感じ。
小寺: バカにしてません?(笑)
竹内: してないです(笑)小寺さんのお仕事の内容は?
小寺: 僕、この会社立ち上げる前に、インフルエンサー的なことをやったんですよ。色々なブランドさんと仲良くなっていって、僕経由でインフルエンサーをキャスティングできませんかというところで、インフルエンサーマーケティングも、うちの会社の事業の柱の一つなんですけど。ECをやりながらインフルエンサーマーケティングもやっています。ブランドさんのECサイトをトータル的にも応援していきます、という会社です。
竹内: インフルエンサーマーケティングというのは?
小寺: ブランドさんが、例えば、このジャケットを今季仕掛けていきたいと。インフルエンサーを使って売れる仕掛けを作るとなったときに、うちの会社が受けて、今、うちの会社には、インフルエンサーさんのリストが大体300何人いているんですけど。
竹内: 300人ですか。
小寺: はい。で、このブランド商品に合う方をこちらでキャスティングさせていただいて、ターゲットデーを決めるんです。ブランドさんもクーポンだったり、セールの企画を当ててもらって、一斉にその日のタイミングでインフルエンサーにPRしてもらって、売り上げを上げる、ということをやっていますね。
竹内: なるほど、小寺さんの会社がインフルエンサーを紹介すると。
小寺: そうです、そうです。実は今、うちの会社の売上の7割は、そこです。
竹内: タレントのみちょぱさんがマスクを付けているのを見ました。
小寺: クロスプラス株式会社さんですね。 多分、色んなPRをされていると思うんですけど、インフルエンサーを使った施策は、うちでやらせてもらっています。
竹内: インフルエンサーマーケットって効果が大きいんですか?
小寺: そうですね。コロナ禍で、店舗からECに移って、売上を作るためにどこにお金をかけたらいいんだろうっていうと、今はやっぱりそこが一番費用対効果が良いと言われております。
竹内: なるほど。
小寺: 今、ウェブサイトに載ってる広告って、本当に広告っぽいし、押したところでただ買わせるためのバナーなんでしょう、みたいなところで、やっぱりクリック率がすごく落ちてるんですね。
竹内: あ~、そういうことなんですね。
小寺: はい。そこでインフルエンサーを使うと、そのインフルエンサーさんにファンが付いているじゃないですか、そのファンにすごく効果的にアプローチできるので創客が多いといいますか。うちはファッションに特化したインフルエンサーさんを抱えてるので。
竹内: そうなんですね~。
小寺: なかなかブランドさんから直接インフルエンサーにお声掛けしても、InstagramのDMとかってフォロワー関係じゃないと見なかったりとかするし、返事を返さないことが多いんですけど、うちみたいなところを介すると、話は繋がるんで。報酬面での交渉とかっていうのは、全部うちの会社がやってます。
竹内: 会社の名前、『株式会社グラムラフタースタンダード』、個性的ですよね?
小寺: そうですね、会社の名前を決める時に、字画占いとか好きなんですけど。
竹内: 私も好きです。
小寺: 絶対いいって出る字画と、検索した時にうちの会社しか出てこない名前じゃないと嫌だと思ったんですよ。
竹内: そうですよね、他には無い名前ですよね。どんな意味があるんですか?
小寺: アンドリュー・カーネギーさんっていう方の「笑い声のないところに成功はない」という言葉があって、「There is little success where there is little laughter」この「laughter」っていう言葉がいいなと。そこに「グラム」というのは、“魅力的な”とか“素敵な”っていう意味なんですけど、造語にして「素敵な笑いが僕らのスタンダードです」意味ですね。
竹内: 小寺さんの雰囲気からも、仕事が楽しそうだなって伝わってきますね。
小寺: そうですね。仕事ってずっと楽しいわけではないと思うんですが、楽しめないとな、という意味で。楽しいままだとサークル活動みたいになっちゃうんで、締めるところは締めなきゃいけないんですけど、なるべく楽しめるように環境作りは、努力してますね。
竹内: 今の時代、ECサイトの需要は高まっているんじゃないですか?
小寺: そうですね、店舗が閉まったり、店舗に足を運べないとなった場合、どうしてもインターネットというツールを使っての販売がメインになってきます。うちのクライアントさんの大手ですと、80~100店舗って持ってるところが、一気に売り上げが7割減とかなんですね。そこで、ECに力をかけるんですね。
竹内:なるほど。
小寺: そこでインフルエンサーマーケティングをやりましょうと。コロナ禍で世の中の会社さんが中々しんどい時期だとは思うんですけど、うちの会社は、おかげさまですごく売り上げが伸ばせていけますね。
竹内: 2003年からECに携わっていらっしゃいましたけど、こんな時代が来ると思ってました?
小寺: そうですね、その頃からECの時代が来るとは思っていましたが、まさかコロナ禍で、こうなるとは想定出来ませんでしたが。ただ、一方でリアルな現場が盛り上がっていないなって感じますね。
竹内: あ~実店舗が。
小寺: はい。今はECを盛り上げる会社をやってるんですけど、次のフェーズとしては、リアルを盛り上げるために何かできたらなと。やっぱり、外に出て人と会うのは、楽しいし、素晴らしい事ですので、そっちを盛り上げて行けたらなと。
竹内: 小寺さんが、今後したいことは?
小寺: いま、別の事業で、植物のショップを運営しているんですけど、コーヒーが好きなので、カフェスペースがある植物ショップを作れたらいいなと思っています。
竹内: 具体的に計画はあるんですか?
小寺: 今、植物のショップは、ECでやってて、放送された時には、うめだ阪急百貨店さんに実店舗を出している最中かも知れませんね。
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小寺: あと、最近カレーも好きなので、カレーをやってもいいかなぁって。
竹内: やりたいことが止まらないですね!
小寺: はい、カフェにするのか、今の時代、ノマドワーカーさんとかフリーランスの方が増えいるので、そういう方に仕事をする場所を与えるために、フリースペースでWi-Fi環境とかも整えて、会員制にして場所を貸すっていうこともちょっと面白いかなって思ってたりします。
竹内: 沢山やりたいことがあるんですね。みなさん、是非、Instagramものぞいてみてください。
小寺: はい、植物ショップ「RAFLUM」という名前でやっています!
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