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2019.06.17

#10 知ってるようで知らない病気「関節リウマチ」とは?

「聞くだけで元気になる情報」をお届けする”ぐっさんの健やかDAYS”

第10回目のテーマは…「関節リウマチ」

温泉の効能などで「リウマチ」と書かれているのを見たことがある方は多いと思いますが、
具体的に「関節リウマチ」がどのような病気なのか、
知っている方は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は専門の方をスタジオにお招きして、お話を伺いました。
ご登場いただいたのは、東邦大学医学部内科学講座膠原病学分野教授の南木敏宏先生。

先生が研究されている膠原病学とは、
いくつかの病気を含む学問なのだそうですが、
関節リウマチはその一つなんだそうです。

関節リウマチとは、
たくさんの関節に炎症を起こし、関節の軟骨や骨などが壊れてしまい、
関節の機能に支障をきたしてしまう病気のこと。

そして、梅雨の時期に症状が悪化することから、
6月は「リウマチ月間」と言われているそうなんです。
この期間は、関節リウマチに関する様々な啓発活動が行われているのだとか。

一般的に、高齢の女性が多いイメージの「関節リウマチ」ですが、
男女比率は1:4で、少なからず男性の患者さんもいるそうです。

また、近年は高齢の方が発症することが多いですが、
元々は30代〜50代の発症が多いのだとか。

つまり、いろんな年代の方が発症する病気ともいえます。

しかし、残念ながら、病気の原因は未だ不明。
遺伝的な要因や、環境的な要因があるのでは?という可能性も示唆されていますが、
親が関節リウマチだからと言って、
必ずしも子どもに遺伝するわけでもないとのこと。

症状としては、痛みを感じることが多いですが、
朝方、手などが動かしにくい「こわばり」という症状も出るそうで…
場所的には、手首や足以外にも、膝、肘、肩、指などに症状が出る方もいるのだとか。

なので、違和感を感じたら、
すぐに専門医を受診してみるのが良いそうです。
心当たりがある方は、ぜひお近くの病院へ行かれてみてはいかがでしょうか?

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パートナー
  • 東島衣里
    東島衣里