古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

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2024.03.03

2024年3月3日放送『1989年3月6日付・奇跡のオリコン週間チャート』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、

毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽を

ミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第106回目のテーマは『1989年3月6日付・奇跡のオリコン週間チャート』。

80年代後期、「アイドル四天王」と呼ばれた

中山美穂さん、浅香唯さん、南野陽子さん、工藤静香さん。

そんな「アイドル四天王」の4人が、同時にベストテンにランクインした数少ない週が、

この「89年3月6日」というわけです。

 

まず1曲目は、浅香唯さんで「TRUE LOVE」。

1989年3月6日のオリコンチャートでは、第9位にランクイン。

この年の1月25日にリリースされ、2月6日付で初登場1位を獲得。

その後の順位は、1位→3位→6位→9位→9位。

ご本人主演の映画「YAWARA」の挿入歌の1曲で、13枚目のシングルです。

 

2曲目は、工藤静香さんで「恋一夜」。

この曲は、前年の12月28日にリリースされ、1月16日付のウィークリー第2位で初登場。

以降、1位→1位→3位→2位→3位→4位と高位置をキープし、

1989年3月6日付けオリコンチャート第5位でした。

おニャン子クラブを経て、87年にソロデビューした工藤さんが、

88年に入って本格的に大ブレークしたことで、

この「アイドル四天王」の構図が完成したと言えます。

結果、80年代後半から90年代前半にかけて、

もっとも成功した女性歌手のひとりとなりました。

 

3曲目は、WINKで「愛が止まらない」。

「四天王」のほかにも、80年代後期を彩った人気アイドルたちはたくさんいます。

四天王に追随する存在として挙げられるのは酒井法子さん、そして、WINKです。

そのまま続けてお送りしたのは、南野陽子さんで「涙はどこへいったの」。

WINKは第4位、南野陽子さんは第3位にランクインでした。

 

お別れの曲は、中山美穂さんで「ROSECOLOR」でした。

1989年3月6日のオリコンチャート、堂々第1位に初登場。

前年の「人魚姫」「Witches」に続き、「フェアリー3部作」と呼ばれ、

ファンの間で人気の高い「康珍化 / CINDY」コンビによる楽曲です。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2024年3月10日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
    ミッツ・マングローブ
    ミッツ・マングローブ

    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。