古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2022.05.17

2022年5月15日放送『ドンマイ』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第26回目のテーマは『ドンマイ』。

この言葉、最近、口にしたこと、耳にしたことはありますか?

野球やバレー、バスケなどの試合で、

ミスをした仲間を 励ます言葉として使われています。

そんな「ドンマイ」というワードは、

歌の世界でも、使われることが多々あるようです。

今回は、そんな「ドンマイ」な曲をいくつか、集めてみました。

 

まず、1曲目はH2O で、「僕らのダイアリー」。

サビで出て来る「ドンマイドンマイ、今に見てろよ」というこの歌詞が、

当時のティーンエージャーには、大変新鮮だったようです。

スポーツの場で使う、どちらかというと田舎くさい「ドンマイ」が、

歌のフレーズになるなんて・・・。という驚きもあったとか。

ちなみに、1980年に この曲がヒットしてからは、

「ドンマイ」は歌詞のフレーズとして定着。

バンドブームにも乗り、いつしか「ドンマイ」は、

そんなにダサくないかも・・という位置までこぎつけ、

今人気の「JO1」の「GrandMaster」の歌詞にも使われるなど、

2020年代まで、脈々と受け継がれてきたようです。

 

続いて2曲目は、バービーボーイズで「ドンマイドンマイ」。

こちらは、ボーカルKONTAさんのソロナンバーですが、

今回のテーマで選んだ4組は、全員男性ボーカルでした。

「ドンマイ」と歌うのは、男性の目線のほうが多いのかもしれませんね・・。

 

「ドンマイ」をテーマに選曲した3曲目は、光GENJI SUPER5で「DON’T MIND 涙」。

サビで繰り返される「DON’T MIND 涙」のフレーズが印象的な楽曲。

アニメ「忍たま乱太郎」のエンディングでも使用されており、

当時これを観ていた少年少女たちは、

「DON’T MIND 涙」を聴いて勇気を100%もらっていたかもしませんね。

 

お別れの曲は、ビートたけしさんで「少しずつ消えていけYesterday」でした。

1983年リリース、ビートたけしさん2枚目のアルバム「これでもか!」に収録されていた1曲です。

こちらもサビの「ドンマイ」が印象的ですね。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2022年5月22日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

 

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パーソナリティ
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    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。