古美術永澤 presents ミッツ・ザ・コレクション

2022.05.08

2022年5月8日放送『ダンス』

音楽への造詣が深いミッツ・マングローブが、毎週様々なテーマと共に70年代・80年代・90年代の音楽をミッツ・マングローブ自身の解釈でお届けしていく番組『ミッツ・ザ・コレクション』。

第25回目のテーマは『ダンス』。

ダンスにまつわる曲は、これまでにも多くヒットを放ってきました。

今回は、そんなダンスミュージックやダンスにまつわる名曲たちを紹介していきました。

 

まず1曲目は、川崎麻世さんで「レッツ ゴー ダンシング」。

ジャニーズ事務所からデビューし、

整った顔と長~い脚で、女性たちをうっとりさせた麻世さんですが、

この曲の日本語訳詞を担当したのはJohnny K。

この響きから、誰を指すのか おわかりになるかと思います。

当時大流行していた、インベーダー・ゲーム特有の電子音にも注目です。

 

続いて2曲目は、早見優さんで「ハートは戻らない」。

80年代に入って訪れたのが、ユーロビートブームです。

ユーロビートとは、電子楽器をつかい、

主に四拍子の繰り返しを特徴とするダンス音楽の一種で、

日本では80年代半ばから、荻野目洋子さん、長山洋子さん、

ベイブをはじめ、多くのアイドルがカバー曲を歌っていました。

その中の一曲、ドイツの女性シンガーのヒットナンバーを、

森浩美さんの日本語訳詞と、西平彰さんのアレンジで、

早見優さんがカバーした曲を今回はお届けしました。

 

「ダンス」をテーマに、ミッツさんがセレクトした3曲目は、

石川セリさんで「ダンスはうまく踊れない」。

この曲は、作者である井上陽水さんが、

のちの妻となる石川セリさんへ贈ったという曲です。

「ダンス」が象徴するものはなんなのか、

そんなことを考えながら聴いてみてはどうでしょうか。

 

お別れの曲は、山本リンダさんの「限りなく透明に近いダンス」でした。

番組に関する感想・ご意見・ご要望などありましたら、

mco@1242.com までお寄せください。

お葉書は、

〒100ー8439 ニッポン放送「ミッツ・ザ ・コレクション」まで。

次回の放送は、2022年5月15日(日)17:30〜です。

どんなテーマでどんなセレクト楽曲が繰り出されるのか、お楽しみに!

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パーソナリティ
  • ミッツ・マングローブ
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    ミッツ・マングローブ

    ドラァグ・クィーン・歌手・タレント。総じて「女装家」。
    1975年 4月10日 神奈川県横浜市生まれ
    10代中盤ををロンドンで過ごす。 慶應義塾大学法学部を卒業後、 英国ウエス卜ミンスター大学に入学。商業音楽全般を学ぶ。帰国後2000年ドラァグ・クイーンとして東京でデビュー。以降、各地のクラブを中心に様々な活動やイベントの主催をする傍ら、05年に星屑スキャットを結成。07年スナック「来夢来人」にて丸の内初の女装ママに。
    09年頃からテレビでも活躍。
    2011年「若いってすばらしい」で歌手デビュー。2012年3人組コーラスグループ“星屑スキャット”のメンバーとして「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアよりメジャーデビュー。2018年星屑スキャット1stアルバム「化粧室」をリリース。野外フェスティバルへの出演含め精力的に活動中。
    2019年星屑スキャット初の全国ツアー「あ々喉仏」開催。
    2021年4月中野サンプラザを含む星屑スキャット全国ツアー「色、色々」開催。