ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜

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2023.05.29

#58 お笑いトリオ・グランジの遠山大輔さんをお迎えし、1時間のスペシャル放送!

ニッポン放送「ラジオ情熱ラボ〜ビジネスの先に〜」

パーソナリティは、新たな肩書き、茨城県の中高一貫校、下妻第一高等学校・附属中学校の校長先生 生井秀一と、アナウンサー八木ひとみです!

スタートアップ企業や注目の新規事業、未来に向けて情熱を注ぐ人、企業を代表する方をゲストにお招きし、事業を起こす際の進め方、成功へのマインドセットなど、ビジネスの実用的なお話を伺います。

ラジオ情熱ラボ

花王のエリートサラリーマンだった生井さんが、校長先生に!?

八木:花王株式会社 DX戦略部門の生井さんが、
この春から、中高一貫校、
茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校の校長に就任されました!
そもそも校長先生がラジオパーソナリティって前代未聞では?

生井:そうですね、前例のないことをやることは好きなので!
休日に収録していますし、茨城県にも承認をとって認められた個人の活動になります。

目的は外部と学校をつなげることによって、生徒により良い体験価値を持ってくることです。
正確には1年目は副校長で、校長先生の業務をしっかり学び、
来年から校長として指揮を取ります。

八木:茨城県が校長先生を公募していたんですね。
校長公募には1,645人の応募があったということですが。

生井:4年前から茨城県知事が学校教育の改革を行なっていて、
民間から校長先生を迎え入れています。
”起業家的リーダーシップを育成できる経営者”を募集していて、
求人を見た時は、「まさに私だろう!」と思いました。
八木さんと一緒に早稲田ビジネススクールのアントレゼミにいましたし、
花王時代も起業家的リーダーシップを持っているつもりでしたので。
自分のやってきたことを生徒に教えられると思い応募しましたね。

学校は良くも悪くも伝統は守りつつ、悪く言えば変わっておらず、
時代に対応する必要があると思います。
そこに外部の血を入れることは大切だと思います。

八木:生井さんが、茨城県の教育、ひいては日本全体の教育をどのように変えていけるかは、今後もこの番組を通して報告していただきたいと思います!

今回のテーマは、『学校教育の改革』!

八木:この春、
生井さんが茨城県立下妻第一高等学校・附属中学校の
校長先生になられたということで、
今回のテーマ『学校教育の改革』についてお送りします。

遠山さんは、10代に向けた人気ラジオ番組
「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM )で10年間、
“とーやま校長”としてリスナーの若者たちに寄り添ってこられました。
今回は校長先生つながりでもありますね!

遠山:4月に吉本興業のFANYというWebマガジンで、初めて生井さんにお会いし、対談させて頂きました。
生井さんはめちゃくちゃ面白くて、エネルギーに溢れている方だなと思いました!
今日も、シャツのボタンが全開ですもんね(笑)!

生井:今までの校長先生達と違うスタイルを作っていこうと(笑)!

「SCHOOL OF LOCK!」の“とーやま校長”

生井:遠山さんは10年間も「SCHOOL OF LOCK!」で“とーやま校長”をされていたので、生徒の声を聞いている数が半端無いですね。
受け答えも、もうベテラン校長ですね。

遠山:2時間の番組なんですが、月曜日から金曜日、電話で毎日10代の中高生や、たまに大学生とくだらない話から、受験や不登校の悩みなど話していました。

八木:「SCHOOL OF LOCK!」はオーディションを受けられたんでしょうか?

遠山:そうですね。
2代目の校長を探していた時に、何も知らされずにTOKYO FMに行ってくれと言われ30分間雑談したんです。実はブースの向こうにプロデューサーがいてその様子を見られていたようです。

この番組を聞いている子達には普段の学校生活がうまく行っていない子もいて、
僕は喋りは達者じゃなかったんで、それで選ばれたみたいですね。

八木:その不器用さや素朴さがリスナーの皆さんには安心要素になったんでしょうね。

現在の若者と触れて

八木:今の子達はデジタルネイティブと呼ばれ、置かれている環境が昔とは全く違うと思うんですが、
遠山さんは若者と話していて昔と違うと思うことはありましたか?

遠山:LINEの既読がどうだとか、SNSでの友達の活動がどうとかはありますが、
辿っていくと、形や見え方が変わっているだけで、結局僕が10代の頃と変わらないなと思います。
もとにあるのは、勉強と、家族のこと、人間関係など大きく分けて3つだけなのかなと思います。

生井:デジタル化によって手段が変わると悩みまで変わっているように見えがちですが、本質的には変わらないのかなと私も思います。

遠山:僕たちは30年、40年生きてきていろいろなことを経験していて、
10代の子達の悩みを聞いて、パッとこうした方がいいと思いますが、
それを絶対にスッと言わないようにしていました。
答えに顔が向くようにするにはどうすればいいんだろうと考え、自分なりに提案するように心がけていました。

生井:僕はずっと民間企業にいて、どちらかというと上からやりなさいと言われるマネジメントスタイルだったんですが、
学校教育に関わると、自ら動かせる・動くマネジメントスタイルなんだなと気付きました。
これが今の教育ですし、今後企業側にとっても必要なスキルですね。

ビジネス界とお笑い界と学校教育、うまく結びつける方法は?

遠山:先生同士って学校内や他の地域の先生の教え方知らないですよね。
お笑いは先輩のネタを見て、面白いなと思ったことを自分達流にアレンジしたりするんです。
先生も、面白い先生の授業のレクチャーを受けてやっていけば、魅力的な教え方をしてくれる先生が増えそうですよね。

生井:先生は個人事業主みたいな動き方をされているので、横の連携が取れていないのが実態ですよね。

僕は図書室の先生にマーケティングコーナーを作ってもらいました。
行動経済学は別コーナーにあったんですが、マーケティングのコーナーを作ることによって結びつくんだと。

図書室の先生同士の横の連携で、他の学校でも同じコーナーが出来ました。
他の分野がつながることによって実はマーケティングはこういうことなんだ、だから行動経済学を学ぼう、といったことをやっていますね。

 

番組への感想やご質問をお待ちしています!

番組では、リスナーの皆さんからのビジネスについての質問、感想をお待ちしています!

 メールアドレス:  jl@1242.com 

この日の放送は、期間限定でradikoタイムフリーサービスで聴くことができます。

<6月3日(土)までの期間限定!radikoタイムフリーで聴く>

番組名:「ラジオ情熱ラボ~ビジネスの先に~」

放送日時:2023年5月27日(土)19時30分~20時30分

出演者 :八木ひとみ、生井秀一

 

 

 

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